現代奏造Tokyo第9回定期演奏会《管打楽器合奏の限界と可能性~シェーンベルク以降の種々相》
2024年5月9日(木)19時~ 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
指揮:板倉康明
プログラム
・ピエール・ブーレーズ / イニシャル(1987)
・武満徹 / ガーデン・レイン(1974)
・西岡龍彦 / 独奏フルートとコンピュータ、ウインド・オーケストラのための『夢のかたち』(2024・改訂初演)
フルート:石田彩子 PCプログラミング&オペレート:瀧沢龍一 音響:富正和
・白岩優拓 / INVITATION VII〈祈りと魔法〉(世界初演)(2024)
・西村朗 / 秘儀lX〈アスラ〉(2023)
・アルノルト・シェーンベルク / 主題と変奏 作品43a(1943)
武蔵ホールでいつも素敵な演奏を聴かせてくれる下払さんが入っている団体の定期演奏会に今回も参加してきました。
現代奏造という名前がある通り新しい作品が多く、変わった演奏法やパーカッションもたくさんだったり。
最初の2曲は金管楽器だけだったり・・・。
3曲目のコンピューターとフルートという曲はめちゃ新鮮で、マイクで拾った拾った音を加工したり、演奏してないのにと思ったら
そちらから音が出ていた莉してましたが、オケともマッチしていました。
休憩後の1曲目が力強くて、私は好きでした。パーカッションを駆使した曲が多くて、そちらにも目が行きます。
不思議な楽器や、前に、藝大の発表でもその技法を使っていたシロフォンをバイオリンの絃のようなもので音を出すとか
聞くだけでなく、観るのも楽しいですね。
現代の音楽は耳なじみがないけど、こういう曲もあるのねと感じました。
最後のアルノルトシェーンベルクのサイゴンやレミゼのクロードミッシェルシェーンベルクの祖父の兄にあたるそうです。