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今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

平成最後の秩父酒呑巡礼

2019年04月17日 | 旅行・レジャー・ドライブ
前回は欠員で箱根に行ったが、今日の御朱印倶楽部は予定通り再び秩父巡礼続行だ。7時半過ぎに池袋で合流してまずはベッカーズでモーニング。

特急券は無事確保したので出発まで軽く打ち合わせをした。はたして本日はどこまで巡れるか?
予定では前回時間切れで行けなかった札所12番からの打ち出しとなる。
8時半発の特急は新型車両のLaviewではなく従来のNRA(ニュー・レッドアロー)だ。

NRAは1993年に登場して四半世紀を超え、さすがにニューとは言い難いご老体は残念ながら引退が決まっている。新型Laviewに切り替えて2019年度中には姿を消してしまうので、乗れるのは今のうちである。まあこれからのLaviewはいつでも乗れるしね。そんな話題で盛り上がってた時にC君から「時間が間に合わなくて飯能合流できない」とショートメールが来た。てか連絡不便だからLINEでやり取りできるようにして欲しいんだけど。

10時前に西武秩父駅に着き、結局C君とは現地集合になった。3人揃った所でコンビニで酒肴を仕入れていざ出陣!
最初の札所12番は駅から近く徒歩でも行けるので今回はバス移動ナシである。人通りの少ない国道140号線を進むとさっき通った西武線の高架をくぐる。
やがて札所12番の野坂寺へ。唯一西武池袋線の車窓から間近に見える臨済宗のお寺だ。

重厚な楼門造りの山門に入ると三面のあずかり観音や牛に跨った十王など迫力ある仏さんと出くわす。野坂寺は明治時代の終わり頃の火災で焼失したが、この山門だけは残ったという。
意外と言われないと気付かないが、本堂は昭和49年に再建されたものだそうだ。

手を合わせるお賽銭の横に、お賓頭盧さまかと思いきや「ふれあい観音」というアニメっぽい観音坐像が居て、これが金属製なのに触れると温かい。なんとヒーターを内蔵していて、高温になるとセンサーが作動して一定温度を保つハイテク観音なのだ。冬の寒い時期はここで暖をとっていく参拝者が多いという。

御朱印散歩倶楽部もなかなか行く機会がなかった札所12番を制覇したので、これで札所1番から21番まで参拝済となった。となるとお次は流れ的に22番からとなるのだが、場所が荒川を挟んだ対岸で移動に時間を食うので、今回は26番から攻める事に決定。
行き先は決まったが腹事情は情報が乏しいので、昼食は最寄りの蕎麦屋で済ませる事にした。

月見とろろ蕎麦に熱燗でパワーを蓄えて巡礼続行。さて次の札所26番と27番、オプションがあるのだが?
できれば行くのがベストだがそれ相応に時間がかかる。等と悩んでるうちに26番の円融寺に着いた。

ここ秩父ではまだサクラが頑張っていて、あちこちで俄か花見をしながらの巡礼は今日が最後になるかも知れない。次回の集まりはサクラどころか平成でもなくなるので複雑な心境だ。
さて26番の円融寺は、奥ノ院である岩井堂を管理する別当寺に過ぎない。でも御本尊の聖観音はこちらにあるので参拝して御朱印を頂いた。

奥ノ院の岩井堂はここから徒歩30分の山中にあるので、行くとなると往復1時間を見なければならない。では岩井堂からハイキングコースを経て護国観音を巡って札所27番へ至るという行き方もあるが、そうなると1時間半以上かかりそうだ。トリの28番も奥ノ院が控えているのでここで山登りをしてしまうと時間的に厳しくなる。

最終ジャッジの分岐点で路上ミーティングをした結果、26番奥ノ院は残念ながら諦めて27番を目指す事にした。平坦な道を秩父鉄道の線路に沿って進むと10分程で札所27番・大淵寺(だいえんじ)に着く。やはりこの場面で時計と相談したら、山歩き1時間半より平坦路10分に軍配が上がる。

山門越しの背後の山の切れ目に奥ノ院の護国観音が建っているのが見える。高崎観音・大船観音と並んで関東三大観音に数えられるがその中では小振りな方だ。それでも高さは15mあって電車の中からでも見える。今回26番27番の奥ノ院は断念したが時間が限られているのでやむを得ない。お次の28番へ向かう。今までは電車や車で行ったが、27番から徒歩で向かうのは初めてだ。地図に道の記載がないのでオカシイと思ったら、どうも巡礼古道らしい。

クルマ通行禁止で徒歩オンリーの未舗装路が線路伝いに続いている。恐らく江戸巡礼古道だと察するが、やがて県道72号に合流。案内板に従ってひたすら歩くとようやく札所28番・橋立堂に着いた。時計は15時ちょっと前。時間的にココが最後かな?という微妙な所だ。

札所唯一の馬頭観世音を参拝して、C君たっての希望で奥ノ院である橋立鍾乳洞も探検する事にした。入洞は大人200円、規模はそれほど大きくないが世にも珍しい縦型の鍾乳洞である。個人的には3度目の探検だが何度探検してもスリルがあって面白い。あ、奥ノ院だから探検じゃなくて参拝か(爆)

鍾乳洞を出て、これにて今日のミッションを無事に消化できたが、正確な電波時計はまだ15時を10分ほど過ぎたばかりだ。もしかして行けるか?次の29番!
今日のミッションでは全く想定していなかった29番は地図上ではそう遠くない距離だが、道筋は上り下りの高低差があるので一筋縄では行かない。

でもダメ元で29番を目指して歩を進めた。最初に買ったワインのフルボトルはもう空に近い。
通常お寺さんは16時で門を閉めてしまうから、この登り下りの苦労と疲労が報われるか運命の分かれ道。諦めず前向きに歩いてなんとか札所29番・長泉院に着いた。

時計は16時のわずか5分前だった。ぎりぎりセーフ!
参拝を済ませて御朱印を頂いた。これで線路を境に内側は30番を残すのみとなった。
御朱印が長泉院でなく石札堂となっているのは、文暦元年(1234年)に性空上人が巡礼の際に石の札を納めた事に由来している。

これにて今日の巡礼は無事に終了。16時を過ぎて達成感と共に一気に緊張が解けてダラけてしまったが、まだダラけるには早い。これから来た道をまた歩いて戻らなければならないのだ(笑)。いや~気が滅入るな。お次の札所30番はここから7キロも先なので、時間的にも体力的にも不可能である。残すは対岸の22番からと30番台か。

来た道を徒歩で戻り、途中から駅近道のショートカットを抜けて最寄駅の浦山口駅に着いた。ここからがまた試練!
ただでさえ運行本数が少ない秩父鉄道、いったいホームで何分待つのだろうか?・・・と思ったらとなりで待っていた人が「もうすぐ来ますよ」と教えてくれた。これは超ラッキーだ♪

タイミング良くトントン拍子にお花畑駅に着いて駅前の食事処で焼ソバを所望した。西武秩父に戻って早々に特急券を購入。出発までの小一時間を駅施設で過ごす。出来たらシメは温泉でノンビリと行きたい所だが、確実に寝落ちするので今回は止めにしておいた。

帰りの特急はレアなクラシック・ラッピング車両だ。これまたラッキーかも。でもレアなのは外面だけで乗ってしまえば中は同じなので関係ないか(笑)。てか結局3人とも速攻寝落ちで果てたので感動もヘッタクレもない(爆)
3人の誰も気づかず池袋でガバッと起きて慌てて飛び降りた。まあかなり歩き回って疲労が溜まっていたので仕方ないか。歩数計は23547歩と3万歩には至らなかったがまずまずの結果だった。本日の御朱印散歩はなかなかの進捗だったので残り9ケ寺となった。しかしこの先はハードルが高いので困難が予想される。
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花見と拝みと湯浴み

2019年03月31日 | 旅行・レジャー・ドライブ
平成では最後の年度末となる今日は日曜日だ。締め括りに京王高尾山温泉に行く事にした。きっかけは書類を整理していたらポロッと出てきた「500円入館券」だ。有効期限が今日なのでせっかくだから有効に使わせていただこうというビンボー臭い温泉芸である。
朝早く家を出て、山手線、京王線を乗り継いで高尾山口駅に着いたのは7時半過ぎ。花見シーズンの日曜日という事もあるが、こんな朝から結構な人出だった。

しかも大半の人がリュックを背負った登山スタイルだ。今日は温泉芸だけでは宜しくないので、締め括りとして薬王院参拝をメインにした。早速ケーブルカー清滝駅に向かって歩き出した。天気予報で日中は春のようなポカポカ陽気になると聞いていたので上着をどうするか悩んでいたが、朝の冷え込みで冬物を羽織って正解だった。高尾山口駅に降りた時の更なるヒンヤリ感がやばい。吐く息が白いのである。
ケーブルカーの始発は8:00だが、既に満席で乗車を閉め切りますとアナウンスがあった。

恐らく山の上で働く方々の通勤ラッシュであろう。運賃は往復930円。次発の乗車率もかなり賑やかだ。発車して日本一の傾斜角を昇って行くが、車窓が段々と秘境めいてきた???
終点の高尾山駅に降り立った途端、ヒンヤリ感が更に下がってまるで冷蔵庫の中に居るみたいだ。これ春物の薄手だったら完全リタイアになるところだった(汗)。とにかくガスって視界が凄く悪い。

展望は晴れていれば遠く新宿の高層ビル群まで見渡せるのだが、手前の木々の向こうはもうホワイトアウトで全く見えない。高尾山には何度も来ているが、こんな幻想的な風景もそう見れないので画像もちょっとサービスしよう(笑)

幻想的なムードに浸っていたら雨が降ってきやがった。増々ヤバイ。天気予報で雨は降らないのを知っていたが、超局地的なのか山の上なのか突然の雨に傘の用意もなく一気にテンションが下がる。恐らくここに来ている人の大半は傘無しだろう。まあ霧雨程度の弱さだが、長く続けばビショビショになってしまう。参道の十一丁目茶屋も権現茶屋も時間がはやくてまだシャッターが閉まっているので雨宿りも出来ない。男坂・女坂の分岐を男選択で昇って行く。

ようやく薬王院の山門に辿り着いた時、なんか景色が違う事に気がついた。山門前にあった「門前茶屋もみじや」がそっくり無くなってる。この茶屋と山門がセットになった景色がイイ風情だったのに、退店して空き地になってしまったのは凄く残念だ。
山門をくぐって参拝に入る。境内の土産店はまだ閉まっていたが、御護摩受付所だけは開いていた。

天気があまり宜しくないので、失礼ながら奥社は断念して飯縄権現社と薬王院を参拝。

この神秘的な光景は御利益も倍増しそうな気すらしてくる。時間とともに参拝客も増えてきたが、まだ本格的な賑わいではない。何といっても年間300万人と登山客数日本一なのだから、それだけでも凄い事だ。

石段を降りてさっきの受付所で御朱印を頂く。流暢な書体は手書きだから毎回違うし、また書き手によっても違ってくる。今回の御朱印もイイ感じだ。土日祝限定で配布される天狗の朱印も頂けた。

参拝で約1時間、降ってる雨が本格化するとヤバイので山を下りる事にした。ケーブルカー駅に向かって足早に参道を戻る。朝9時ともなると参拝に向かう人の流れも増えてくる。
参道沿いのお茶屋はようやく店を開け始めて、まだ準備中だったので朝食はお預けだ。
高尾山駅に着いた時ちょうどケーブルカーから降りてきた客が「うわっ何も見えね~!」と叫んでいた。まぁ花見であればそういうリアクションになるね(爆)。朝9時から帰る客なんて居ないとみえて、下りのケーブルカーの乗客は自分を含めて2人だけのほぼ貸切状態。逆にすれ違う登りのけケーブルカーは満員御礼だった。「ご愁傷様」とだけ申し上げておこう(笑)

下界の清滝駅に降り立ったらガスは嘘のように消えて雨も上がっていた。それにしても観光客の多さは凄い。軒を連ねた土産物店もようやく始動してこれから観光ラッシュとなるのだろう。

駅前の喫煙所で休憩しながら暫し花見を楽しんだ。

相変わらず蕎麦屋とか飲食系は開いてなかったので諦めて高尾山口駅に向かうが、その途中で酒まんじゅうの看板を見つけて2個ほどテイクアウトした。続いて高尾山名物焼きだんごも発見。

立て続けに購入して朝飯とした。酒まんじゅうは酒が入ってる訳ではなく、麹で発酵させたもので素朴な甘さでくどくない。焼きだんごはモチッとしてとても美味い。腹持ちが良さそうなので虫養いには充分だろう。団子の串は店に返すと10円キャッシュバックされる。
その足で本日のメインディッシュ、久しぶりの高尾山温泉へ。

今日の活動の原点となった500円チケットがこれで無駄にならずに活用できる。という事でこの温泉で本日のミッション完了である。ここもまた日曜日なので凄い賑わいだった。
久々の湯はいつものと違いが分かる。マイクロバブルのシルク風呂は肌触りが全然違って心身共に凄くイイ効果を齎した感がある。仕上げに人肌近い炭酸泉で引き締めて湯芸完了。
足早に京王線に乗り込んだ。駅前温泉だと移動の手間が省けるのでホント助かる。お次は高幡不動で途中下車。

いつかは行こうと思っていた高幡不動尊に初参拝である。この地でようやく落ち着いて食事が出来そうだ。と思ったそばからソバ屋を見つけた。参道に古くからある千寿庵というお店。

とろろ月見蕎麦にエビ天をトッピングして頂いた。朝から駆け足で高尾山を巡ってきて、ここでようやく腰を下ろして休めた気分だ。しばらくノンビリした後いよいよ高幡不動尊へ。

正しくは高幡山明王院金剛寺と呼ぶらしい。関東の三大不動尊として有名なお寺だ。創建は奈良時代に行基が開いたと伝えられる一方、大宝年間以前の開基との説もある、とにかく物凄く歴史のあるお寺なのだ。仁王門をくぐってまずは重文の不動堂から参拝。中から護摩修行の音が聞こえてくる。

境内は参拝者が多くてとても賑わっている。外人さんも結構来ていた。不動堂の背後には奥殿があって、こちらには有名な丈六不動三尊像が祀られている。賽銭箱のガラス越しの奥に大きい不動尊を拝観できた。奥殿は寺宝や文化財を保管する収蔵庫にもなっていて、寺宝展として有料で見学できる。せっかくだから見ていこう。拝観は300円。内部は佛画や仏像、古文書、土方歳三直筆書簡や新撰組縁の資料などは陳列されていて、順路のラストは間近で不動三尊像を拝観できる。これは是非見ておいた方が良いだろう。

シンボリックな五重塔は割と新しい建造物。出来るまで5年かかったというその様式は平安初期のもので高さは約40mある。そばに喫煙所があったので一服休憩した。ふつう喫煙所って隅っこに追いやられてあまり良い感じはしないが、ここは真ん前に五重塔が聳える、喫煙所にしては素晴らしいロケーションだ。

その後本堂の大日堂を参拝したが、尺の都合で「山内八十八ケ所巡路」は残念ながらまたの機会にした。

初となる今回の高幡不動尊は少々駆け足気味で巡ってしまったが、御朱印散歩倶楽部で来たときはじっくり探検したいと思う。シメに納経所で御朱印を頂いて撤収。京王線の高幡不動駅から徒歩5分とアクセスは良いので然程疲れない。と思ったら電車に乗った瞬間寝落ちで記憶が飛んでしまった。
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ただ何となく箱根

2019年03月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
朝いつものように池袋でG氏と合流して、まずはドトールコーヒーでモーニング。今日の身の振りをどうすべきか?・・・実はC氏が突然出勤になって参加できなくなったのだ。欠員の出た本日の御朱印紀行、一応は行き先は「箱根」というだけで何も決まっていない。

ガイドブックが無いので一応事前にチェックしておいた頭のデータが頼りになるのだが、チケットの予約もしてないので行き当たりバッタリの正しく「当たって砕けろ型行楽」である。
とりあえず新宿へ向かった。
小田急の発券カウンターでチェックしたら、次発のロマンスカーは既に満席、その次発も満席リーチ、結局特急券を買えたのは2本後でしかも席は離れ離れという番狂わせのスタートとなった。さすがサクラ開花後の日曜日!しかも春休み時期である。まあ逆によく特急券が買えたものだと両者口アングリであった。
ロマンスカー発車までの約1時間は近くの喫茶店で時間を潰したが、この1時間は想定してなかっただけにホント無駄だね。想定では9時頃新宿を出て・・・なんて描いていたが実際乗ったのは10時発だった。

始発の新宿から小田急ロマンスカーに乗るのは何年ぶり?いや何十年ぶりの超ご無沙汰だ。真っ赤な最新型の70000型GSEに乗る。奇しくも箱根湯本までは同行別行動である。

どうも今のロマンスカーって昔の中間台車永久連結式じゃないみたいだね。私鉄の運賃の安さと、箱根湯本まで1時間チョイというお手軽感は拍手喝采である。ちょこっと寝落ちしてる間にもう着いてしまった。

駅に降り立つ。当然ながらここに降り立つのも数十年ぶり。駅前は渡り廊下が出来て、とにかく人の多さが半端ない。目立つのはスーツケースを引く外人観光客の多さ!
この光景を見てさすがにマズイと思って、帰りの特急券を先に買っておく事にした。

駅前商店街の土産物屋が並ぶ風情は昔ながらでとても雰囲気が良い。通りのベンチに灰皿が設置されているので一服しながらダラダラ歩いて、まずは酒屋を探したがこういう時に限って目当ての店が無い。とにかく狭い歩道は人で溢れ返り、目の前の国道1号線も交通量が非常に多い。さすが国際的な観光地である。ようやくコンビニを見つけてワインのミニボトルを買った。

酒盛り逍遥もサクラを散見しながらだといくらか風情もイイ感じである。ワインをフルボトルにしないのは重いし荷物になるためで、小分けにミニボトルでチビチビやっていたらアッという間に空になってしまった。とそこに絶妙なタイミングで酒屋があったので、ボジョレーのミニボトルを買う。
今日の最初の目的地、早雲寺は徒歩で15分ぐらいだろうか。
門前のサクラが見事だ。早雲寺は大永元年(1521年)に創建された北條氏代々の菩提寺である。
しかし一般拝観はしてなく観光寺院でもないため境内はひっそりと静まり返っていた。何か嫌~な予感はしていたのだが、やっぱり敷居は高かったみたいだ。

ここまで明確にダメ出しされると潔い。インターホンを捺す手間が省けた(笑)。結果第一の御朱印は取得ならずで終了。こういうオチもまた日記的に見ればオイシイかも(笑)。さて昼食はどうするか?
G氏が途中でみつけたカレー屋に行ってみる事にした。「箱根かれーCOCORO(心)」という店。

所謂スープカレーの店である。まさかこんな所でスープカレーに出逢えるとは。地下に降りると店内はもう満席リーチの混雑だった。味は申し分なく美味い!
店の外観はボロっちいが店内の雰囲気はシャレオツで若者ウケしそうだ。実際「箱根ランチの人気店」でヒットするらしく、いつも賑わってるらしい。カレーのスパイスが効いてとても美味い。これでもっと量があったら100点差し上げたい。
店を出たらなんと外に入店待ちの行列が出来ていた。人気店ってのはホントだったのね。
来た道を戻るがワイン2本目も空になったので3本目を買って再び箱根湯本駅に戻った。

今度は箱根登山鉄道に乗った。今日は時間的に尺が足りないので最初から大涌谷や芦ノ湖等のスポットは想定していない。ではどうしかかと言うと隣駅の塔ノ沢で下車である。
お次の目的地は阿弥陀寺。結構山の上の方に在るお寺だ。

駅のホームに直結している深沢銭洗い弁天をまずは参拝。ここはもともと無住なので御朱印カウント外だ。ゴールドが増えますようにと金貨をジャブジャブ洗って参拝。さて、目的地の阿弥陀寺だが、スマホの地図では道が無い!
どうやって行けばいいのかサッパリ分からない。あたふたしてると跨線橋の脇に奥へ続く細い獣道を見つけた。袂に阿弥陀寺の案内看板を発見したので行ってみる事にした。状況は一変してもう完全に山の中である。傾斜がきつくなって本格的な登山になってしまった。

50代アラカンの身体は息が上がって、とにかく膝にダメージが来てかなりキツイ。かなり前にテレビで紹介していて、徒歩で行くのは結構キツと言ってたが全くその通り!
休み休み急傾斜を昇ってようやく阿弥陀寺山門に着いた。

もう息が上がって喉がカラカラなのでワインで喉を潤したが3本目も空になってしまった。こんな事ならドリンクを用意しておくんだったと後悔しつつ、あと一息だと自ら尻を叩いて腰を上げた。ちょうど上から降りてきた登山客に阿弥陀寺はどれ位か訪ねたら「あ、もうすぐそこですよ」と教えてくれた。
間もなく阿弥陀寺の屋根が見えてきた。琵琶の生演奏で有名なお寺であるが、それにしては人の気が全く無い。

なんかまた嫌~な予感がしてきたが、それは見事に的中!
廃墟感すら漂う無人感。インターホン応答なし。電話も出ない。なんとタイミング悪く人が居ない時間帯に訪れてしまったようだ。
結局ここの御朱印も取得ならず!
休憩してる間に登山客が一人だけ参拝していた以外は全く人の気配が無かった。
という訳で今日のミッションはこれでオワリ。欠員逍遥だから完全に「下見」なので別にショックは無いけど、手応えも無いので虚しさを抱えての下山となった。

塔ノ沢駅まで戻って登山鉄道で箱根湯本駅へ。帰りの特急は17時発なので、それまでの時間は駅前の喫茶ベルで潰した。まずは反省会。いや、反省すべき点は全く無い。むしろ無計画で箱根まで来れたのだから良しとしよう。結果的には広大な箱根のポータルをウロチョロしたに過ぎないので、下見第2弾第3弾は充分あり得るだろうね。

喫茶ベルは田中屋の奥にあって少々分かりづらい所にあるが、喫煙可の昭和チックな喫茶店だ。トーストがふかふかでとても美味かった。時間があればせめて畑宿まで足を伸ばしたかったが、出発がズッコケたので仕方がない。
仕上げに田中屋でお土産を買う事にした。定番中の定番・箱根寄木細工。張り物と違う無垢の敷物を買った。

無垢だから多少値は張るが、張物と違うマテリアル感がとてもイイ。寄木細工は弘化年間に始まった国際的な伝統工芸だが、応用製品がとても多くて見てるだけでも楽しい。もうちょっとブラブラしていたい所だが、特急発車時刻の15分前なので後ろ髪を引かれながら撤収、足早に駅に向かった。
帰りのロマンスカーはEXEだ。これも久しぶりに乗る列車だ。

箱根湯本駅を出て途中小田原で追加連結して新宿へ向かうが、寝落ちで記憶が飛んでしまってその先は全く覚えがない(笑)
周囲の騒めきで現世に魂が戻ったらもう新宿終点だった。駅前でG氏と解散して、本日のズッコケ下見はこれにて無事終了。
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久しぶりの湯けむり横丁

2019年03月17日 | 旅行・レジャー・ドライブ
日帰り温泉は延期や中止が続いてご無沙汰していたが、今日こそはという思いで車を出した。前回は早すぎたので今日は1時間遅らせてのスタート。首都高速も一般道も渋滞皆無だが交通量は多かった。
湯けむり横丁は10時オープンだが、日曜日の混雑を予測して早め設定で動いたが、またまた早すぎたらしく9時15分に到着。さすがに一番乗りかなと思ったらもうオープン待ちの車が1台来ていた。

パーキングは何処でも好きな場所に停め放題。こういう時クルマは時間が潰せるからラクだ。
入館時にフロントで名入タオルをくれた。珍しいなと思って調べたら開館14周年記念の特典らしい。先着250様限定で、通常この温泉では名入タオルの販売をしてないので結構レアかもしれない。

館内はオープン間もないから空いてる方だが、それでも平日より多い気がする。実際、人気の炭酸泉は空き待ちの混雑ぶりなので、先に露天庵湯の「萬祥泉」を味わった。これがとても良くてオススメ。唐辛子や生姜・蕃椒など8種類の天然生薬を入れた薬湯で、漢方独特の香りが漂ってとても癒されるイベント薬草風呂だ。期間は今日から19日までの3日間で、次回は25日から「健美泉」を実施するという。
その後炭酸泉も空きが出たので暫く浸かった。40℃ある薬湯の後のぬる湯なので火照りも落ちて居心地が凄く良い。理想的な湯浴みは熱湯の後に炭酸泉に浸かった方が良いかもしれない。
湯上りに食事処でうどんでも食っていこうとした瞬間、絶妙なタイミングで「稲庭うどん150円引きLINEクーポン」が配信されてきた。

早速クーポンを利用して稲庭うどんと添え付けに心太を所望。うどんのツルシコが堪らない。心太もツルツルでダブルすすりものをじっくり堪能して喫煙処でフィニッシュ。
仕上げにお風呂屋大定番のコーヒー牛乳と肩を並べるフルーツ牛乳で喉を癒した。フルーツ牛乳といえば
明治のフルーツ牛乳が4月1日で販売終了になるそうだ。

湯上りのお客さんが昔みたいに甘ったるい味を好まなくなったかららしい。てか今飲んでるのは雪印だからセーフだが、風呂上がりの一本は何故かペットボトルじゃなくて絶対的に瓶モノなのだ。メーカーは販売量が減少したため販売終了を決定したそうだが、ファンが大勢居るのだから量を減らしてでも細々と生産を続けてほしいもんだね。
久々の湯けむり横丁を堪能して撤収、帰路のバイパスは結構渋滞してしまったが高速はセーフだった。
このところ湯けむり横丁が定番化してるが、そのうち高尾山温泉も行こうと思う。

帰宅して早々に画像UDした後、夕食をゲットしに街中へ。
またもやマンネリ、いや定番のペッパーランチ1ポンド芸というオチで今日の日記は終了。
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時間調整は予定変更

2019年02月22日 | 旅行・レジャー・ドライブ
昨日まさかの番狂わせで、今日の秩父札所巡礼がマボロシーになっちゃったので、予定を変更して湯けむり横丁でのんびりする事にしたが、いつもの温泉ドライブではなく今日は電車での温泉芸である。埼京線で大宮駅まで行き、駅前から湯けむり横丁の送迎バスが出ているのでアクセスはとても良い。
久々Suicaをチャージして埼京線に乗ったが、思ったよりも早く大宮駅に到着。

早く着いたのはいいがいくら何でも早過ぎた。寝落ち防止と通勤ラッシュ回避ばかり気にしていたのか、慌てるにも程がある。送迎バスの始発なんてまだまだ先じゃないか。全くもって間が抜けてるとしか言いようがない。
さてさて時間調整はどうすべきか?
暫しコンコースで呆然と佇んだが、突っ立っていても解決しないので解答を期待して窓口を訪ねたら、ななかGOODな反応があったので再び改札を通った。時間調整は大宮を一旦離れよう。

かがやきは全席指定だが何とか3列センターを取れた。窓際とか好位置は到底ムリだがどーせ寝落ちするから問題ナシ。車内朝餉は万世のカツサンドを頂いたが、足りなければ車内販売で調達しよう。と思ったら案の定寝落ちで記憶が飛んで、いつしか車内アナウンスで蘇生。コレ目が醒めなかったらちょっと洒落にならん日記ネタになってたな(爆)
いつかは行こうと思っていた遠い先の予定を今日に持って来たのだが、時間調整にも程があるな。というかもう時間調整と言うより予定変更と言った方がいいかもしれない。

ホームに降りると東京よりは空気がヒンヤリしていた。改札を出てすぐに帰りの指定席券を購入して外に出た。長野駅はリニューアルされた駅舎が和のテイストでとてもカッコイイ。前回来た6年前は駅前がまだ工事中でパッとしなかったのだが、凄くイイ感じに化けたと思う。
気温は気持ちヒンヤリしてるが震えるほどの寒さではなかった。路肩に残雪を散見するが、用意した手袋も出番が無さそうだ。駅前から善光寺行きのバスに乗る。

今日の目的地は湯けむり横丁じゃなくて信州善光寺に化けた。前回〇ベー君と訪れた時は夏の30度越えの参拝で、彼が脱水症状に陥って途中棄権したため、今日はリベンジ的な再訪である。
長野駅からは150円で善光寺大門に着いた。参道まだ朝早いのか人影も疎らだ。

まずは善光寺大本願を訪れた。善光寺はこの大本願ともう一つの大勧進の住職によって管理されている変わった運営形態のお寺なのだ。

参拝後に宝物館も観ていく事にした。一般500円。大本願は尼寺で代々住職は皇室と縁があるので、展示内容も皇室ゆかりの品々が並ぶ。大本願を訪れたら是非ここは観ておいた方が良いだろう。御朱印は数種あって授与所が設けられており、とても親切に対応して下さった。お守りや御朱印帳など様々な授与品を扱っていて、手に握る陶器製の「ひとにぎり地蔵」の御朱印まである。

大本願を後に仁王門をくぐって仲見世に入る。朝メシとブランチの中間位の養分補給は、やはり信州という事で蕎麦屋に寄る。仲見世一番手前の喜多平で天ぷらそばを頂いた。時間的に観光客も増えてきて空いてた店内も次々客が入ってきて賑わっていた。天気も雪が解けそうなほど良いので今日はGOODな観光日和だ。

仲見世をブラブラお土産など冷やかしつつ、お次の世尊院・釈迦堂へ。善光寺七福神第七番札所で毘沙門天、釈迦涅槃像、摩利支天、不動明王を祀る宿坊。とにかく外観が煌びやかで映える。靴を脱いでお堂に上がり参拝したが、ここは授与品の数が豊富で見ていて飽きない。

そういえばダーヤスこと明日香が結婚して長野に引っ越した事を思い出し、長野に来ているとサプライズなLINEを送ったらスグに返事が来た。当然ビックリされたと同時に電話がかかってきたので、今善光寺に居ると伝えると、これから会いに行くとの事。あらまネタだけで終わると思ったら瓢箪から駒的な展開だわ。とりあえず時間を打ち合わせた後「大勧進」を参拝。

先の大本願と同じく住職によって善光寺を維持している。ここでは住職と言わず貫主(かんす)という。ちなみに大本願は上人と呼ばれる。奥にある護摩堂でちょうど運良く護摩法要が行われていたので、暫く傍観させて貰ったがとても良いものを拝めた感がある。御朱印を数点頂いてお次はいよいよメインの善光寺へ。まずは壮大な山門をくぐる。

この山門は拝観料を払うと上に昇る事ができるそうだが、それは後述。山門をくぐった先は大きな国宝本堂が迫力と共に目に飛び込んできた。前回は外だけの参拝で終わったので今日は中に入ろう。

それにしても大きい伽藍だ。拝観料は本堂(内陣・戒壇・史料館)500円、経蔵300円、山門500円で、三か所共通券(全部見れる)1000円を買うとオトクである。中に入ると天井の高さに目を見張る。伽藍の高さは30mあるというから中もかなり広々と感じた。靴を脱いで内陣で真摯に参拝して、そのまま地下の「お戒壇巡り」へ。これは瑠璃檀下の真っ暗な回廊で絶対秘仏の下まで行ける有難い道場。45m程の長さあると言われ、中の「極楽の錠前」に触る事ができると御本尊と結縁して成仏できるという。漆黒の闇はぶつかったり躓いたりしないかという恐怖感を味わう。なかなかのスリルを体感して心が浄われた思いがした。ここでは善光寺福寳という縁起絵銭を購入した。

本堂を出てそばの経堂へ入る。中に入るとまた八角形のお堂があって内部に一切経という仏教経典が納められている。この輪蔵という八角形のお堂は回転式で人力で回す事ができ、一周回すと一切経を全て読んだと同じ功徳を得られるとう。所謂「巨大マニ車」みたいなものだ。普段は参拝者数名で号令とともに回転させるが、たまたま自分一人だったので偉く重く感じた。

その後、本堂背後にある三重ノ塔「忠霊殿」に向かう。ここは戦没慰霊の仏式霊廟で昭和45年に改築された建物。中に善光寺ゆかりの宝物等を展示した史料館があって、ここも共通拝観券に含まれているので寄った方が良いだろう。いや、見て損はないので見るべきかも。

内部は歴史的史料が並んでお勉強になるので是非オススメしたい。忠霊殿を出て、財布が軽いのでATMの必要が出てきた。スマホ地図で調べたら近くにコンビニが無く、一番近い所でも徒歩で10分位の距離だ。ここで一旦善光寺域から出てマネーを下ろしに行った。そこに明日香から善光寺に着いたとLINEが届いた。あらまホントに来ちゃったの(笑)
コンビニでマネーを下ろしたついでにワンカップ真澄を買ってチビチビやりながら善光寺に戻った。

電話で所在を確認して2ケ月ぶりに彼女と合流した。いやいやまさか善光寺の境内で再会するとはね。
その後またもや共通拝観券を買って本堂へ。内陣を拝んでお戒壇に降りる。一度巡ってるので少し恐怖感は薄らいだが、前を歩いてる人にぶつかってしまった。すると右手に何かガシャガシャと手応えがあった。これか!極楽の錠前って。さっきこんなの無かったぞ(笑)。これで御利益を頂けた。後ろで明日香が「真っ暗でこわ~い」とビビッていた。そして経蔵でマニ車を回し、忠霊殿をもう一度巡って喫煙所で休憩した。ここまで巡って振り返ると、善光寺って凄いパワースポットだと思った。スタート時点で時間を間違えずに、普通に温泉行ってたらこの感動は味わえなかった。そう思うと朝の失敗は結果的に良かったのかもしれない。
一通り巡って善光寺の御朱印帳と鳩文字をデザインした手拭いを買った。
そして最後の拝観は山門へ。靴を脱いでいきなり急な階段を登っていく。係員の方が階段の傾斜は60度あると言っていた。

高さ20mの山門は国の重要文化財。上層の仏間は煌びやかで文殊菩薩騎獅像とそれを囲む四天王像が安置されている。長押に四国八十八ケ所の本尊分身が祀られていた。係員の説明では山門内部は撮影禁止、撮っていいのは山門からの景色だけだそうだ。外回廊の見晴らしが良い。善光寺独特の書体「鳩字の額」が手が届くほど間近に見れて迫力があった。展望台というほど高くはないが結構広々と見渡せる。ドローンみたいな画が撮れたけど網が邪魔だな(笑)。

これにていきなりステキな善光寺詣は終了。しかしまだ見てない所があるから、また来る必要はあるな。
少し遅くなったが明日香と昼食を取った。仲見世の今度は違う蕎麦屋に腰を下ろす。三種の味比べを頂いた。山菜蕎麦・とろろ・天麩羅と色々味わいを楽しめるが、器が小振りなのでこれじゃ腹一杯にならないだろうと思っていたが、完食して蕎麦湯まで呑むと意外と満腹感を得られた。

帰りの新幹線にはまだ時間があるので、書店に寄って「善光寺の謎」という文庫本を買った。地元でしか売ってないようなコアでディープなご当地本なら尚良いのだが、このカテゴリーはもうちょっと探し回る必要があるかも。他に形に残るお土産は善光寺福寳守、手拭い、御朱印帳、パスケース、鳥居ガチャ等。

まだ他にも色々興味を魅かれる物が多数あったので次回の課題にしよう。中には表紙が木製の御朱印帳なんて珍品もあったが3000円と高価だったので今回は見送った。
長野駅までは距離にして2kmもないので、バスには乗らず明日香と談笑しながら歩いて駅に向かった。

彼女は長野電鉄で帰るので、最寄り駅までご一緒して解散。彼女次回は戸隠をご案内しますと言ってたが果たしてどうなる事やら。という訳で今日はなかなか充実した面白い一日だった。
長野17:03発の新幹線かがやきに乗る。行きがジョボかったので帰りは安定のグリーン車でゆったり車窓を楽しむ予定が、しっかり寝落ちを楽しんで撃沈。しかし長野から大宮まで1時間で行っちゃうんだから新幹線はやっぱり凄い。

大宮からは行きと同じく埼京線で池袋へ。これにて温泉裏切り参拝劇は無事完結。

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恒例・秩父巡礼散歩

2019年01月31日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今月は変則的に月末になってしまったが、毎月恒例の御朱印散歩に今回も秩父を選んだ。まずはドトールコーヒーでモーニングして目を覚ます。

えびグラタンのサンドがなかなか美味かったが、それはいいとしてGちゃんが音信不通なので気ばっかり揉んでしまう。結局またもやの寝坊で特急発車の3分前にギリギリ滑り込みセーフ。オカシイと思って電話をかけるタイミングがずれていたら、今日の行楽は完全アウトになるところだった。

特急ちちぶは8時半に池袋を出て、途中飯能でCちゃんと合流して無事に西武秩父到着。さて今回は札所4番ピンで終わった前回の続きである。5番からのスタートとなるが、乗るバスまで30分以上空きがあるので歩いて行く事にした。

今日の喉越しは秩父錦ではなく赤ワイン。とても美味くてテンションが上がる。
西武秩父からだと徒歩で5番へ向かう途中に11番と10番があるため、順不同で今日の打ち出しは11番からとなった。
コンビニで買い足しした後札所11番の常楽寺に着いた。すでにワインのミニボトルが空になったので、Gちゃんとトレードして2本目に突入したがちょっとペース早いかな。

札所11番・常楽寺は国道から高台にあるこじんまりとした寺院で、昔は仁王門や庫裡もある大きな寺だったという。本尊の十一面観音には会えず堂宇越しに参拝して納経所で御朱印を頂く。書いて下さる奇策な年配女性と談笑が弾み、快いスタートとなった。その後国道を伝い坂水の信号を左折して暫く進むと札所10番・大慈寺だ。

ここはなかなか寺構えが宜しいと一行には好評の景色。今の所体調不良もなく順調に駒を進めている。
ここからは札所5番へ向かい、時計回りの一筆書きに11番・10番・5番と巡る予定だが、明日も仕事のメンバーが居るので時間巻き巻きの撤収早めで、目標を決めず行ける所まで行ってフィニッシュにしようと話し合いで決まった。10番から5番は少々歩くが細い住宅地を進むといきなり札所に出くわした。

こんな所に出るのか。初回のアクセスとは違う方向から5番入りした形だ。仁王門と観音堂だけの札所5番・語歌堂(ごかどう)は塀など仕切りが無くオープンな佇まいで、本尊は密教の女尊・准胝観音(じゅんていかんのん)。秩父の札所34ケ所で准胝観音を本尊とするのはここだけという。観音堂は無住なので、近くの長興寺納経所で御朱印を頂く。語歌堂は長興寺所有の境外仏堂である。

さてここからは次の6番・7番エリアまでは結構歩く。案内板には6番まで徒歩40分、7番は徒歩30分となかなかの距離だ。しかも道中飲食店やコンビニは1軒もない単調な道程。時間的にここで打ち切るか、それとも強行するか判断の分かれ目だが、暫く路上ミーティングした末、せっかく来たんだから行ける所まで行こうとの結論に達した。行けるなら9番辺りまで行きたい所だが、時間と相談しながら武甲山方面に向かって散歩は続く。これからは横瀬エリアに入る。

そろそろアルコールも抜けてきて何気にジワジワくる空腹感が気分を損ねるが、バカ話で盛り上がりながらの道中は然程疲労を感じさせない。それより今日は然程膝の痛みは無く、腰の機嫌も悪くない、なかなかGOODなコンディションなのが有難い。今回は並び順参拝ではないので先に7番・法長寺に到着。

山門の脇に「不許葷酒入山門」と刻まれた石碑が立っている。葷(くん)とは玉葱・ニラ・ニンニク等の臭いのキツイ野菜の事で、それプラス酒、これらを口にした輩は門をくぐっちゃいかん!という意味である。あ~あ全然気づかずに入っちゃった。ウチら完全にアウトでしょ(笑)
酩酊でもないので恐縮しながら巡礼続行。札所34ケ所では一番大きい伽藍を参拝して6番へ進む。本来なら5番から順に6・7・8と進みたい所だが、位置関係が微妙に奥まったり手前に在ったりで時間ロスになるので、合理的に巡る事にした。

法長寺からは徒歩10分ぐらいで6番・卜雲寺に着く。この界隈は西武秩父隣駅の横瀬エリアだ。地図を北にして札所の所在を見ると、6番・8番辺りが一番右下の外れに在る。ちょっと行けばもう芦ヶ久保だ。
談笑しながら御朱印を頂き、ここで時計と相談する。引上げか続行か判断の分かれる所だが、路上ミーティングの結果は続行。この勢いで8番・西善寺と9番・明智寺も制覇してしまおう。初回は8番9番とも車で行ったので、徒歩で向かうのは今回が初。卜雲寺からは国道と線路を跨いで向う側にあるのでそこそこ距離がある。

アルコールとバカ騒ぎの要素が加わると、意外と疲労を感じないものだ。独り黙々と歩いていたらきっと挫折していたかも。
8番・西善寺はボケ封じの御利益があると聞いた。当然これ以上ボケませんようにと願いを込める。併せてすべりませんようにと参拝して、全員ここまで来れた達成感みたいなものを感じてテンションMAXになる。
8番から9番へのアクセスは徒歩巡礼道を進んだ。クルマは入れない狭い古道でなかなか風情があって宜しい。移動手段が徒歩しか無かった江戸時代は、札所の全線はこんな土や石の自然道だったと思うと感慨深いものがある。
車道と合流して暫く歩いてようやく9番・明智寺に着いた。三菱マテリアルのダンプが行き交う界隈にポツンと一角だけ江戸時代が残ったような風景。

9番・明智寺は先に行った5番の語歌堂と同じく長興寺の境外仏堂だと知ってビックリ。じゃあ御朱印はここじゃなくて長興寺まで戻るのかと思ったら境内で頂けるようなので一安心。お堂は六角形の珍しいスタイルで平成に建てられた物という。さてお次は道すがら12番の野坂寺を経て西武秩父駅がゴールとなるのだが、時間的に厳しくなってきたのと同時に空腹も限界なので、今日は9番で打ち止めとなった。
しかしここに至るまで飲食店やコンビニは1軒も無し!
3人とも制覇した達成感より空腹感と疲労感が上回って、とにかく焦って最寄りの横瀬駅を目指した。

横瀬駅に着いたが、駅舎となりの観光案内所内に併設されたお食事処しか食べる所が無い(笑)
特急が停まる駅なのにコンビニすら1軒もないのはショボイの一語に尽きる。
天麩羅うどんを所望してようやく生気が戻った思いだ。今日を振り返って札所7ケ所も巡れたのは凄い!と一同歓喜に震えた。何たって前回1ケ所で終わっちゃったからね(笑)
帰路は変則的に横瀬駅から特急に乗った。

車内酒盛りも盛大に!と思ったら疲労で全員寝落ち(笑)
なんと飯能で途中下車するCちゃんまで終点池袋まで起きなかったという、笑うに笑えないオチで本日の巡礼はこれにて無事終了。
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初詣2019

2019年01月05日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は腰の調子が凄〜く良くなったので、朝から初詣に出かけた。土曜日の混雑を心配していたが、7時30分発の特急券を余裕で買えたので杞憂だったみたい。

無事に乗れたはいいが朝食がまだなので、できたら車内販売が欲しい所だ。乗った特急の乗車率は思ったより空いてる印象。一部は飯能で降りたが大半は終点の西武秩父で降りた。って事は殆ど初詣かね?
朝9時に改札を出たら、駅前の三峯口方面のバス停にだけ長蛇の列ができていた。

恒例の朔日限定「白い気のお守り」の配布はしてないと案内看板が出ていた。ここでの人気はやはり三峯神社のようである。自分も乗っかりたい所だがちょっと尺が足りないので、その三社のひとつである秩父神社で予定通りの初詣だ。西武秩父駅から徒歩10分ほどで鳥居に辿り着く。
そこまでの参道の商店街は、まだ9時過ぎとあって何処もシャッターが開いてない。辛うじてベルクが開店したばかりだ。
やがて秩父神社に到着。もう5日経ったとは言え結構賑わっている。

創建は2000年以上というとんでもなく古い御社は年間8万人の参拝客が訪れるという。今年は秩父札所巡礼のご縁もあって秩父神社にしたが、今日は初詣オンリーなので札所巡礼とは別行動だ。
戦国時代に焼失して徳川家康の命で再建された本殿を、全部入りで参拝した。厄除け・家内安全・交通安全・身体健康・方災消除・南無南里薩婆訶云々。

おみくじは2点買って大吉と吉が出た。「長い病気も徐々に回復に向かい気力の充実を図れ」とある。加えて「腹八分に抑え、暴飲暴食に気を付けよ」と・・・ギクッ。う~ん別に暴飲暴食してるつもりは無いんだけど、何故か心に刺さるお言葉。御朱印は脇の授与所で受け付けていた。入口の看板には混雑時は30分程かかると書かれていた。三が日はさぞかし行列が出来た事だろう。

受付で15分程かかると言われて引き換えに番号札を渡された。500円と少々割高だったが無事に初詣ミッション完了。その後ジョナサンでモーニングを摂って時間調整した。
祭の湯の10時オープンに合わせて駅に戻り、二の膳は湯詣でと洒落込んだ。

温泉の前に駅で帰りの特急券を事前購入して、カウントダウン形式で湯浴みする事にした。猶予は2時間で充分な枠だが、寝落ちなんかしたらパーなので記憶喪失芸はタブーである。
館内&浴場はオープン間もないのでとても空いていた。お目当ての炭酸泉なんていつでもどーぞ状態だ。
お手軽とはいえ結構遠くまで来ている「観光温泉情緒」を存分に味わいながら逆上せ上がり、茹蛸状態になって無事撤収。

仕上げにちちぶみやげ市でコスパの良い秩父饅頭(420円)を買って、12:25発の特急に乗る。帰りはなかなかお目にかかれないレトロラッピング車両だった。今日の秩父観光は午前中で呆気なくオワリ。

ドライブ観光と違って電車は到着時間がハッキリしているので計画が立て易い。加えて料金も安いのでとてもオトクである。帰りの車中は温泉で影を潜めていた寝落ちが一気に襲い掛かって全く記憶が無い。
14時前に池袋に戻って遅めの昼食は王将へ。

焼き飯(炒飯)と麻婆豆腐のキングサイズを所望。なんかこの組み合わせはルーチン化しそうだな。麻婆豆腐もキングサイズ(レギュラーの1.5倍)となると結構食い応えがあるので、腹八分で留めておくには丁度良い量だと感じた。その後東急ハンズを冷やかして終了。今日の初詣芸はコンパクトで時間も有効に余裕をもって消化できたので最高の一日となった。
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湯けむり初湯

2019年01月02日 | 旅行・レジャー・ドライブ
朝、それなりに覚醒。正確には夜更かし明けと言った方が自然かも(笑)
午前中は書き物やら掃除やら、正月番組を見ながら寝落ちしながら過ごす。昼飯は蘭蘭でラーメン&餃子の鉄板コンビを頂いた。

海鮮五目湯麺と名物鉄鍋餃子。割と濃いめの味の餃子はモチモチした皮で春巻状に巻いた物。鉄鍋が熱すぎて油がバチバチ跳ねるので近づけない。無理やり食ったら舌を火傷してしまった。
店を出てその足でクルマを出し本題の温泉ドライブ、今年の初ハンドル握りは去年と同じく湯けむり横丁へ。一般道も首都高速もそこそこ通行量はあるが比較的空いてる方だ。

しかしそれに反してビックリなのは、昨日まだ元日だというのにもう帰省のUターンラッシュが始まっている。中央自動車道で17キロの渋滞とニュースで報じていた。
こちらはスイスイ流れて14時過ぎに湯けむり横丁に到着。そういえば去年は元日が初湯だった。

やはり!混んでる。想定内だけどまあ人だらけ。お食事処も休憩処も盛況だ。今回は炭酸泉を30分ほど堪能してじっくり身体を温めた。特に急ぐ用事でもないが、後がつかえているので15時頃さっさと撤収して家に戻ったのはいいが、バイパスはかなり混雑していて少々時間が狂ってしまった。

帰宅してそのまんま東急ハンズへ向かう。正月2日の池袋界隈はものすごい人出だった。ビックカメラで売ってなかった探し物をハンズ頼みで物色しようという魂胆だが、ハンズでも扱いがなければもうアマゾンしかないかな。

結局探し物は見つかって無事購入。さすが東急ハンズと言いたい所だが定価なのでえらい出費になってしもた。しかしもっとコアな探し物はハンズにも扱いが無かった。もしやと思ってドンキにも寄ったがここでも売ってない。となるともうネットに頼らざるを得ない。アマゾンの前にメルカリという選択肢もあるので、探し物ツアーは暫く続きそうだ。
一旦帰宅して迫りくる寝落ちと戦いながら支度を済ませ、横浜実家へ向かった。
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本年最後の湯けむり横丁

2018年12月17日 | 旅行・レジャー・ドライブ
ブルーバックの掲示板がすっかり放置状態なので代筆すると、今日で2018年も残り二週間となった(ンな事誰でも知っとるゎ)。さすがに今月は多忙なので、ノンビリ温泉ドライブできるのも今日が最後になりそうだ。
10時オープンのいつもの湯けむり横丁に朝一番を狙って早起きしたが、支度途中にめでたく寝落ち。結局2時間遅れのスタートとなったが、朝一番を目指すなんていう時間に追われる目標は「ノンビリ」ではないので、今日ぐらいは時間を忘れよう。

昼前の一般道も首都高速もスイスイ流れてとても快適だ。雲一つない快晴だけど気温はヒトケタの寒さ。先日述べた寒暖差アレルギーも安定した冷え込みで影を潜め、鼻水の量もだいぶ治まった。だがゼロではない。今チョロチョロでてくる鼻水はリアル風邪の仕業である。
スイスイだった首都高速は与野出口で詰まって動きが止まってしまった。一般道も結構な混雑で湯けむり横丁に着いたのは12時半。

今日は月曜日だからか意外と空いていた方だ。じっくり炭酸泉を味わって身体が芯から温まった。残念ながら漢方薬湯はやってなかったのでそのまま終了。湯上りのモグモグタイムは安定のラーメン&カレー。

築地風醤油ラーメン(650円)とキーマカレー(700円)を頂いた。どちらも文句なく美味いので、メニューで悩んだらこの2セットを定番にしよう(笑)
モグモグタイムの次はスヤスヤタイムだ。喫煙所で一服したあとお休み処へ。寝落ちがすぐそこまで近づいているのが見えたので、秒速気絶は間違いない。
リクライニングチェアに横たわったらお迎えがやってきて《中略》気が付いて時計をみたら2時間経っていた。ようやく寝落ちのバータレも去ったので撤収して外に出たらもう真っ暗。しかも雨が降ってきた。
幸い通り雨だったようで傘は不要だった。

途中でマクドナルドに寄って夕食+夜食用に増し増しの夜マックを買って今日のミッション完了。
帰りのバイパスは時間的に大渋滞したが、時間が大幅に狂う程ではなかったのでモーマンタイ。
しかしせっかく炭酸泉で暖まったのに、帰路の底冷えでプラマイゼロ感が拭えない(笑)
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お祭見物

2018年12月03日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は休日にしては珍しく朝ちゃんと起きれたので、近所のドトールコーヒーにモーニングしに行った。普通だったら服着るのめんどくさ〜いでオワリである。そうなると寝落ちループで脱出困難になるので、早めに外出したのは正解だった(笑)

ブレンドとジャーマンドッグを頼む。休みの朝に散歩しながらのモーニングが習慣になったら、生活スタイルも少しは変わるかも知れない。ジャーマンは美味いのでオカワリした。近くにイタトマと、もう一軒喫茶店があったが、いつの間にかMrドーナツに変わっていた。
午後は丸亀製麺に行った。牡蠣づくしのうどんを頼んでみた。やっぱあのCM見ちゃったら行くでしょそりゃ(笑)

麺はコシ最強という先入観が良い方に裏切られ、柔らかモチモチでとても食べやすくて美味い。トッピングにえび天とかしわ天に鮭おにぎりを添えた。かしわ天は味付けした鶏のささ身でとても美味いのでオヌヌメなのだ。
その後は伯爵でコーヒーブレイク。いつもの炭焼珈琲を頼んだ所にM君から電話が来た。今とにかく大変な時期でヒーヒーらしい。暫く話したが電話に気を取られて全部飲んでしまった。という事で今日の伯爵画像は珍しく飲んだ後だったのでナシ。一旦家に戻ってすぐ駅に向かった。

16時30分発の特急は既に満席で売切れ。そうではないかと事前に買っといて良かった。
この時間で満席、次発の特急も満席リーチ、さすが日本三大に数えられる祭りである。
西武秩父には18時頃着いた。

予想以上に人で溢れ返っている。いつもは閑散としてる時間なのに、この異様な熱気は正直引く(笑)
今日3日は秩父夜祭で一番盛り上がる大祭なので観光客の入りも半端ない。去年の公式発表では38万人来たそうだ。

この時間だと何処で食べようかなんて心配は杞憂だった。駅前は数えきれない程の屋台や出店が並んで、逆に決めるのに困る位だ。こういう場所での焼きソバはとても美味いので、目玉焼き乗せの500円のヤツを買った。安定の美味。
今宵は秩父錦でも引っ掛けようと思っていたが、暴走しそうなのでノンアルモードで通そう(笑)
山車が曳かれるコースに移動すると、そこはもう居場所が無いほど観客で埋めつくされて、まるで前の人の後頭部を見に来たような混雑ぶりだ。とにかく少しでも良く見れる場所を探してあちこち歩き回る。場内アナウンスで19時30分から山車が回ると告げられると歓声が上がった。
とにかく秩父は寒い。じっとしてると芯から冷えてくる。
やがて祭囃子と共に太鼓の調子がズンズン響いてきて、豪華絢爛な曳山が近づいてくる。この迫力と美しさに暫し見とれる。

秩父夜祭は300年以上の歴史がある日本三大曳山祭のひとつに数えられている。もう2つは京都の祗園祭と飛騨の高山祭である。毎年12月3日なんて超多忙時期で休みなんて絶対取れなかったから、今まで行きたいと思っても不可能なまま20年が過ぎた。

今年になってようやく機会は出来たが、急な話だったのでじっくり検討する間もなく来てしまった。本当なら宵宮から時間をかけて存分に堪能したい所なのだが。ちなみに三大肩書であるとともに国指定重要有形無形民俗文化財なのだ。「動く陽明門」とは良く言ったものだ。

時折何の前触れもなく花火がドーンと打ちあがって歓声が上がり、景色に華を添えてくれるが山車とセットで撮りたくてもタイミングが分からないので撮影が難しい。となりの人が「ココで打ち上げてくれればいいのに!」と悔しがっていたが、ホント激しく同意だ。

しかも寒くてシャッターチャンスも手がガタガタ震えながらなので良い絵が撮れたか自信が無い。こりゃ風邪ぶり返すな。上町の山車には秩父出身の噺家・林家たい平氏が乗っていて観客が大興奮していた。
今回の機材は夜間撮影という事もあって久々RX1Rを持って行った。サブにLUMIXのGM5とTZ85、NIKONのKM170の4機だ。

昨今ユネスコの無形文化遺産にも登録された事もあってか、あちこちで観光で来てる外人さんを見かけたが、彼等が感動するのも分かるね。でも画像だけでは感動は伝え切れないかもしれない。
本当だったらラストまで見届けたかったのだが、3時間も立ちっ放しの歩きっ放しで膝と腰に極度の疲労が襲ってきたので泣く泣く撤収する事にした。

それよりこの大群衆が駅に殺到したらタイヘンな事態になるだろう。今宵はとてもイイものを見せて貰って駆け足ながらも来て良かったと思う。と余韻に浸りながら駅に急ぐ。21時頃の駅前なんて人っ子一人いないのに、この人の多さは異様だ。

帰りのホームにはタイミング良く21時35分発の池袋行き快速急行が待機していた。
幸い満員のすし詰めではなかったが座れない。快速急行といっても飯能までは各駅に停まるので1時間かかる。
飯能出た後に、桜台駅で人身事故が発生したため、この先運転見合わせの可能性もあると車内アナウンスがあった。なんと前回に引き続きまたもや人身かい!
その後時間の経過とともに事故はめでたく復旧して運転見合わせの危機から脱出したが、ダイヤが乱れ
て到着がかなり遅れるようだ。所沢駅でようやく空いてきたので座れて膝がラクになった。その後寝落ち。終点の西武池袋駅に着いたのは8分遅れの23時40分だった。なんだその程度の遅れなら全然モーマンタイ。という事で悲願の秩父夜祭見物はこれにて終了。
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良い風呂の日

2018年11月26日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は久しぶりに温泉ドライブに出かけた。本当は前の晩に行く予定だったが、日曜日の混雑を考えて今日に変更したのだ。
のんびり9時半に家を出て一般道は順調、首都高速も順調。しかし与野から下に出たら交通量過多で信号渋滞が起きていた。なんとか10時半に清河寺温泉に着いた。

月曜日の午前中だというのに、手前のパーキングは全部埋まってる。何という集客力か(笑)
客層は殆どが時間に余裕がありそうな年配の方々ばかり。ああナルホドと納得する。
今日は「いい風呂の日」だそうだ。言われは11月下旬になると風呂で暖まりたいという人が増えるのと、1126(いいふろ)の語呂合わせだという。なんだ歴史的な由来とかじゃないのか(笑)
炭酸泉上がりに竹膳(お食事処)で限定ふわふわ玉子のカレーうどんを頂いた。

今日の入館でめでたくスタンプカードの3冊目がいっぱいになった。スタンプ2倍デーとの事で4冊目に1個貰えた。記念に袋入りのタオルも買って撤収。さっさと帰るつもりがパーキングで1時間ほど寝落ちしてしまい、15時に帰宅する予定が15時発になってしまい、しかも首都高速は事故渋滞で詰まっているみたいだ。

蓋を開けたら渋滞箇所は降りる西池袋から先の話だったようで、ギリギリのセーフで逃げ切った。
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秩父御朱印ズッコケ散歩

2018年11月22日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今月下旬から仕事が多忙になるため、毎月恒例の御朱印散歩倶楽部も少し前にずらして今日行く事になった。時間が限られる中での駆け足巡礼でバタバタしそうだ。しかも風邪の症状がドイヒーで洒落にならない。加えて極度の寝不足状態!
このコンディションでは絶対何か起きそうでヤバイ。朝Gちゃんと合流して8:30発の特急ちちぶ7号で西武秩父を目指す。途中飯能でCちゃんが乗ってきてメンバーが揃った。

今回残念ながら不参加となったダーヤスは、今日新居物件探しで長野に行くらしい。今回は3名でいつもの巡礼なのだが、何気に寝不足の影響を否定できないので不安になる。西武秩父は寒かった。朝ジャケットは大袈裟かなと思っていたが、無いと困る冷え込みだ。

駅のコンビニで秩父錦が買える所がご当地で羨ましい。一行は酒売り場で三種呑み比べに興じて一服したあと西武バスに乗った。系統は前回乗った皆野行と同じだ。

追っかけ二順目の巡礼は前回3番で終わったので今日は4番の金昌寺から。降りるバス停もそのまんま「金昌寺」と分かりやすい。今回は4番5番と巡って、6番は離れているので先に10番~12番辺りを時間を見て巡る予定だ。
住宅の点在する路地を進み、小山の緑が迫るとやがて巨大な草鞋が下がる仁王門に着いた。

34ケ所の札所の中では一番大きい仁王像だという。石仏の林立する参道を進み本堂を参拝、その上の六角堂も併せて道中の無事を祈った。本堂に佇む慈母観音は札所のランドマーク的な存在で、ガイドブックには必ず紹介され、本によっては表紙を飾るカバーガールだ。

とにかくここは石仏の数が半端なく多い。県の文化財指定で合計1300躰以上あるそうで江戸時代は3000躰以上あったそうだ。この辺りから体調が少しおかしい事に気付いた。
納経所で御朱印を頂く。次の5番までは徒歩約30分ほどの道程。

札所はしばらくの間街中に在るので、山登りなどの目立った上下移動がない分いくらか気が楽だ。駐車場脇のトイレを済ませ、ベンチで一休みしている時、異変は急激に襲ってきた。一休みどころではない。
まさかの爆睡!

風邪の症状が宜しくない体調での極度の睡眠不足、それに歩いた疲労がのっかった上での飲酒。風邪・寝不足・疲労の三重苦に知らないうちに身体が限界値に達していたようだ。気付いた時には既に遅かった。「おーい起きろー。5番行こうよー」という声が耳にかすかに残ってる以外は全く記憶が無い!
寒空のベンチで爆睡というKY寝落ちでは風邪の症状悪化は目に見えている。
どれ位時間が経ったか覚えが無いが、デジカメの記録を読むと1時間以上記憶を失っていた事になる。同行の2人には凄い迷惑をかけてしまった。結局本日巡るであろう札所の所要時間を全部ベンチで消化してしまった。
さすがに寒い外ではまずいとタクシーを呼んでくれてようやく息を吹き返した。

残念だが今日の札所巡礼は愚生の不摂生で1ケ所で終了。西武秩父駅に着いてフードコートの席に着いたらまた寝落ち。しかし今日帰らなければならないので、そうも寝てはいられない。何とか魂を呼び戻して蘇生できた。まぁ札所は逃げないので5番以降はまた次回って事にして、今日は申し訳ないが撤収させてもらおう。と思ったら西武線が人身事故で一部不通という見事なズッコケオチ。不通区間はバス等で振替輸送するというアナウンスが流れていた。

一応電車はあるが、乗る予定の特急は完全運休なので、改札を入って来た電車に乗る以外方法はなかった。始発なので座れたがまたもや記憶が薄れる・・・ってどんだけ寝不足なのよアンタと自分にツッコミを入れたが、飯能で流れ解散になった事すら覚えがない(笑)
車内アナウンスで人身事故は復旧したそうで、乗り換えせずにそのまま帰れるのは凄く有り難い。
その後Gちゃんに肩を叩かれたら池袋に着いていた。復旧はしたものの、特急は相変わらず運休のままで、特急券売機の前には行列ができていた。
その後何とか体調を取り戻して彼とは改札で無事に解散となった。

駅前には恒例のクリスマスツリー。期は早いけどもうそんな時期か・・・。
よくよく考えたら今日はあまり固形物をクチにしていなかったので、伯爵に寄ってナポリタンを頂いた。
いやいや今日は参ったね。御2人には次回きっちり穴埋めさせて貰わないとね。
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秩父札所巡礼終盤戦

2018年11月11日 | 旅行・レジャー・ドライブ
本日も前回に引き続き秩父のドライブ巡礼に出かけた。朝7時に首都高速に乗ったら意外と流れている。交通量は多いけど山手トンネルから4号線、そして中央自動車道と渋滞で止まる事無く順調に進み、いつものように八王子から圏央道で北上して狭山日高ICで一般道に出る。

交通量が多めで詰まるのではないかと心配の国道299号線も滞りなく流れていた。今日はツーリングのバイクをやたらと見かける。

順調に正丸トンネルを抜け午前9時に秩父に入った。家から丁度2時間で着いたが、西武線特急なら1時間半を切るのだから電車のコスパは素晴らしい。
コンビニで朝食を取り、カーナビを調整して浦山口方面へ進路を取る。秩父の札所はあちこちに道標や案内板が出ていて、徒歩でもクルマでも安心して巡る事ができる。浦山ダムへ至る県道73号線を途中で逸れて細い道を進んでいくと、高さが65mある石灰岩の絶壁が出現した。

武甲山の外れに位置する札所28番の橋立堂はその絶壁を背後に建つ独特の景観だ。34ケ所ある札所の中で唯一馬頭観音を祀るお寺だ。加えて境内に鍾乳洞がある寺はここだけ。

過去に鍾乳洞目的でこの寺に来た事があるので今回は二度目の参拝だ。その時は札所を34ケ所全部巡ろうなんて無謀な行いは頭にも浮かばなかったが、こうして順打ちで札所を巡ってきたかと思うと我ながら失笑。
境内の一部で紅葉を散見できたが、まだ時期尚早のようだ。

埼玉県でも数少ない鍾乳洞を観て行く事にした。入場料は一般200円。順路の石段をずっと降りて行くと小さい鍾乳洞入口に着く。中はいきなり狭くて腰をかがめ気味に進んでいくと間もなく登りの階段。ここは下から上に向かって登っていく珍しい縦型の鍾乳洞なのだ。なので後は出口までひたすら登りである。

洞内は照明完備で通路も舗装されて足元は安心だが、階段が急でものによっては垂直に近いハシゴ登りの階段もあって下半身にゾクゾクくる。探検約10~15分と短いながらもスリルあって楽しめたのでココはオススメだ。この鍾乳洞は橋立堂の奥の院なのだそうだ。
御朱印を書いて下さる叔母さんは清掃点検で毎日鍾乳洞に入ると言っていた。ちなみに来月から冬季閉鎖になるので今日入れて良かったと思う。

本日の撮影機材はデジカメ5機種に増やしてみた。旗艦のGM5、スナップのG9X、トリミングのGR
、望遠のTZ85、超広角のKM170とそれぞれ役割を発揮させようという魂胆だが、早くも現場でアレコレ撮った撮らないで混乱している(笑)。恐らく帰宅後の編集はもっと混乱するかも。
続いて29番の長泉院へ。庭園が見事なお寺だ。橋立堂からクルマでは割と近いがガイド本によれば徒歩40分の道程。

参道入口のオドロオドロしい木が魔界村っぽい雰囲気だが「よみがえりの一本桜」という枝垂桜なので、満開シーズンは景色が激変する事だろう。境内の緑に囲まれた石庭に暫し見とれる。性空上人が巡礼で納めた石札が由来で別名・石札堂とも言われる。

元は笹戸山の山頂付近に建っていたが焼失・崖崩れで再建できず、現在の場所に落ち着いたとの事。そうと知って助かった(笑)
再び石庭をボーッと眺めて御朱印を頂きついでに「写真で見る秩父札所」というガイドブックも買っていく事にした。内容が分かり易くて東京の本屋では見かけないのでイイ記念になった。

さて札所も20番台が終わって最後の30番台に入る。今までわりと札所間が近かったが次の札所30番・法雲寺は7キロ先とかなり離れている。

29番からは車で約15分、徒歩だと2時間20分という道程。ここで区切って次回にまわすかと判断の分かれる所だが、こういう時のクルマは実に有り難い。最寄りは秩父鉄道の白久駅で、そこを過ぎて1㎞ほど細道を進んで行くと山の中腹で行き止まり、その先が法雲寺である。徒歩で来られた巡礼の方にはホントに頭が下がるね。

池を囲った見ごたえある庭園の奥にデーンと構える観音堂の存在感に暫し見とれる。余りに気を取られてスマホアプリのチェックインを忘れてしまった。これは失態!
江戸初期に建てられた朱塗りの観音堂は歴史の重みを感じる実に癒される光景だった。

専用駐車場にはマイカー巡礼の車が3台ほど停まっていた。玄関口の白久駅は熊倉山登山の下車駅でもあり、登山客やハイカーの方も散見した。ナルホドそうか今日は日曜日だった。だからいつも人ッ気のない巡礼もあちこちで巡礼者を見かけたのか。
30番を後に次へ向かう。30番~31番の札所間距離は全札所の中で最も長い。ガイド本によれば最短で約17㎞先の山中にある。歩いて行けば約5時間半かかる一番の峠である。

30番から先、31番、32番、33番、34番はそれぞれ距離があって1日で巡るのは無理だろう。富士登山で言えば八合目を過ぎた胸突き八丁といった所だろうか。
カーナビの案内で車を走らせるが、この距離を徒歩となると遭難という二文字も浮かんできそうだ。恐らく電車徒歩巡礼だったら31番1ケ所だけで1日が終わりそうだ。やがて県道から集落を抜けて細道は山へ分け入り、終点の駐車場に着いた。

視界に入ってくる仁王門は他とはちょっと違ったオーラを放っている。仁王門らしい威厳はないが珍しい石で出来た仁王像が仁王立ちしていた。観音院裏山から採掘した石材で彫られ明治元年に奉納された。高さは約3mあり石像の仁王像としては日本一大きいものだという。

周囲は森に囲まれた山寺で、街中の札所と景色が一変する。本堂は上の方にあるので仁王門だけがポツンと建っている感じだ。門から296段の石段を登って行くのだが、一直線のモンスター石段ではないので精神的な衝撃は無い。

点在する石仏や句碑を眺めながらの登段は気が和んで疲労も和らいだ感がある。やがて境内に到達して分岐を右に行けば本堂、左は西奥の院へ続くのだが、岩盤の崩落事故で通行止になっている。
境内に進むと、巨大な岩壁の窪みに建つ本堂の迫力ある景色が飛び込んでくる。観音山(698m)の中腹にある山寺だ。

左脇に落差20mの聖浄之滝、その上に石段と鎖を伝って登る「滝の上石仏群」があるが、これも落石崩壊の類で通行止になっていた。滝の手前には弘法大師による一夜爪彫の磨崖仏を見る事ができる。埼玉県の文化財で雨を凌ぐ屋根が設けられている。

この山一帯には十万八千躰の石仏があると言われるほどあちこち至る所に石仏が居て、崖の途中の窪みや路肩の茂みなど探しながら歩くのも面白い、石仏ファンには堪らない石仏ワンダーランドだ。
昭和47年に再建された割と新しい本堂を参拝して納経所で御朱印を頂いた。

御朱印ゲットの安心感でついアプリまで気が回らないものだが、忘れないうちにチェックインしておこう。でないとまた296段往復するハメになる(笑)
納経所の奥に東奥の院への参道が続いていて、更に登って行くと石仏や道標が現れ奥の院に至る。

手前の案内板に「東奥の院ミニハイキングコース」とあり、奥の院を含めてぐるっと石仏群を巡る参道が設けられている。よく見ると一周約15分と簡単そうだったので踏破してみる事にした。まずは奥の院を参拝して休憩所で一休み。そして振り返ると木々の間から遠くの山々が一望できた。さすが札所中最西端の31番である。しかしこんな山の中に在るとは些かクリビツ!

対岸の崖の中腹に、先程通行止めで行けなかった「滝の上石仏群」が見えた。といっても遠くて肉眼ではよく見えないので望遠デジカメで拝観。この札所31番は結構見所が多いので予想以上に時間を食ってしまったので、本日満願はちょっと無理そうだ(笑)ってどんだけ刻んでんだか。
あと3ケ寺を残すだけとなったが、それは次回に見送って今日はこの観音院で終了。

巨大な岩山をぐるっと回り込むように参道は続き、裏手に岩窟(かぶり岩)石仏群と畠山重忠馬繋跡を見る事ができる。観音院は東西2つの奥之院があるが、西の方は岩盤崩落の通行止めで観る事はできない。
味わい深い石仏を一躰一躰拝んでいては日が暮れてしまうので、キリのいい所で撤収する事にした。

拝観には約1時間半弱、もし西の奥之院も参拝していたとしたら2時間はかかっただろう。
駐車場まで戻り、来る途中にあった手打ちそばの観音茶屋で遅めの昼食&休憩をとる事にした。コンビニすら無い山の中だから食事は街中に出て…なんて思っていたから、このタイミングでお茶屋ってのは凄く有り難い。

店の中は早くもストーブが焚かれ、土産物フロアもある古民家風の良い雰囲気だ。鍋焼きうどんで身体を暖めた。秩父名物「鬼ころり」(山芋とそば粉を練って油で揚げた郷土料理)はここでしか味わえないそうだ。
ここで暫く休んで、今日の巡礼ドライブはこれにて終了。あとはカーナビに自宅を設定して帰るだけだが、ここまでは順調だったのにまさか想定外の大渋滞!

31番の山を下りて秩父市内を抜けて峠を越える予定が、秩父市内の予想以上の渋滞で流れが停まってしまった。そうか!今日は日曜日だからか。交差点の信号が青になっても進まず、恐らく青信号5回は見送っただろうか。メインの国道299号は酷道と化したのでコースアウトして急がば回れで空いてる道をショートカットした。
しかし大渋滞は秩父市内だけじゃなかった。299の正丸峠越路も断続的な渋滞で気ばかり焦る。
一番困ったのはトイレではなく猛烈な睡魔だった。これには参ったね。無事に帰宅する自信を失いかけながら窓全開にして目を覚まし、ようやく圏央道に乗れたのが18時。予定だと遅くとも17時には帰宅する計算でいたので飛んだトバッチリだ。まずは狭山PAでトイレ休憩。

睡魔の撃退アイテムとして「わさびチーズ」なんて美味そうな武器をゲットして高速を急ぐ。このチーズ鼻にツンツンきてとても美味いので睡魔が襲ってくる前に完食してしまった。
圏央道は流れていたが、中央自動車道&首都高速は断続的に渋滞したため、帰宅は3時間遅れの20時過ぎだった。
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湯けむり直行

2018年11月01日 | 旅行・レジャー・ドライブ
知らない間に11月になっていた。何だかジジィになると「1年半年感」がどんどん増してくるね。
多忙な仕事も何とか落ち着いたので、職場からそのまま温泉ドライブに切り替えて首都高速に乗った。一旦帰宅してタッチ&ゴーも考えたが、絶対タッチ&寝落ちアウトになるので、首都高速は下りずにそのまま埼玉方面へ。

交通量は多いけど流れているので、会社から1時間以内でほぼ予定通り21時に湯けむり横丁到着。パーキングは殆ど満車状態だったが、時間的にそろそろ帰る客も出始めたので駐車できた。今宵は暑くもなく寒くもなくノンビリ湯浴みできそうだ。

館内は結構混んでいた。仕事上がりとか若いグループ等で賑わう。意外と高濃度炭酸泉は空いていたので30分ジックリ堪能した。8月以来3ケ月ぶりの炭酸泉なので、このジワジワ感はいつも以上に感動的で5分気絶。いかんいかんココで寝るなら後の休憩処で果てよう。
湯上りに湯らり亭で横丁醤油ラーメンとミニカレーのセットを頂く。

ラーメンはサッパリしていてイイ味だ。カレーはオマケ程度かと思っていたらこれが実に美味い。仮にレトルトだとしても美味いものは美味い(笑)。次回はフルサイズでオーダーしよう。
その後一服して休憩処へ。入室5分ほどで記憶が無くなる。

館内に大音量で流れる蛍の光で目が覚めた。閉館1時。いま12時50分、完全に爆睡していたようだ。慌てて飛び起きて帰り支度をしたが、まだ寝ている人がいるのには頭が下がる(笑)
帰り際にマクドナルドに寄って夜食&朝食用に夜マックをテイクアウトして帰った。
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深大寺界隈を歩く

2018年10月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
いつものGメンバーと朝9時に新宿で合流して、まずは一服しようという事でCafeミヤマにシケ込んだ。喫煙所がどんどん姿を消していく中、こういう喫煙可の喫茶店はとても貴重である。ニコチンついでにモーニングを所望して軽く腹拵えした。
本日のお題は定例・御朱印散歩道の行楽、秩父巡礼の中休みに深大寺界隈の酒呑ダラダラ散策であ~る。
新宿から京王線で調布駅下車。数十年ぶりに降りるこの駅はホームが地下化してまるで別世界の様に様変わりしていた。

ここでCメンバーと合流する予定が寝坊で遅れると連絡がきた。それでは一服して時間を潰そうと、交番で喫煙所を聞いたら駅前はもう撤去されて無いそうだ。どんどん住みづらい世の中になっていくな(爆)
喫煙可の喫茶店も昨今レアな存在になりつつあるので諦めようとしたら目の前にあった♪

「ちとせやコーヒー」という店で、吸えるというだけでもありがたい。どうも喫煙者は悪者らしいから、コソコソ隠れてビリモクたれましょうか。モーニングセット・パート2はトーストを所望。
そこに遅れてCメンバー到着。まあ今日はご近所散策だから時間は適当である。一服談笑の後、駅からバスに乗る予定だったが、意外と近いから歩く事にした。
缶チューハイがそろそろ空く頃、調布巡礼その一「大正寺」に着いた。甲州街道沿いにしては静かな境内。

御朱印を頂こうと寺務所のインターホンを鳴らすと、暫くしてオバハンが出てきて対応してくれたが、ここで問題発生!
Gメンバーが持ち合わせが無くて、三人分まとめて五千円札で出したら、それが面白くなかったらしく
「そこで喋ってるヒマがあったら前もって両替してくるのが常識でしょ!」
と上から目線で文句をぬかしやがった。
自分の財布にはたまたまピッタリあったので払おうとすると
「もうイイですっ!」と逆ギレ気味にお釣りをバンと置いて奥に引っ込んで行った。
何だコイツ!?…三人唖然。「なに?今の態度!超〜感じ悪ぃ!」「ココ本当に寺かよ(笑)」
言ってる事は分かるが、あーいう態度と言い様はカチンと来る。
こんなくだらない事で文句を言われたのは初めて。せっかくの行楽で気分が悪くなったのは頂けない。ストレスを貯めるのもバカらしいので事を荒立てずに終了。格式高いお寺かも知れないが二度と行きたくない。その後酒呑歩きの肴が悪口大会になったのは言うまでもない(爆)
気を取り直して至近の布多天神社へ。

布多天(ふだてん)神社は健康・医療の守護・少名毘古那神(すくなひこなのかみ)を祀る他、学問や書道の守護・菅原道真公も祀る延喜式のお社で、創建は古過ぎてよく判ってないそうだ。

整理券と引き換えに御朱印を頂くが500円と少々お高い。お次は深大寺エリアに駒を進める。良い天気で行楽日和って感じだが、気温が上がって汗ばんできたのはちょっと困る。住宅街を通り裏道を抜けると深大寺門前に着いた。お茶屋や土産物屋が軒を連ねる参道は観光地の風情があってとても良い雰囲気だ。
この界隈さすがに「深大寺そば」の総本山とあって蕎麦屋の数がとても多い。全部蕎麦屋といっても良い位だ。ならばウチらも参拝の前に蕎麦を頂こうって事で山門前のお茶屋に入った。その名も「門前」といって実にGOODな建構え。

ウエルカム日本酒と肴におでんと天麩羅で骨休め、メインに粗碾そば(あらびきそば)を頂く。そばの食感と味はとても良かった。が、量が量なので残念ながら満腹には至らなかった。
いよいよ深大寺へ向かう。深大寺と言えば蕎麦が有名だが、1970年代初めの頃登場した日清カップヌードルの他に「深大寺そば」が他社から出ていた。そのそばが結構美味いのに置いてる店が少なかったので探し回った記憶がある。即席カップ麺なんて珍しかった時代の話だが、深大寺と聞くとそんな古き良き昭和の一幕を思い出す。話がそれてしまったが、いよいよ山門から中に入る。

さすがビッグネームだけあって平日でも結構な混雑ぶりだった。奈良時代の天平5年(733年)に開山したと言われる超古~いお寺で、縁結びに御利益があるそうだ。そんな御利益があるとは知らなかったので早速「金」との縁をお祈りした。

御朱印は隣の元三大師堂で頂けるとの事で併せて参拝する。元三大師は京都蘆山寺以来のご無沙汰である。御朱印帳を預ける際に整理券を渡されるという事はかなりの混雑ぶりが窺える。ここも御朱印1点500円。物価の高い東京だからなのだろうか?

御朱印は厄除けの元三大師、国宝釈迦如来の白鳳佛、宝冠阿弥陀如来の無量寿の3種類が頂ける。
深大寺を後に再びお茶屋界隈をブラブラする。お茶屋の店頭でみたらし団子を売っていたので、酒の肴に2~3本買って休憩。辛口の吉乃川と団子って意外と合うかも♪

続いて深大寺の近くに在る青渭神社(あおいじんじゃ)に行ってみた。市の天然記念物・大ケヤキが見事。彌都波能売神(青渭大神)を御祭神とする神社で、場合によっては無住の時もあるのでいつでも御朱印が頂けるとは限らないそうだ。

深大寺の賑わいとは対照的に人っ子一人居ない静寂に嫌~な予感はしてたが、見事的中で御朱印は頂けず参拝のみで終了。日本酒が結構効いてきたので、裏手の公園の芝生に大の字になって仮眠をとった。
15分ほど寝落ちした後、幾分スッキリしたので再びブラブラ雑踏に戻った。今度はお茶屋のランドマーク的存在「鬼太郎茶屋」に行ってみた。

やっぱり名のあるお店は想定通り満席だったので見物だけして撤退(爆)・・・次いでさっきのお茶屋八起でそばまんじゅうを売ってたので、またもや酒の肴に購入。さて、緩々の深大寺界隈散策はこれにて終了。Cメンバーはこれから高速バスで長野の法事に行くという事で一歩先に流れ解散となった。深大寺からはバス停が目の前にあって調布駅やつつじヶ丘へのアクセスがとても良い。

暫く待って調布駅北口行のバスが来たので、これにて今日の御朱印散歩は無事終了だ。深大寺からは15分ぐらいで調布駅に着いた。さすがバスは早くてGOOD。更に新宿までも早くてGOODなので、思ったよりも早くまだ明るいうちに解散できた。本日、割と都心に近いながらも歩数は1万5000歩を越えたのでミッションは成功である。地元に戻って仕上げに伯爵で休憩、酔い覚ましに炭焼珈琲でマッタリして帰った。
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