2006年の日本公演以来、もうストーンズは来ないだろうなんて思ってたけど、8年の沈黙を破って来日しましたね。一旦帰宅して興奮を余所に寝落ちしちゃった自分に呆れかえったが、ホント寝過ごさなくて良かったよ。
丸ノ内線で始発から10分程で後楽園というアクセスの良さなので、大して焦る事もなくノンビリ17時頃駅に着きました。駅前では「チケット譲ってください」と書かれた紙を掲げる人を見かけた。チケットは全公演完売したというから衰えない人気ぶりが窺えます。ドームに着くともうそこは想像を超える人の渦!

派手な格好した人が「ストーンズファンクラブです。会誌あげまーす!持ってって下さ~い」と言って雑誌を配っていたので、すかさず1冊貰ったらなんとSP(ストーンピープル)だった。バックナンバーだけどタダならいいか(笑)
ビックリしたのはコンサートグッズの売り場に続く長蛇の列でした。結構早い時間から販売開始したそうですが、この盛況ぶりじゃとても買う気になりません。通りすがりが「2時間待ちだってさ」なんて言ってたのには笑える。それじゃコンサート始まっちゃうじゃん(笑)
喫煙所で一服した後、22番ゲートから中に入ります。

入口の荷物検査で「カバンの中に手を入れて調べて良いですか?」と聞かれた。今回はかなり厳重なようです。会場に入るとステージセットが目に飛び込んでくる。今回は至ってシンプルって印象で、派手な櫓物がないのでちょっと肩すかしかな…。中に入ってからがまた長い。さっき貰ったSPが適当に時間潰しになったので凄い助かった。その間ずっとスタッフが「場内での撮影・録音行為は一切禁止となっております」としつこい程拡声器でインフォメーションしていた。前に座っていた女がスマホで撮影してたらすぐスタッフが飛んできて「やめて下さい」と注意していました。何やら今回は撮影マズそうだね。という事で今日は場内撮影は違反行為となるため一切撮っていませんので悪しからず。
18:30開演といっても実際始まったのは19時頃。オープニングのリズムに乗ってドンッと照明が落ちた瞬間全オーディエンスの大声援!そんでもって全員総立ち!どっかのマスゲームみたいに規則正しく全員起立する様は凄い。
オープニングを飾る曲はSTART ME UPだった。全然衰えてないな~(汗)この人達バケモンか?…8年のブランクを感じさせないパワフルな展開!凄いとしか言い様がないです。
2曲目はVOODOO LOUNGEからのナンバー、YOU GOT ME ROCKING。割と新しい所から攻めてきてどんなクレジットになるんだろうと期待でワクワク。演奏が終わってやっとミックがしゃべった。
「ドッモアリガトー!カエッテキタゾ トキョーッ!!」
場内大盛り上がりです。ブランクを挟む事なく3曲目はIT'S ONLY ROCK'N'ROLLときた!。歓声が更に高まります。こんな名曲を目の前で本物がナマで演ってくれるんだから、もう有難や~!って拝んでしまいます。
その後TUMBLING DICEへと続く。バックスクリーンの大型液晶パネルにダイスのアニメーションが流れます。もうカッコ良すぎるチャンジー達!
曲の後「トキョーニモドッテコレテ ウレシーヨ」とミックらしい片言口調で観客を盛り上げます。
次はチャンジー…じゃない、ANGIEだ!これは背筋ゾクゾク物でした。まさかコレを演ってくれるとは嬉しい!。初日のセットリストには無いのでちょっと得した気分。どうやら日によって若干内容を変えているみたいです。
そして去年7年ぶりに発表された新曲DOOM AND BLOOMと続き、ファンのリクエスト投票によって決まった曲がなんとSILVER TRAINです。こりゃヤラレタねぇ~。またもや山羊頭からの渋~い選択でノックアウト。次はイントロのポクポクで大歓声のHONKY TONK WOMEN。こんな往年の名曲オンパレードをナマで演ってくれるんだから18000円はお安いのかも知れません。さすがにGC席の8万円ってのは引きますが。やがてバンドイントロダクションに入り、ミックがメンバーを紹介していきます。相変わらずリサ・フィッシャーは人気あるね。ミックがチャーリーを茶化し半分ステージ前まで引っ張り出してきて、チャーリーが笑いながら「よせやい」なんて仕草でミックを払いのける一幕は会場の笑いを誘っていました。
キースが最後に紹介された後そのままキースボーカルに入り、SLIPPING AWAYが静かに始まる。オーディエンスは静かではないが。キースの格好良さ!ホントたまらんね、この渋さは。一時期不慮の事故で再起不能か?などと噂されたが、見た感じ全く普通のキースでした。ホントにこの人70?…不死身だ(汗)
本物のローリングストーンズと同じ屋根の下、同じ空気を吸う喜び。この時間が本当に貴重で幸せです。ひしひしと感じていたらHAPPYのイントロで完全に魂持って行かれた。今回は選曲が実に良い。

もう会場は、オリンピックが東京に決まった瞬間の大歓声をオープニングからずっと続けてるようなものだ。
目玉は何と言っても、デビュー当時から彦麻呂のように変貌を遂げたミックテイラーの登場でしょう。ギターがテイラーらしくて実にイイ~!
嬉しかったのは2006年の公演で聴けなかったMIDNIGHT RANBLERを演ってくれた事だ。こんなにハーモニカをカッコ良く吹く人なんてミックぐらいなもんだろうなぁ。サビの煽りをナマで体感できたのは本当に良かった。
MISS YOUはもう定番なので、やっぱり演ってくれて有難う!って感じですね。このテイクが無いと何かシックリきません。とここで黒く塗れを持ってきたから大歓声は更に高まった!
GIMME SHELTERも好きな曲なので大感激でした。リサのパートは彼女が花道に出てきて熱唱。サビの絶叫に釣られてオーディエンスも発狂してました(笑)
そしてその歓声は嵐のように高まったのがJUMPIN' JACK FLASHです。背筋ゾクゾク!。いつ演るのかなー?…もしかして今回オミット?なんて心配は吹っ飛んだね。今日は全曲、喉を枯らさない程度に合唱してるけど、このナンバーで枯れそうだ(汗)。そして次の曲はイントロの段階から場内はフ~ッフ~ッコールです。SYMPATHY FOR THE DEVIL…皆さん分かってらっしゃる。トリは何だろうと思ったらBROWN SUGARだ!。ステージの横幅は80mぐらいあるそうですが、そこをミックが端から端まで軽快に走り抜ける。おいおい70歳だぞ(笑)。年頭のチャーリーに至っては73歳!どーかしてるぞこの人達は(爆)
ブラウンシュガーの大合唱で幕を閉じ、一旦ステージが暗くなります。

アンコールはだいたい予想が付きますが、あれ?…ステージの左右に人の塊?…これもしかして合唱隊?…って事は?
やっぱりYOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANTだ!。しかもイントロの合唱入りですよ。アルバムテイクに近い演出は感動モノ。このイントロのコーラスをした方々、なんと洗足学園音大の合唱団なんだそうです。
もう最後のナンバーは分かりました。定番のSATISFACTIONです。もう会場は狂喜乱舞の大騒ぎ!何度も言うけど平均70歳のやる所業じゃないぞコリャ(苦笑)
大爆音の2時間がアッという間に過ぎ、ストーンズメンバーが並んでLAST BOWで幕を閉じました。耳がキンキン鳴る中、今度は民族大移動を乗り越えなければなりません。狭いドアを目指して数万の観客が殺到する訳ですから先手を打たないと!。終了アナウンスを聞く前にもう出口に向かいます。でもみんな考える事は同じ(笑)

何とか脱出したら、まだ外でコンサートグッズ売場が営業中でした。買いそびれた人達が突進しています。自分もそれに続いて売り場へダッシュしました。何だ昼から並ばなくても買えたじゃん(笑)
ツアーパンフは3000円とベラボーに高いので買うのを止めました。それより実用的なトートバッグが1500円だったので、それを買って撤収。

今日は実に良いライブでしたね。吃驚だったストーンズの平均年齢。それよりも吃驚なのは、初来日から既に24年も経過してるとう事実。何だかんだ四半世紀ですよ(笑)
今回6度目の公演だそうですが、95年の公演だけ仕事が休めず行けなかった事。これだけが未だに悔やまれてなりません。