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今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

秩父ドライブ巡礼

2018年10月19日 | 旅行・レジャー・ドライブ
関東は天気予報通り雨が降ったり止んだりの生憎な天気で肌寒い。当然上着が必要になるが、かと言って冬物を出す程でもないし判断の悩む所。
ガソリン価格高騰でドッチラケしまくりだが、今日は久しぶりのドライブ、秩父札所クルマ巡礼だ。
朝6時に出発、首都高速山手トンネルは想定内の通勤渋滞だが、4号線に出てからは徐々に解消されて流れるようになった。降っていた雨は上がってきたが、今日の予報では降ったり止んだりの天気だ。

首都高速から中央自動車道に入り八王子料金所に近づく頃は、だいぶ交通量も減って快適なドライブになった。高尾エリアに至って中央自動車道から圏央道に入り北上する。こちらも流れているが交通量は多い。途中狭山PAで10分程トイレ休憩をして本線に戻ったら「狭山日高→鶴ヶ島JC渋滞6キロ」の表示が出ていた。でもウチは狭山日高で下りるので問題な~い。

一般道はほぼ順調だった。国道299号線に入れば秩父まではずっと一本道だ。高麗から武蔵横手を過ぎるといつの間にか対向車線の交通量が増えてきた。時間的に飯能方面への通勤ラッシュなのだろうか、激しい渋滞に成長して延々と車列が続く。逃げ場のない一本道でこの異様な渋滞はホント気の毒である。いったい飯能までどれ位かかるのだろう。芦ヶ久保を過ぎて正丸トンネルをくぐれば秩父はもうすぐだ。コンビニで朝食を買ってカーナビにミッションを与える。目的地を設定して9時過ぎに巡礼スタート。
前回21番で終わった札所巡礼は続きの22番からの打出となる。

22番の石仏道標が洒落ていてカッコイイ。やがて童子堂(どうじどう)の仁王門が見えてくる。ここの見所は阿吽の仁王像だ。マンガチックで滑稽な姿は威圧感ゼロ。童子仁王という名で密かに人気があるという。納経所ではこれをデザインした秩父染の手拭いを売っていた。キャラクターグッズまであるとは(笑)

御朱印を頂くついでに手拭い(850円)も買った。「高くてすみません」と恐縮していたがイイ記念になった。童子堂は元々別の場所にあって明治時代に現地に移された。永田城跡に建つ別当の栄福寺が管理しているため、札所名も栄福寺で出ている場合がある。

本尊は聖観世音菩薩。田園の長閑な景色は心身共にリラックスできて良いスタートを切れた思いがした。
お次は札所23番の音楽寺へ。童子堂からは徒歩で約40分ほどかかるみたいだが車ならアッと言う間だ。
広大な秩父ミューズパークの一角にあるため、クネクネの九十九折を上がって行く。これは徒歩巡礼だとかなりキツそうだ。

広い駐車場に車を止めて石段を登って行くと音楽寺の本堂に出る。ここも本尊は聖観世音菩薩で銅葺宝形の存在感ある佇まいだ。音楽寺の名の通り歌手が新曲ヒット祈願で参拝に訪れる事もあるそうだ。本堂の一段下がった所に納経所があり、御朱印はそこで頂ける。

また、本堂裏手の山道を5分ほど上がって行くと「十三塚」と呼ばれる石仏群がある。秩父巡礼を開創した13権者を称えた石仏地蔵が横一列に並んでいた。巡礼のルーツここに在りという存在感は一見の価値アリだ。

小雨がぱらついたり止んだりと不安定な天気が続くが傘を差すほどではない。むしろカンカン照りの汗ばむ陽気じゃないのが助かる。
長尾根丘陵の高台に位置する秩父ミューズパークからの眺望が良い。晴れていればもっと綺麗に拝めただろう。

眼下にシンボルの秩父公園橋が見える。遠くの段差は荒川の河岸段丘だろう。殆ど利用者の居ないだだっ広い駐車場を後に次の札所24番へ向かう。丘陵の高低差を九十九折で一気に下り、荒川に沿って県道72号線を少し走る。やがて「二十四番寺」の看板が見えてきた。徒歩だと音楽寺から約1時間の距離だ。

手前の専用駐車場に停めて入口に向かうとまず目に飛び込んでくるのが長々と上に昇るモンスター石段だ。通称「百十六段一直線のきざはし」という何とも膝痛持ちにはテンションの下がる光景。石段の袂にレンタル杖が用意されていた。手摺を頼りに何とか昇り詰めると平場の境内に観音堂が現れる。この観音堂は左右に阿吽の金剛力士像が居て、仁王門と一体化した大変珍しい構造らしい。

納経所で御朱印を頂く傍ら、お守り楊枝という珍しい物を見つけて記念に買った。東屋風の休憩所に灰皿があったので一服しながら足腰を休めた。ここも眺望が素晴らしい。晴れていれば武甲山も拝めただろうに少々残念。

下りのモンスター石段は一層傾斜がきつく見えて足が竦む。足を踏み外したら一巻の終わりだろう。石段を降りたポータルの所にお茶屋がある。その名もそのまんま「24番茶屋」という土産物も扱ってるお店だ。開いていたので寄っていく事にした。

遅めのブランチ早めの昼食って事で炒飯を頼んだ。あれこれ小皿が付いて650円はなかなかのものだ。味も結構イイ感じ。今日はマイカー巡礼で大して体力消耗してないのでこれ位の量でも大丈夫だろう。
一服した後ひと呼吸置いてお次の25番に駒を進める。車のルートと徒歩巡礼道は違うので所要時間も違ってくるが、歩いた場合は24番札所から1時間20分ほどの距離にあるのが札所25番・久昌寺(きゅうしょうじ)だ。

駐車場に停めると赤い仁王門がお出迎え。扁額には久昌寺ではなく「御手判寺」と書かれている。これは札所開創十三権者の性空上人が閻魔大王から石造の手形石(手判)と証文を授かり、この寺に納めた事に由来する。この手判石で刷った物はあの世に無事に行ける通行手形になるそうだ。

観音堂から土手に上がると弁天池が広がり、その向こう側に本堂と弁天堂がある。札所では他にない水辺のある堂宇は絵になってイイ景色だった。春や秋など花卉に彩りが増す季節ならもっと素晴らしい絵になった事だろう。

前述の御手判刷りは秩父・西国・坂東合わせてもここでしか手に入らないレア物だそうだ(1枚500円)。納経所で購入する事ができるが、たまたま大きい金しか持ち合わせがなく見送ってしまったのは悔いが残る。さて次の札所26番からは荒川を挟んだ対岸に移動する。

遠くに浦山ダムを見ながら荒川を越えてカーナビに従って札所26番の円融寺(えんゆうじ)に着いた。時刻はもう12時半で午後になっていたが、予定通り順調に駒を進められている。暫くは平場で楽に巡礼できるだろうと安心していたら、円融寺は洒落たミッションを与えてくれた。それはもうひとつの札所26番、奥之院の「岩井堂」という存在だ。

ここ円融寺は岩井堂を管理する別当寺なので、本筋なら岩井堂もちゃんと参拝するのが筋である。しかしその岩井堂は背後の山中にあるのだ。いったいどれ位かかるのか御朱印貰いついでに聞いたら徒歩で30分かかると言われた。参拝や休憩も入れて往復1時間半か。となると今後のスケジュールがだいぶ狂ってくる。奥之院に行こうか止めようか暫く悩んだが、行かずにスルーは後悔しそうなので行く事にした。
円融寺に車を止めて岩井堂へ向かう。案内板が導いてくれるので迷う事はないが、途中で昭和電工という会社工場の敷地に出くわして行き詰まりになってしまった。

よく見ると脇に看板があり「琴平神社、札所26番奥之院へお出掛けの方は工場構内をお通り下さい」と書かれている。コレを見落としていたらアウトだった。ゲートから入ると守衛室で「どちらへ行かれますか?」と声をかけられた。札所26番奥之院と言うと地図を見せて行き方を教えてくれた。どうも参拝者はフリーパスらしい。巡礼道中でも工場敷地を抜けるのは恐らくここだけだろう。しばらく歩くと琴平神社の鳥居が見えてきた。その先をみて唖然・・・またもやモンスター石段出現!

この石段、さっきの24番よりも強力だ。途中踊り場があるだけまだマシか。息を切らして上がった先に本殿がひっそり姿を見せた。どうやら今日は無人で御朱印は頂けそうにない。ここから岩井堂へは戻る事なく山道が細々と続いているのでそのまま琴平神社奥之院経由で昇って行く。いやいやココまできてまさか今日山登りをするとは思ってもいなかったので流石に面を食らった。ようやく琴平神社の奥之院・金毘羅大権現の鳥居が見えてきた。

もはや息が上がって膝ガクガク状態。ここまで見失いそうな山道を辿って来れたが、雨が降る日は避けた方がいいだろう。暫し休んで更に奥へ続く山道を辿る。そして大きな岩を越えた先に岩井堂はあった。

江戸中期に建てられた舞台造の観音堂で、かつて本尊はここに祀られていたが山中で管理が行き届かないため円融寺に移された。やはり26番は円融寺とセットでお参りした方がベターだね。しかしハードな道程だった。ここまでの所要時間は教えられた通り30分程。

無住のお堂を参拝して、更に裏奥に続く石段を登っていく。すり減って苔むしてしかも雨で濡れているので足場は最悪。10分ほど登って正観音坐像に辿り着いた。
旅の無事を祈って、琴平ハイキングコース伝いに歩いていくと先に何かあるぞ?(ここで何だコレ!?ミステリーのBGMが頭に流れる)。

ここはどうやら修行のためのお堂らしい。ハイキングコースを経て札所27番へ行けるようだが、長く車を停めてるのも気が引けるので戻る事にした。往路は琴平神社の参道伝いにコースアウトして昇ってきたが、帰路は岩井堂の正規の参道を降りて行く形となる。これが凄まじくて石段が300段以上続くモンスター石段のラスボスなのだ。24番の石段なんて可愛いもんだ。

ひたすら下って振り向くと延々と上に続く石段。行きにこの参道を進んでこの光景を見たらリタイアしていた事だろう。再び30分程かけて工場敷地を抜けて円融寺に戻ってきた。荷物になるから傘は置いて行ったが降られなかったのが幸い、と思った矢先に降ってきた。これから先は雨の中の巡礼になる。
続いて札所27番・大淵寺(だいえんじ)へ。秩父鉄道の線路に沿って裏道を進んだ所にある。円融寺から徒歩約20分と割と近い。

山歩きで疲れたので車中で少し休んでから参拝に向かう。雨はもう傘が必要な位降ってきたので足元をHUNTERで強化して臨んだ。過日に遠くからでも見る事ができた山中のナゾの観音像はこの寺の背後にある。

参拝を済ませて納経所のインターホンを押したら暫くして寺の方が出てきて、ピンポン鳴らしてくれたのでしつこい営業電話を切る口実ができたと喜んでおられた。タイムラグは電話中だったのね。暫し御朱印と共にお話を聞く。秩父は朝から本降りの雨だったらしい。傘を差しながら一段上の月影堂という観音堂を参拝して、更にその上に続く山道を昇る。お目当てはナゾの大観音像だ。せっかくここまできたのだから拝んで帰りたい。しかし山道は急でぬかるんで歩き辛い。26番に次いで27番も山登りをする事になるとは想定していなかったね。ようやくナゾ観音下まで辿り着いた。フィニッシュは岩場を鎖につかまって昇り、ようやく到達。

正体は護国観音と言って昭和10年に開眼した高さ15mの立像で、高崎観音・大船観音と併せて関東三大観音と言われている。しかしこんな足場の悪い岩場にどうやって建てたのかと首を傾げてしまう。眼下の眺めは素晴らしく、遠くに先程巡った音楽寺等の対岸が見える。
今日は2ケ所の札所で山登りが発生したため、この後の28番以降は時間的都合と体力消耗で断念、次期繰り越しとなった。昇ってきた山道を戻って今日の巡礼は終了。

今回巡ったのは22番から27番までの6ケ寺。予定では30番位まで行くつもりだったが、後半が思いのほかディープだったのでペースが乱れた。疲れはしたが楽しい巡礼だったと思う。地図だと平坦で分かりづらいが、道中の高低差はかなりのものでアラカンのオッサンには結構堪えた。これから札所終盤になるにつれ、遠い山中の札所になってくるのでゴールはまだまだ先といった感じだ。

さすがに炒飯だけでは腹も減ってきたので、国道沿いの幸楽苑に寄って食事をとった。王道の中華を堪能して少し元気を取り戻した。いつの間にか雨は上がって陽が出ていたけど、もうそろそろ日没だ。

シメの温泉の前にスタンドで給油したらリッター157円だった。今日一番のドン引き数値!
これじゃどっか行こうなんて気にならないね。西武秩父駅まで来て、久しぶりの駅前温泉・祭の湯に寄るのはいいが、駅前パーキングが満車だったら断念して即撤収となる。

結果、パーキングは空いていたので無事に温泉到達!
その前にお土産に秩父錦を買って湯に浸かる。高濃度炭酸泉が足腰に気持ち良い。他に壷湯やシルク湯を堪能して寝湯で本格的に寝落ちしてしまった。

17時過ぎに入って滞在3時間、出る頃はフードコートも土産物屋も蛍の光が流れていた。これにて今日のミッション全て完了。次回来る頃はもう冬物必須だろうね。秩父を後に真っ暗になった国道299号を圏央道に向けて走る。朝の大渋滞がウソのように全く交通量が無い。

たまに秩父方面の車とすれ違う程度の静寂ぶりだった。無事に圏央道に乗り、狭山PAで休憩をとって順調に帰路に乗る。帰宅は0時過ぎ。てっきり真夜中になると予想していたが意外と早かった。
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秩父追っかけ札所巡礼

2018年09月28日 | 旅行・レジャー・ドライブ
台風24号のバータレが接近してるのに、今日は奇跡的な好天に恵まれた。昨日は荒天、今日好天、何たるラッキーな行楽日和だろう。前回の秩父は気温35度の茹だるバテバテ巡礼だったが、今日は最高気温26度ぐらいなのでぐったりしなくて良さそうだ。
朝8時に池袋駅集合。8時半発の特急に乗り、朝食のサンドイッチと共にワンカップ大関で身体に火入れをした。

今回はダーヤス初参戦という事で秩父三十四ヶ所観音霊場は振り出しの一番から巡る事にした。個人的には途中からダブって中途半端だったが、今日は追っかけ巡礼として二度目の札所巡りとなる。
車中の会話が弾んであっという間にスイッチバックの飯能駅に着いたが、ここで途中乗車する予定のCちゃんが間に合わず西武秩父駅で合流する事になった。
10時前に西武秩父到着。

雲一つない快晴でとても台風が接近してるとは思えない素晴らしい行楽日和だ。天気予報によると台風24号接近に伴って天気は下り坂なのに、晴れマークがついてるのは今日だけという奇跡。恐らくダーヤスが晴れ女なのだろう。少し遅れてCちゃん到着でようやく役者が揃った。
ようやく駅前始発の西武バスが来たので乗りこんだ。

初回でも利用したが札所1番へはこの皆野行のバスで行くのだ。本数が少ないので乗り遅れると1日のスケジュールが大幅に狂ってしまうのだ。乗ること20数分で札所一番に到着。1番の四萬部寺(しまぶじ)の真ん前にバス停があるのでアクセスは凄く良い。

四萬部寺の名は性空上人の弟子が4万部の経典を読経して経塚を建てた事に由来する。境内正面に建つ観音堂は320年の歴史の重みをヒシヒシと感じる。発願に相応しい身の引き締まる光景だ。

納経所はさすがスタートを飾るに相応しく、巡礼用品が豊富に揃っていて見てるだけでも楽しい。今回は初回の結願を待たずに二度目の船出という事で専用の納経帳と帳袋を購入した。

四萬部寺でノンビリ寛いでいよいよ札所2番へ。次に向かう2番の真福寺(しんぷくじ)までは徒歩40~50分の道程、しかし高篠山の中腹にあるためその道程はほぼ上り勾配なのだ。道は目的地までずっと舗装路で歩きやすいが、イイ天気過ぎて気温も上がってきたので汗ばんできた。最高気温26度って着る物にちょっと悩む。

地酒の武甲正宗はサッパリした味わいで疲れも和らぎそうだ。道は宅地を過ぎて徐々に勾配が出てきた。やがて民家も途切れて山間部の景色になると勾配もキツくなってくる。う~ん雲ひとつ無くてスッキリな分日差しがキツイ。ダーヤスの日傘は正解かも。

道はやっと木陰に入ってひと段落。案内板が出てこないので札所2番はまだ先だが、一度踏破している道程だから先の見えない不安は全く無い。独り黙々と登るのも良いが、複数でバカ騒ぎしながらの飲酒登山もなかなか楽しい。

やっとの事で2番真福寺に着いた。無住のお寺で近くに民家はあるものの、ひっそりし過ぎて異様な雰囲気だった。夜なんかに来ようもんなら完全に肝試しである。無住で誰も居ないお寺なので御朱印はココでは貰えない。代筆はここを末寺とする光明寺が麓にあるので、そこまで下りなければならない。

のっけから2ケ所1セットで山登りを強いられるハードルの高い札所だが、無事に到達できたのでしばらく休憩する事にした。江戸時代の札所順番改変の折に新たに1番が付け加えられて三十四霊場になった。
その34番目のお寺が真福寺である。東京23区で言えば練馬区みたいなもんだ。

札所三十四ケ所は山間部を除いて大半は高低差が然程ないので、2番を過ぎれば暫くは横移動だ。後は下るだけ。登った記念に缶チューハイで乾杯して2番札所を後にした。こうして見ると2番の登り下りも全行程舗装路で車でも楽に行けるようになっている所が凄い。ただ道が狭いので大型車はキツイかもしれない。ウチらは途中から歩行巡礼路に入りショートカットで一気に麓まで下る。

割と手軽に都心では絶対味わえない景色を存分に堪能して無事下山。今日はみんな翌日も仕事なので早めに切り上げるため、次の3番札所で撤収する事にした。一山超えて平坦路に落ち着き、通り沿いのベンチで休憩して2番の納経所・光明寺に向かう。陽射しが何気に強くなって、既に上着は脱いでいても尚暑くて汗ばんでくる。

ようやく2番納経所の看板が見えて長~い2番の1セットが終了となる。聞く所によると真福寺に登らず光明寺でちゃっかり御朱印だけ貰っていく人が居るらしい。それじゃあ巡礼の意味無いんじゃないの?

この頃はだいぶ気温が上昇して何気に夏日だ。とても台風が近づいてるとは思えない。酒もだいぶ回ってきて時折フラッと足にくるが、吉澤ほどじゃないのでまだまだ大丈夫。しかし神聖な巡礼に不謹慎ではないかと恐縮するが、本音勝負と都合よく美化してお茶を濁しておこう(爆)
これまでの行程で我々以外の参拝者や巡礼者は2~3名程だったように思う。

納経所で御朱印を頂いて休憩。発願から最初のハードルを無事に乗り越えた安堵感で肩の荷が下りた思いだ。ここから終盤の山間部までは、あまり高低差のない街中の巡礼となる。光明寺を出て次の3番へ向かった。札所で案内地図をくれたり、予めガイドブックを持参すれば頼もしいが、それらの類が無くても良いぐらいあちこちに案内看板が設置されているので不安になる事はない。現代の看板に併せて江戸時代の古い石標も散見できるので、それらを探しながら歩くのもまた楽しい。

平坦な住宅街を抜け荒川を渡る。著しい登り下りはないからラクだが夏日も手伝って疲労が出てきた。そして腹も減ってきた。さっきの蕎麦屋は定休日だし、辺りに飲食店コンビニは無いし、どうしようかと悩んでるうちに3番札所・常泉寺に着いた。
地図的には3番4番5番と隣接しているのでトントン拍子に駒を進めそうだが、早め撤収の掟から逆算すると今日は3番でオシマイにした方が良いだろう。

本尊・薬師如来を祀る本堂は焼失して江戸時代に再建されたものらしい。脇の石段を上がった所にある観音堂が見事だ。もともと秩父神社にあった薬師堂を移築したものだという。
御朱印を頂いて境内の喫煙所で休憩していると、タクシーの看板に目が止まった。すぐさま記載の電話番号にかけて3番札所まで配車してもらう事にした。もはや駅まで歩いて行こうなんてモチベーションは誰も持っていなかった(笑)

タクシーを待ってる間にトリの3番をバックに記念集合を撮った。地図でチェックするとここから西武秩父駅まで直線距離で3.3㎞もあるのでタクシーという選択は正解だろう。徒歩だったら時間的に完全アウトである。

さっきから酒ばっかで固形物が恋しくなってきたが、案の定付近には何もないので顎芸は西武秩父駅のフードコートまでお預けだ。それにしても今日の「秩父錦」は実に美味い。
西武秩父駅に着いて、先に乗車時間を決めて特急券を買った。それまでの空き時間をカウントダウン形式でフードコートへ。

天麩羅そばを頂いた。今回は紅一点のダーヤス初参加の秩父巡礼だったので結構楽しく巡れたと思う。しかし家の事情で恐らく年内には長野に引っ越してしまうため、参加できるのも数える程だろう。食後に土産屋でアレコレ見積もり、酒売り場で秩父錦を買って喫煙所で一服。

時計も16時を過ぎてそろそろ特急が入線するので、再び秩父錦を買い足して乗り込んだ。発車を待たずして車内酒盛りが始まってほぼ全員出来上がってきた(ダーヤスだけシラフ)。画像の乾杯の後特急は西武秩父駅を発車したが、そこから記憶が全く無い。Cちゃんが飯能で流れ解散になった事すら覚えてな~い(爆)
よくよく考えたら日帰り温泉すら時間がないのでオミットして、酒に溺れる前に何とか無事蘇生して池袋に到着。4番札所金昌寺から先は次の機会に再開する事にして、今日のドタバタ巡礼はこれにて終了。
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日中買い物、夜温泉

2018年08月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
▼今日は毎月恒例の御朱印散歩の予定だったが、台風20号のバータレが接近してるため中止になってしまった。いや中止じゃなくて延期だが、まだ予定が全く立たない。
朝から23日分のデジカメ画像編集作業をやった。ブログのセンテンスを作る前の作業だから、文章の流れを想定して画像を組み立てて行くのが案外と難しい。午前中で終わらすつもりがすっかりミヤネ屋を迎えてしまい、加えて寝落ちも迎えてしまった。
▼新しいiPhoneは何とか元の軌道に戻ろうとしてるが、一番使用頻度の高いLINEの引継はまだである。早速ひろぽんが「やかましGL」に拾い上げてくれて一安心。しぽぽとも問題なく繋がった。〇ベー君とは何故かIDが見当たらず、連絡はショートメールでしか出来てない。LINEから消えてビックリしてどうしたのかショートメールを送ってきたのが意外やダーヤスだった。すぐにIDを交換してLINE復活。いやいや前途多難ですなあ(汗)
▼夕方ビックカメラにiPhone Xのケースを買いに行った。売り場はまあとにかく種類が多すぎて選ぶのに悩む事30分、なんとか飽きの来なそうなベーシックなデザインのものを2種類購入。ついでにワイヤレス充電器も安かったので買ってみた。置くだけ充電ってのは凄く便利そうだ。開封の儀は明日にまわして夜の温泉ドライブに出かけた。

家を出たのが遅かったので首都高速は空いていてGOODだ。熊野町JCTの4車線化はビジュアル的にも頭で理解しやすくてGOODだ。新しいiPhoneの設定が多くて疲れるので夜ドラは良い気分転換になる。

暫しiPhoneの存在を忘れて今晩はまたしても!の清河寺温泉へ。現地までの車窓は特に書く事ないのでスルーして温泉には22時半に到着。案の定手前のパーキングは満車状態だったが、タイミング良く1台出ていったので好位置に駐車できた。

このところ温泉も回数を減らしている事もあってスタンプカードがなかなか増えない。今回の押印でリーチ、あと1コでようやくスタンプカード3冊目が満願となる。
今日は3連休中日で時間を気にしなくて良いので閉館までノンビリしていこう。

帰りの道はいつもの裏道を抜けてコンビニで買い物して帰った。帰宅2時・・・って事は夜更かしが続いて明日は寝落ち三昧でズタズタになりそうだ(爆)






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峠を越えてワインを買う

2018年08月23日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は久しぶりのドライブだ。タイトルでお察しの通り、笹子峠を越えて本場勝沼へワインのお買い物プチドライブだ。のんびりと8時過ぎにスタートだが、恐らく首都高速の山手トンネルは大渋滞してるだろうから、暫くは一般道で行く事にした。がー、この時間帯って朝の通勤ラッシュじゃございませんかボケ!
となると首都高速も一般道も関係なく見事な大渋滞だ。


まあ急ぐ用でも無いのでモーマンタイだが、堪り兼ねて裏道に逃げた。混雑する都心から少し離れて高井戸で首都高速に乗ったらまだ混雑していた。
やがて自然に通勤渋滞も解消してスイスイ流れるようになった。今日はiQにしては初めての比較的長距離ドライブだ。と言っても東京山梨往復程度だが、果たしてガソリン満タンにした燃料ゲージの1目盛が減るのはどの辺りだろうか?
今日はその点が非常に気になる所だ。

首都高速からそのまま中央自動車道に入り、トイレ休憩をするため途中の藤野PAに寄った。燃料ゲージはまだ満タンのままだ。ネットの評価だとこのゲージが意外とアバウトで、燃料の減り具合が分かりづらいという謎のメカニズムらしいので、今回は減り方のイメージが把握できればGOODである。

中央自動車道をずっと走っていると、色々見えてくるものがあった。思ったほど高速走行に不安は感じる事なく安定して走れた。でもぱっぱり頑張ってるなぁ~という印象。ベンツの3200なら余裕の走りだが、さすがに1300となるとそれなりの感じがする。

多分500㎞1000㎞走った後の疲れ方はだいぶ違うだろう。この車は高速道路を長く走るよりも、クネクネのワインディングロードをキビキビ走る方が楽しそうな気がする。
その理由ではないけど、勝沼ICまで行かずに途中の大月ICで甲州街道に降りた。

大月で下に降りたのは笹子峠の旧道を走るためだった。かつて甲州街道最大の難所と言われた笹子峠を越える道だが、甲州街道ではなくその更に旧道、昭和13年に出来た笹子隧道を通るルートだ。本日のメインディッシュはワイン購入だが、この旧道を走る事が今日のドライブの目的でもあるので凄い楽しみだ。
かつて一度旧道で峠越えをした事があって初めての道ではないが、今年でちょうど30年ぶりの走行となる。やがて甲州街道笹子トンネル手前の分岐から旧道に入って行く。入路が整備されて真新しくなった旧道(県道212号)の坂をグイッと上がったら・・・あれま(汗)

工事の看板かと思ったらなんと「笹子隧道点検のため通行止め」の案内だった。旧道は1本道で迂回路が無いし、隧道を観察したいという目的もポータルで寸断されてしまった。つまんね~オチ!
まぁこれは別の日にリベンジとして是非とも訪れたいものである。
甲州街道に戻って笹子トンネルに入った。こちらは新笹子隧道といってかつては有料トンネルだった。

大月の段階で既に山梨県に入っているのに、トンネルを抜けると山梨に来たぞ感が一気に高まる。山間部から盆地に入ると景色は広々と一変する。殆ど交通量の無いバイパスから細道に入ると更に閑散として不気味な位車が走っていない。葡萄棚を抜けた日川の手前にある蒼龍ワイナリーに到着。

今日のお買い物ドライブの目的地だが、何とまだ燃料ゲージが一つも減ってない。1目盛の枠って何リットルなのか全く読めない。これ故障してんのかな?(笑)
店内は色んな銘柄がズラっと並んで垂涎の光景だ。

もちろん試飲ができるので味わってから買う事ができる・・・が、車だからそれが出来ない。何がツライ
って試飲でないのが一番辛い。しぽぽがいれば味覚の感想を参考にできるが、今日は想像力でアルコール度数とフルボディに拘って厳選した。お土産に定番のカップ赤ワインも買って今回のミッション完了。
今日は観光目的ではないので、買う物買ったからサッサと帰ろうと思っていたが、せっかくここまで来たから少々足を伸ばして石和まで行く事にした。

空は分厚い雲に覆われて不気味な色をしている。天気予報ではこの後関東に台風が接近しているので天気は次第に大荒れになるそうで、雨が降ってくるのも時間の問題だろう。
昼飯は久しぶりのホウトウだ。いつもの小作は蒼龍ワイナリーから距離にして約10㎞。道がとても空いてるので20分程度で着いた。意外と気が付かなかったのだが、高速バスの停留所が小作の近くにあったので、バスで行くってのも良いかもしれない。

小作に着いたのがお昼近かったのでパーキングは満車に近い混雑ぶり。店内は座れたがグループ客だと待たされる混み具合だった。牡蠣がまだ解禁じゃないので豚肉ホウトウを頼んだ。超久しぶりなので感動的な美味さだった。後から気付いたが白飯を追加オーダーして残り汁でおじやにすれば良かったと後悔!

店を出たら本降りの雨だった。傘がないと厳しいがお陰でうだる暑さからは解放されて有り難い。今日のドライブは小作が折り返し地点となるが、なんと燃料ゲージがまだ満タンのまんま。コレ壊れてるのか?
雨は強くなったり弱くなったりを繰り返すが、まだ大荒れになるような気配はない。バイパスを勝沼IC面に走るが、ここではまだ中央自動車道に上がらず甲州街道を暫く走る事にした。お次はいままで何度も素通りだった「道の駅・甲斐大和」に寄った。

甲州街道沿い、笹子トンネル(新笹子隧道)のちょっと手前にある施設で、パーキング約60台とこじんまりとした道の駅だ。かつてはリニアモーターカーの建設工事の残土置き場だったらしい。甲斐大和ってJRの駅名も同じく元々は「初鹿野」だったから、甲斐大和なんて平凡な名前じゃなくて初鹿野にすればもっと知名度は上がったんじゃないかと思う。

建物はお土産や物産販売フロアと軽食フロア、手打ちそばの店もあるが休みだったので軽食フロアで牛カルビ丼を注文した。
甘口の肉芸はドライブ疲れに些か心地よい。山梨は久しぶりなのでお土産はド定番の信玄餅を買った。
今回は初めて寄ったので早々に撤収するのは勿体ないので、天気を気にしながもう少しノンビリしていく事にした。まあ急ぐ旅でもないし、その辺は独りだと気楽なものだ。

有人の施設は18時ぐらいでシャッターが閉まるが、24時間利用可能なのでココで車中泊する人も多いそうだ。この道の駅を拠点にして周辺の観光をするのも面白いかもしれない。そうなると今までにないドライブスタイルが可能になる。とりあえず今日は泊まらないが車中で仮眠を取った。
どれ位寝落ちしたか分からないが、外が異様に騒めいているので目が覚めたら土砂降りだった。いよいよ来たか。
すると会社の同僚から電話がかかってきた。「グループLINEから消えたけどどうしたの?」
そうか機種変した事を公表してなかったんだっけ。LINEの環境安定はまだのようだ。
さてあまり雨が酷いと笹子峠が通行止めになってしまうので道の駅を撤収した。

笹子トンネルを抜けると土砂降りは一層勢いを増してくる。時折降りが弱まるがおっかなくて速度が出せない。土砂降りの中でここを走るのは数十年ぶりかも。
峠越えで土砂降りだった勢いも少し治まったが雨はずっと降ったまま大月へ。ここでも大月ICをスルーして甲州街道を走った。大月を過ぎて梁川に差し掛かったところでやっと燃料ゲージが1目盛減った。この結果は想定外だった。帰りは給油が必要と踏んでスタンドを探しながらの運転だったが、どうやら杞憂のようで何と無給油で帰宅できそうだ。
単調な高速よりやっぱりこの車は一般道走ってた方が楽しい。でも大弛は雨で疲れそうなので手前の相模湖ICから中央自動車道に乗った。

最初のうちはスイスイ流れていたが次第に渋滞が始まった。まあ想定内の展開だからモーマンタイ。暫し断続的な渋滞が続く。高尾を過ぎて八王子に近づくと車窓も市街地の景色になり、だんだんと現実に戻って行くような気がした。日曜日のサザエさんが終わった後のような何とも言えぬ喪失感(爆)。
石川PAに寄ろうと思ったが買い食いしてたらキリがないのでスルーして、断続渋滞にタメ息をつきながら帰った。

帰宅してみたら燃料計は目盛1コ減っただけ。う~ん減り方のリズムが掴めない・・・(汗)
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盛夏の湯けむり

2018年08月06日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日はノンビリ午後から湯けむり横丁にドライブに出かけた。いつもなら帰ってくる時間に出たら大渋滞だった。まあそれは想定内だから別に構わないんだけど。

首都高速はまあまあ流れたが一般道はメチャ混みで、湯けむり横丁には17時半に着いた。前回は所要時間3時間とスピーディーな駆け足温泉芸だったので、今日は少し長めに滞在しようと思う。

炭酸泉を堪能した後、離れの庵湯でイベント風呂の薬草「萬祥湯」を味わった。これがまた体に良さそうな漢方のイイ香りがしてなかなか良い。黄柏・唐辛子・生姜・当帰など8種の生薬が入ってるそうだ。今日は窓を開けて風通しを良くしていたが、前回の薬草風呂の時は浴室にイイ香りが漂って凄く嫌された。このイベント風呂は是非オススメだ。
湯上りの食事は横丁醬油ラーメンと餃子、続いてカレーライスと手作りチーズ豆腐を所望。

もうちょっと食べたい所だがそれは我慢してお次は寝落ちタイム。お休み処のリクライニングソファーで記憶が無くなる。明日も休みなので時間を気にする必要な~い。このゆるゆる感が堪らない。

結局2時間ほど爆睡してトータル滞在5時間ほど。もうちょっと長く居ればよかったと反省しながら外に出たら雨が降っていた。傘が必要な本降りの雨だが、この時期は鬱陶しさよりも温度を下げてくれるので有り難い。
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早朝の池袋

2018年07月26日 | 旅行・レジャー・ドライブ
昨晩はヘンな時間に寝落ちしたのでヘンな時間に起きてしまった。まだ深夜3時(笑)
そこで昨晩ドンキへ買い物に行くつもりでそのまま寝落ちした事に気付いた。
同時に腹が減ったのでダラダラ4時頃街中へ出た。

空いてる店が少ないので吉野家に入って朝定食をいただく。こんな時間でも人っ子ひとり居ないという訳でなく、これから仕事の人や始発待ちで帰る人を散見した。
吉野家を出る頃は僅かに空が明るくなりはじめてきた。その足でドンキへ。お客がほとんど居ないスッカスカのドンキは凄く買い物がしやすかった。

いつもは人でごった返してる池袋駅前も人影なくまるで別の世界のようだ。時折タクシーや搬入トラックが走り抜け、始発に乗る人がチラッと見える程度の静けさ。乗降客数世界第3位(2017年度)のターミナル駅とはとても思えない「無」の景色に不気味さすら感じた。

もし放射能汚染になったらこんな情景になるんだろうか・・・なんて事を思いながら一旦帰宅。まあ時間からして寝落ちは避けられないだろうね。

日記のカテゴリーがレジャーになってるのは、このあと温泉ドライブに出かけたのだ。いつもの湯けむり横丁お手軽ドライブというマンネリネタだが。午後イチのスタートで道路状況はどうだろうか。
首都高速に乗ったらまあまあ流れていたが、暫くして徐々に密度が濃くなってきた。

やがて渋滞で停まってしまったがまた動き出す。かなりのノロノロ運転だが原因は交通事故だった。その現場を過ぎれば急に流れ出して快適なドライブとなったのだが、暫く走っていたらまた流れが淀んできた。

そしてまたまた渋滞にハマる。ノロノロが続いた先はまたしても交通事故。何だろう今日は?
1日で2度も事故に遭遇するなんて初めてである。2度ある事は3度あるなんて事にならなければ良いが。

事故現場を過ぎてようやく高速らしいドライブが出来たが、与野の出口でまたもや流れが止まった。恐らく下のバイパスもかなり混雑してるようだ。今回はサッサと行ってサッサと帰る予定だったが、行きからこんなグダグダでは仕方ない。

下も交通量が多くて信号で何度かひっかかるのでダラダラ運転が続いた。今日の目標は出発から帰宅まで4時間以内。ちと無理っぽいか(汗)

ようやく湯けむり横丁に到着。手前の青空パーキングは空きがあったけど、帰りの車内高温化を防ぐため屋根下のパーキングに停めた。

今回は駆け足なのでお手軽2時間バージョンの700円。ちなみに2時間超過すると自動的に通常料金になるそうだ。といっても差額は150円だが。メインの湯浴みは炭酸泉1本勝負でジワーッと癒された。
風呂上がりにせっかくだから食事も済ませよう。外だとまた余計に時間を食うし。

横丁醬油ラーメンとそれだけでは足りないのでヤキソバも併せて所望。まあ何時までに帰らないといけないって訳でもないので早食いはやめよう。

食後に一服して早々に撤収、途中コンビニで買い物してスタンドで給油満タンにして帰路に就く。リッター143円か・・・
帰り道は意外と順調で17時には帰宅できた。今日の目標「行って帰ってくるまで4時間以内」は軽々クリア。ドライブ+温泉+食事+買い物+給油すべてひっくるめて3時間で済んだのは記録だと思う。もし行きの事故渋滞がなければ2時間半で収まったかもしれない。お陰様でサザエさんルールはセーフだが次回は時間を気にせずノンビリ行こうと思う。
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灼熱の秩父路

2018年07月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は月イチ定例の御朱印散歩行楽だけど、だけどだけど、計画バッチリ行く気OK何もかもOKなのに、気温だけOKじゃない。地球に乗ってる以上こればかりはどうする事も出来ない。事前連絡で誰からも中止の声が出なかったので、熱中症を警戒しながら行楽決行する事にした。朝メシはすき家の鰻丼でパワーを頂いた。

池袋でGちゃんと合流して西武線のレッドアローに乗る。今回の行き先は再び秩父、札所巡りの続きである。
猛暑を考えて今日の札所は3ケ所ぐらい行ければ充分だろう。前回は札所13番から17番まで5ケ所を巡ったので、今回は札所18番からのスタートとなる。

夕べは寝たのが遅かったので今朝から寝不足気味でボーッとしてる。これってヤバくね?
後々熱中症で倒れるってオチが用意されてるんじゃなかろうか。とにかく今日は油断大敵だ。
いつものように飯能でCちゃん途中合流。ビールとツマミの差し入れで早速車内酒盛りとなった。

11時少し前に西武秩父駅に着いてホームに降りた瞬間、噎せ返る暑さに衝撃を覚える。この状況で散歩するのか(笑)・・・今日は甘くないな。犠牲者が出ない事を祈るしかない。改札を出て真っ先に喫煙所に走った。炎天下の広場にポツンと灰皿。東屋ぐらい建てろよ全く(爆)
今日はダーヤスにも参加オファーしていたが、彼女早くも熱中症疑惑でグッタリなので棄権となった。

さて本日の一発目札所18番は駅から歩いていくには少々キツイのでバスに乗る事にした。チェックしたらいま目の前に停まってるバスだったので慌てて飛び乗った。乗って10秒もしないうちに発車。アクセスは円滑だがぎりぎりセーフでヒヤヒヤもんだ。

バスは涼しいが、バス停で降りた途端にグッタリ。炎天下で遮るものナシ!
この過酷な環境下でのぶらり散歩は、後に救急車を呼ぶ最悪な結果に・・・なんてオチにならなければ良いが。
グーグルマップで近くにローソンがあるのを知ってまずはそこを目指した。いやいや洒落抜きでこれはキツイわ。やっと遠くにローソンのマークが見えてきた。その看板に後光が挿してるがそこまでの上り坂は酷だった。アスファルトの照り返りが半端ない。

人間は弱い。エアコンが無いと地球上で生活しにくい生き物だと痛感しながら一時の涼を堪能した。荷物になるからガイドブックを持ってない。イートインで地図をチェックしながら大方の道筋を頭に叩き込んだ。
あまり涼んでいても時間ばかり過ぎるので仕方なくローソンを出た。

札所18番まではまだ距離がある。延々と日陰の無い酷暑の道程だ。今日の予報だと秩父の最高気温は38度と出ていたが、今いったい何度ぐらいあるのだろう。とにかくこの気温に慣れたモン勝ちである。いや~慣れないでしょと一同苦笑。秩父鉄道の踏切を渡り、住宅裏道を抜けると国道140号に出た。今日最初の札所はもうすぐだ。札所の案内板が出てきて一気に気が緩んだ。
札所18番・神門寺
神の門の寺と書いて「ごうどじ」と読む。秩父札所においては難読の寺だろう。かつて14番今宮坊の末寺だった時代はかなり大きな寺だったという。


ここは13番の慈眼寺みたいに御朱印帳とか巡礼グッズを色々と扱っている。何よりクールダウンできたのは有難い。ここで秩父巡礼の小さいガイドブックを買った。
本堂裏手の薄暗い回廊を巡って旅の安全を祈願した。

エアコンの効いた神スペースはごく限られるが、日陰に居るだけでも体感がだいぶ違う。休憩所で暫く休んで次の19番に向けて歩き出した。今の所めまいや頭痛といった熱中症の症状は無いが油断すると最悪死に至るので気を引き締めよう。
手持ちのプレミアムモルツが切れたのでそろそろ日本酒かな(笑)。アルコールばかりだと危険なので適度にミネラルウォーターを補給しながら歩いた。
Cちゃんが嫌な事を言い出した。
「さっき気づいたんだけど歩いてるの俺らだけじゃん(笑)」
確かに言われてみればバス停で降りてから歩いてる人を見てない。そりゃこんな酷暑じゃ誰も外に出ないでしょ(爆)。ホント遠くまで一直線に伸びる国道に全く人ッ気のない異様な景色。街路樹が造りだす僅かな日陰が有り難い。
視界にベルクの看板が見えたので迷わず入ってクールダウンした。ここでアルコールを色々購入、トマト&カットスイカも買ってイートインで休憩した。

トマトで塩分を取りスイカで甘味を取って生き返った。汗が引いてサラッとした所で酷暑散歩続行。その前に喫煙所で吸いだめをした。
ここから先、19番まではまだ暫く歩かなければならない。神門寺から徒歩で約25分との事だがこの逆境だと40分位はかかりそうだ。
さっき買った吉乃川を飲んだらこれが実に美味い。疲れが吹っ飛んで急激に元気を貰った感がある。この暑さにもいい加減慣れてきたように思う。暑いとボヤいても涼しくならないし(笑)
住宅街を進んでいたら19番の案内板が出てきた。坂を下って通りに出たら、ブラタモリ秩父の回で出てきた景色に辿り着いた。そこから一歩路地に入れば次の札所である。

札所19番・龍石寺
巨大な岩盤の上に建つ、地質学的にも面白い寺で、ブラタモリでも紹介されていたのでご存知の方もいると思う。


千手観音を祀る本堂は無住でそばの納経所で御朱印を頂ける。納経所が不在の時は近くの宗福寺で代筆している。今日は納経所が開いていたので歩かずに済んだ。
龍石寺を出て次の20番に向かう裏手に巨大な岩盤の突端が見える。これは海底だった時代に断層の崖崩れの土砂が堆積物の圧力で固まったものだとブラタモリで解説していた。
それを知らなければ全く気にもせず素通りだろう。

住宅街の細い道を下がって行く。次の20番はこれから越える荒川の対岸にあるので高低差があるのだろう。程なくして旧秩父橋に辿り着いた所で吉乃川ボトルが空になった。しまったもう一本買っとくんだった。旧秩父橋は昭和6年に出来た3連アーチ橋で、アニメの舞台にもなった「聖地」らしい。
僅かな木陰で休息しながら自販機で水分補給。この猛暑でアルコールは危険かなと思っていたが、何故か体調は軽やかで気温にも身体が順応してきた感がある。うーんこれは誤算だったが杞憂ではない。油断は大敵だ。橋を渡って次の20番への道筋を東屋で休みながら確認した。
どうやら川縁の徒歩道は崩落か何かで消滅していたようで、国道299号線沿いにぐるっと回り込む、少々遠回りなアクセスしかない。

スマホ地図を片手に歩いていたら左側に上がって行く細道を見つけた。「20番迂回路徒歩のみ」の案内板があったので間違いないようだ。気持ち程度だがショートカットできて、やっと20番の看板が出現した。
何か時間無制限のオリエンテーリングをやっているみたいで実に面白い。なんて例えたら不謹慎か。

今日のミッションは3ケ寺クリアという事で、次の20番で一応フィニッシュとなる。
札所20番・岩之上堂
名前からして岩の上に昇っていくのかと思ったら石段を下った所にあった。地図的には荒川縁に本堂が建っている。

凄く歴史の重みを感じる佇まいに暫し見とれるが、創建ははっきり判ってないそうだ。承暦元年(1077年)に白河天皇の発願で聖観音像を祀ったのが起源ともされる。
瓔珞(ようらく)の下がる洞内は独特なオーラを放っていた。ここまでの徒歩疲れもスーッと抜けて行く思いだ。

元気が出た所で納経所で御朱印を頂いて、何気に21番はどの位かかるか訊いてみたら徒歩10分ぐらいというので、時計と相談して続行決定。まだ15時過ぎだから御朱印は間に合いそうだ。足腰もまだ音を上げていない。でも歩き出すとホントに10分かよと思ってしまうほど意外と遠い。照り返りと日陰ナシの行程はペースが落ちる。やがて県道72号線に出たらゴールが見えてきた。今日のミッションはこれにて完結!

都合よく門前にバス停があったので帰りはラクだ。ところが時刻表をチェックしたら次のバスは17時過ぎと接続が悪い。1時間以上も時間を潰すのはどうかと思うので緊急ミーティングだ。とりあえず今日最後となる21番の門をくぐった。

札所21番・観音寺
札所の巡礼も数を重ねて半分を過ぎ、後半戦に突入した。武将が矢を納めた事から別名矢之堂と言われる本堂には聖観音が祀られている。火難に強いと言われ火除けに御利益があるそうだ。

参拝後に隣の納経所で御朱印を頂きながら暫し談笑。やはりこんな暑さでは参拝者皆無に近いと酷暑が話題になった。今日を振り返るとウチらの他に巡礼者を見かけない。歩いている人すら見かけないので尚更だろう。辛うじて19番龍石寺で参拝者を見かけたがマイカー巡礼だった。
今回バス停を降りて18番から始まった札所巡礼は逆のの字を描くように巡って21番の観音寺で終了。

帰りの手段はバスじゃ待たされるのでタクシーという案が出たがさてどうしよう。帰路問題でミーティングしていたらお寺の方がタクシーを呼べるとの事で電話で配車手続きをして下さった。観音寺さん有難うございます。早速も火(酷暑)除けの御利益があった(笑)

涼しい季節なら駅まで歩こうかって流れになるが、さすがにこうも暑いと誰も歩こうなんて意見は出なかった。車内もこの酷暑ネタで話題になった。歩いてる人すらいないからお客が付かないようだ。今更ながらに気付いたが、今日って観光日和じゃないね(笑)
車の有難みをひしひしと感じながらアッという間に西武秩父駅に到着。とりあえず腹が減った。疲れがドイヒーだが食欲があるだけまだマシかも。という事で早速駅のフードコートへ。

秩父味噌ラーメンとたこ焼を頂く。徐々に疲れが癒えてきたが、この後の温泉に行く余力は無かった。結果シメの温泉芸はまさかのカット!
恐らくこのコンディションで湯に浸かったら爆睡で帰宅困難者になる危険性大だからである。
食後に青空喫煙所で一息入れて改札へ向かう。はやくも4分後に特急が発車するので慌てて特急券を買った。ところがバッグの中のスイカが出てこないから改札を通れない!これはヤバイ!
発車ベルが鳴り出した。駅員が異変に気付き、出札精算して下さいと改札を通してくれて猛ダッシュ!

発車10秒前に飛び乗ってセーフ。スイカはバッグの底から出てきた。ヤレヤレ何やってんだか(爆)
帰りの車内酒盛りは地酒の「武甲」ワンカップだが、吉乃川に負けじ劣らずまろやかで美味い。早々に空けてしまったのでお土産の「武甲正宗」も開封した。これもジワ~ッと旨味が染みわたる逸品。これは卓呑みでもったいぶってチビチビやりたいね。シメのオチとしては、疲労困憊+アルコール=寝落ちである。飯能駅でCちゃんと流れ解散になった後は全く記憶がな~い(爆)
無事覚醒したのが終点到着2分前だった。
寝たお陰である程度元気になったので、伯爵に寄って本日の反省会。まあ反省する事は特に無いけど「不要不急の外出は避けて下さい」の注意喚起を軽視したのが反省点だろう(笑)
しかしよく歩いたものだ。ちょっと辛かったが達成感があって結構楽しかった。さて次回も恐らく猛暑の散歩になりそうだが何処に行くかは未定だ。という訳で歩数計の結果は目標15000歩を軽く越えてめでたく2万歩を突破した。
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鎌倉御朱印散歩

2018年06月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は予定通り御朱印散歩倶楽部の集まりで鎌倉に行く事になった。朝から雨が降っていたが、すぐ止んだので傘は持っていかない。
いきなりGちゃんから寝坊したから少し遅れると電話が来た。想定内なので別に問題ないが、今度はCちゃんから「いま起きた所だから先行ってて」と電話が(笑)
こういうズッコケネタは日記的に美味しいが出足が1時間も遅れてしまった。とりあえず新宿まで出て、駅ナカのドトールコーヒーでモーニングを取った。ジャーマンドッグは美味いので2個食いで身体にスイッチが入る!   3個にすればよかった(汗)

そこにCちゃんからもうじき着くと連絡が来た。
これでやっとメンバーが揃って一安心。アプリで調べたら意外や1時間遅れの不運が好転して、湘南新宿ラインの逗子行きに乗れる事が分かった。これはラッキーだ。乗り換えナシで鎌倉に行けるのだ。が、寝落ちで終点まで乗り越す危険性もあるね。

乗れるか否かは賭けのグリーン券を買って湘南新宿ラインに乗ったら幸い1階席が空いていたのでセーフ。混雑する日曜日にグリーン車に乗れるのは奇跡的かもしれない。早速朝から酒盛りでイケナイ旅人に現実逃避である。

乗換え要らずの直通だからか北鎌倉まで1時間を切る早さは素晴らしい。しかしこの駅で降りる客が多すぎて思わず苦笑。
今日の鎌倉ルートはまだ決めてないが、2人とも初心者なので王道の街道沿いを攻めて鶴岡八幡宮を目指そうと思う。
カンカン照りじゃないので散歩には持ってこいの涼しい陽気だ。4年ぶりの鎌倉一発目は円覚寺へ。この時点でもうホロ酔い状態って大丈夫だろうか?

入口で拝観料を納める。のっけから行列ができる混雑ぶりだ。御朱印帳を先に預けて番号札を貰ってから参拝に向かった。3人とも酒が入ってるので妙にテンションが高い。Gちゃんの骨折は治りが意外と早く、痛みは殆ど無くなったそうだ。

円覚寺は弘安5年(1282年)に創建された鎌倉五山第二位の巨刹。建長寺と並んで寺域がかなり広いお寺だ。ここで全部見ちゃうと一日が終わっちゃうので、表立った所を観光して鎌倉の風情に浸った。
迫力の景色に酔心も覚める思いだった。う~んやっぱり罪悪感をちょこっと感じる。

お次は近くの東慶寺へ向かう。鎌倉では縁切り寺として有名だ。円覚寺界隈も含めて北鎌倉に降り立った時からあちこちに満開のアジサイが咲き乱れている。鎌倉でアジサイといったら「アジサイ寺」の明月院だが、シーズン中は物凄い行列になるので今回は予定から外した。

東慶寺は弘安8年(1285年)に創建された尼寺でかつては男子禁制だったという。鎌倉尼五山という寺格は初めて知ったがその第二位。自分はちゃっかり窓10と縁が切れますようにとしつこいぐらいお祈りした。てか祈る内容が違うか。

釈迦如来に手を合わせて御朱印を頂く。前回の御朱印が平成22年なので今回8年ぶりの東慶寺だ。奥行きがあるので散策していく事にした。崖には鎌倉特有の「やぐら」(中世の横穴墳墓)が散見でき、その脇に謎めいた横穴もあった。ちょうど非常時用のハンディライトを持っていたので照らすと、結構奥行きがあって洞床には水が溜まっていた。立入禁止なので入れないが、こういうナゾめいた物件はワクワクする。

いきなり雨が降ってきた鐘楼で雨宿りをした。傘を持ってないってのは今日ヤバイんじゃないかね?。またいつ降ってくるかわかんないし(汗)。まあ通り雨で助かったけど少々時間ロスだ。
街道の大渋滞、歩道の人の多さに鎌倉初のGちゃんはかなり驚いてる様子。ついでに驚いたのが、いつの間にか街道沿いにファミリーマートが出来ていたのだ。この街道、北鎌倉駅から鶴岡八幡宮までコンビニが無いのでこの存在はとても貴重だ。貴重といえば喫煙所も有難いので、吸い貯めしてプレミアム生を御開栓。今日何本目だろう(笑)
続いて脇道に逸れて浄智寺へ。

臨済宗円覚寺派のお寺で、弘安6年(1283年)円覚寺の翌年に創建された鎌倉五山第四位の禅宗寺院。ここもアジサイが見事だ。本尊を祀る曇華殿という仏殿を詣でて御朱印を頂く。ここも境内が広くて奥行きがあり、順路に従って進んでいく。

谷戸の崖にやぐらが点在する景色はほんと鎌倉らしい。そしたらここにもナゾめいた横穴を発見。立入禁止じゃなさそうなのでハンディライト片手に探検してみた。少し進んでカーブの先は行き止まりで、壁にカマドウマが沢山へばりついていた。虫が苦手な人は絶対入らない方が良いだろう。このナゾ穴、正体はなにかと思ったら、入口脇に木札の解説版が立っていた。

この穴は「横井戸」といって山の水を貯めて用水に使っていたとの事。造られた年代は不明だが相当古いもののようだ。そうするとさっきの東慶寺にあったナゾ穴もこの類だろう。
鎌倉江ノ島七福神の布袋さんが居る事でも知られるが、沢山の人の手垢で腹が真っ黒になっていた。
今日は鎌倉初心者にはお手軽な街道沿いゆるゆる散歩で鶴岡八幡宮を目指すが、鎌倉は一日で全部見て回るのは不可能なので、もしかしたら第2弾・第3弾があるかもしれない。
続いて今回自分も初めて伺う長寿寺というお寺へ。

初めての理由はこの寺が季節限定公開(4~6月、10、11月の金土日)だからかもしれない。長寿寺はいつ行っても入れるお寺ではないのだ。拝観料300円を納めて中に入る。建武3年(1336年)に創建された臨済宗の寺院で、こちらは円覚寺派ではなく建長寺派だ。

ここの魅力は本堂に上がれる事。方丈からの庭園の眺めが見事で暫し時間を忘れる。酒が入ってる事も忘れてたのかはしゃいでいたら「お静かに」と注意されてしまった(汗)
ここで頂いた御朱印は初めて見た。期間限定な分だけ貴重な印だ。

続いて有名な建長寺へ。言わずと知れた鎌倉五山第一位の巨大寺院だ。建長5年(1253年)に創建された臨済宗建長寺派の大本山である。

とまあ詳しく知りたい方はネットでお調べいただくとして、拝観料500円を納めて中に入った。
目に飛び込んでくる重要文化財の山門の迫力に圧倒された。

山門に仏殿、法堂と大規模な伽藍はさすが第一位の貫禄といった印象。とにかく広くてじっくり巡るには半日はかかるだろう。子供の頃、奥山の鎮守・半蔵坊から天園ハイキングコースを歩いたり、中学の社会科見学や存命だった頃の福井さんと宝物風入れを観に行ったりと、古くから建長寺には親しんできたが、加齢とともに奥まで歩いていくのが億劫になっちゃってるのが凄く痛い。できたらまた半蔵坊ぐらい参拝で訪れてみたいものである。

本尊の地蔵菩薩も大きくて台座を入れると5メートルもあるビッグなお地蔵さんである。その眼力に思わず酔っぱらってすみませんと頭を下げた(爆)。地蔵尊を冠した御朱印は良い御守りになりそうだ。

いつのまにか雲が切れて青空になっていた。ギラギラの汗だくという程ではないが凌ぎ易いのも時間の問題だろう。境内の脇に東屋を見つけたがなんと灰皿が!
貴重な喫煙所だ。さすが建長寺さんありがたや。缶コーヒーで一息入れて三服ぐらいスパスパしながら、午後のコースはどうするかミーティングをした。とりあえず鎌倉駅に出て江ノ電に乗ろうという所まで話が進んだ。鎌倉は見所が多いので決めるのも大変だ。
建長寺を出て、次は近くの円応寺へ。ここは個人的に外せない異界、別名・十王堂だ。創建は建長2年(1250年)とされるが定かではない。本尊の閻魔大王が睨みを聞かせる臨済宗のお寺だ。

入口で拝観料200円を収めた時に嫌な案内板を見てしまった。
御朱印受付は3時まで
ありゃ…。時計を見る。いま3時5分。なぬーっ!
建長寺で一服してなかったら間に合ってたね。残念ながらここの御朱印はタッチの差で逃してしまった。その代わり和尚さんの講話を聞く事ができたのは有意義だ。締めに懺悔文を参拝者全員で唱和したのはなかなか良い体験だった。
ここは閻魔大王を筆頭に冥界の裁判官ともいうべき十王がズラリと鎮座していて見応えがある。比較的規模の小さいお寺だが中身は濃いのでオススメである。

15時を過ぎるとさすがにアルコールだけでは身体が持たないから、何か腹に入れておかないと先が続きそうにない。円応寺を最後に一気に鶴岡八幡宮まで歩を進め、本日初の神社は傍からショートカットで入った。ちょうどお茶屋があったので休憩ついでにタコ焼きを所望した。
鶴岡八幡宮も凄い人出だった。御朱印は頂いたがアタフタして本殿を撮り忘れてしまった。

参道入口、三の鳥居の下に有名な太鼓橋がある。神奈川の橋100選に選ばれてるそうだ。Rがきつくて危険とかいう理由で通行止めになっているが、昭和の時代は自由に渡橋できた。小さかった頃この橋の上で記念撮影をして降りれずに泣いた記憶がある。昔はこの橋の上が鶴岡八幡宮参拝記念の撮影スポットだった。今風に言えば何トカ映えってヤツですね。
時間的に御朱印は鶴岡八幡宮で最後だろう。円応寺は残念だったが今回は御朱印6点を授かった。

参道を抜け小町通りの海鮮串屋台でホタテ串を食べながら鎌倉駅へ。まるで原宿の竹下通りを歩いてるような混み具合だ。老舗のイワタコーヒーで休んで行こうと思ったが、入店待ちの行列ができていたので、近くの喫茶「銀のすず」に入ってやれやれと腰を下ろす。

さて今日の万歩計はどれ位行ってるだろうね?
目標2万歩だがそれは後のお楽しみ。カフェインとニコチンを補給しながら打合せした結果、次の長谷寺と鎌倉大仏は残念ながら敗退となった。駅前の東急ストアで酒を補給して時計をみたらもう18時だった。

鎌倉駅を反対に回ってこれから江ノ電に乗る。時間的にはそろそろ帰ろうかという客で駅前はメチャ混雑していた。次の目的地は大仏でなく江ノ島だ。ホームは長い行列で乗れるかどうか心配になるが何とか乗れて一路江ノ島へ。

稲村ケ崎あたりで海が見えてきた。江ノ電ってすごい久しぶりに乗ったけどGちゃんは何と初めて乗るそうだ。海が見えた程度で子供のようにはしゃぐオヤジ3人は、シラフではありえないノリだった。

今日は呑んでは醒め、醒めては呑んでの繰り返しでハイなまんまだが、記憶が一部飛んじゃって日記の文章起こしが困難である(笑)。なんか知らないうちに頭にタンコブできてるし(爆)
18時半過ぎに江ノ島に着く。

こんな時間から江ノ島に向かうなんて初めてかもしれない。普通ならもう撤収する時間だ。駅に向かう人の流れに逆行して江ノ島に渡る。ナミ助と来て以来のご無沙汰である。もうあれから6年も経つのか。

江ノ島神社はもう御朱印時間外だが、雰囲気だけでも味わおうと残り時間を目一杯楽しむ事にした。
遠くに富士山を望む景色もそろそろ日没を迎えようとしていた。皆さん映え狙いで一斉にスマホを構えていたのは妙にウケる。

土産物屋の並ぶ参道の賑わいがとても楽しい。今にして思えば記念にお土産のひとつでも買っていけばよかった。小学生の頃って何かに取りつかれたようにペナントを集めていたけど、今は全くと言っていいほど見かけなくなったね。行った記念の王道はバッジ・キーホルダー・ペナントだった(笑)

鎌倉観光は1日でまわるのはとても無理。ましてそれに江ノ島が加わるのは無謀としか言いようがない。やはり江ノ島は江ノ島で1日かけてまわった方がいいな。崩落してリニューアルオープンした岩屋にもまだ行ってないし、灯台がシーキャンドルになってからも行ってないし、これはまた別の日に江ノ島スペシャルとして訪れてみたいものだ。
せっかく江ノ島に来たんだからTV等で話題のタコせんべいを買ってみよう。

タコせんのあさひ本店に着いたら買う客で行列ができていた。20分ほど待ってようやく手に入れたが意外と薄っぺらいので腹の足しにはならぬ。でも本物のタコ感が素晴らしい。他にイカとかエビがあって、丸ごとプレスの出来立てが味わえる。
他の2人はタコ待ちの間に江ノ島神社を参拝していたようで、合流したらもう19時をまわっていた。陽が落ちてだいぶ暗くなってきたので島を脱出しよう。
さっきの富士絶景は見事な夕焼けに化けて、橋上はインスタ狙いのシャッター渋滞が起きている。確かにこの景色見たらムード上がるな。

そういえば前回江ノ島に来た時って、ナミ助と結婚を視野に入れてのデートだった事を思い出した。今にして思えば、あの時彼女は何一つ嫌がってなかったし否定もしなかったから、きっと受け入れる構えはあったんだと思う。もっと押しが強ければ今頃は子持ちのパパになっていたかもしれない。あの時のパッションは何処へ行ってしまったのだろうか。今もってナゾである(笑)
江ノ島はそんな経緯もあって、甘酸っぱくてほろ苦くてショッパイ思い出の地なのである。
酔った勢いもあってナミ助に「いま江ノ島に来てるんだ羨ましいだろLINE」を洒落で送ってやった。
てか何で返事来るんじゃ!(byノブ)
そんな顛末を初めて聞いた2人は凄いビックリしていた。
さて夕飯はどうすべか。タコせんだけじゃもたないので、来る途中で目を付けておいたラーメンタマヤに入った。

塩バターラーメンとビールで乾杯。てか今日はどんだけ呑んでるのだろうか?
帰路はCちゃんの提案で小田急ロマンスカーに乗る事に決めたが、咄嗟の判断なので電車があるかどうか?
かといって今更江ノ電で鎌倉に戻るのも気が重いし。

片瀬江ノ島駅で時刻表をチェックしたら20分後に「えのしま号」が出る。良かった!それに乗ろう。
しかし特急券安いな(笑)。新宿までたったの620円とはビックリだ。これなら気軽に来れるな。

既にホームに待機していたブルーのMSEに初めて乗った。シャレオツな車内でガラ空きなのでほぼ貸切状態だ。指定席につくなり早速ラスト酒盛り。締めくくりは菊水で本日の行楽に乾杯!
帰りの光景はスイッチバックの藤沢駅から先は殆ど記憶がないので、多分寝落ちで果てたのだろう。町田で途中下車する予定だったCちゃんも寝落ちで下車できず、揃って新宿に無事到着。

次回は再び秩父巡礼を予定しているが、猛暑でどんな展開になるか些か不安である。今日の20000歩目標だった歩数の最終結果は26372歩だった。
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気晴らしに清河寺温泉へ

2018年06月18日 | 旅行・レジャー・ドライブ
朝から関西大揺れのところ申し訳ないが、今日はオイル交換後初の温泉ドライブに出かけた。スイスイの首都高速で順調なスタートだ。天気もカンカン照りじゃないので居心地が良い。

ガソリン代が高いので今日は温泉ドライブだけにしてコースアウトの寄り道はやめよう。
自宅を出たのが少し遅かったので清河寺温泉にはちょうど10時に到着。もう手前のパーキングはずらりと車が停まっていた。たまたま空きがあったので奥まで行かずに済んだ。

本日はやっと梅雨らしく雨が降ってくるらしいがまだ曇天でセーフだ。散見するアジサイがイイ感じに盛れてる。朝イチを狙ってくるお客さんは多いのか次々と車が入ってくるが、まだオープン間もないので比較的空いている。ブランクがあったせいもあってスタンプカード3冊目はあと2個でようやく満願だ。

館内のテレビは大阪の震度6地震のニュースをやっていたが、本当に心中お察し申し上げます。
関東・東京はいつ襲ってくるのだろうか。まるで東京を避けるように各地で大地震が起こってるのが不気味でならない。
炭酸泉と露天の生源泉湯をじっくり堪能して身体を癒した。ここの所不調な膝の塩梅も今日はなかなか良いみたいだ。
風呂上りの頃に竹膳がオープンしたので天麩羅そばと冷奴を頂く。

窓の外のアジサイが素晴らしい。これは想定外な水無月の花見ソバだ。今時期は窓際のカウンター席がオススメ。
食後は休憩処でテレビの地震報道を見ながら寝落ち。この場面での寝落ちは不謹慎か(爆)
清河寺温泉は14時に撤収した。寝落ちの関係で滞在時間は多めの4時間だった。いつもサッサと帰ってしまうから一度は朝から晩まですっと滞在してみようかと思う。
帰りのバイパス沿いにイエローハットがあるので寄って行った。
工具類と車内アクセサリーを買って外に出たら雨が降っていた。
そこで待ってましたの滑水コーティング登場。果たして撥水能力は如何に?
結果は凄い。傾斜のあるフロントガラスでも面白いように水が流れ落ちる。だけど???
次第に性能が落ちてきた(笑)。ナルホド、どっかのネット評価でも見かけたが、滑るように水滴が落ちる「滑水」の性能は短命のようだ。まぁ・・・普通の撥水処理剤(レインXとかガラコ)で充分って事ですね(爆)

帰りはバイパス沿いの吉野家で昼飯を頂いた。清河寺温泉のは早めの昼飯、吉野家は遅めの昼飯である。
しかし位置が微妙(汗)。どうせなら与野インターの手前にあれば良かったのにすぐ脇なんて。
牛丼特盛を頂いて今日のミッションは終わり。雨はさっさと止んでしまったが暑さからは解放された。
そういえばナミ助からのLINE、彼女なんと今セブ島にいるらしい。きれいなビーチ画像を送ってきたが、え?フィリピンと生中継なんてできんの?(@_@。オヤジはチンプンカンプンである。
さて時間も時間なのでバイパスを南下して次のインターから首都高速で帰った。
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連休前の安堵感

2018年06月01日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日の仕事は午前中だけ。しかも明日と明後日は連休。という事で今日の午後は時間を気にしなくていい至福のフリータイムだ。
故に不意の寝落ちも不快じゃないから寝たいだけ寝よう。なんて思っていたらホントに寝落ちしてしまってアッという間に夜。
最近は午前仕事で午後温泉というパターンで落ち着いてるが今日もまた然り。せっかくなら温泉に行ってから寝落ちすればいいのにといつも思うのだが、全く改善されないのが難だ。

首都高速はスムーズに流れているがエンジン音はスムーズじゃない。とりあえず今晩は頑張ってもらって次回にオイルチェンジしよう。しかし今日は遅い。寝落ちが祟って湯けむり横丁に着いたのは23時チョイ前だった。

時間が結構遅いのに湯はなかなかの賑わいだ。炭酸泉をじっくり堪能した後コーヒー牛乳で締めて、残り時間はお休み処で寝落ち。最近は炭酸泉&リクライニングのセットがお気に入りだ。

閉店は深夜1時だからのこのこ23時頃に来てもショートステイの料金でリラックスできる。意外とそんな利用の仕方をしてる人も多いようだ。そんなに眠くなくても疲れてるからスーッと眠れるのが良い。
ハッと蘇生したのは、蛍の光が流れる閉店15分前だった。
外に出たらもう夜中なのでヒンヤリ感で湯冷めしそうだ。すると湯けむり横丁の建物の照明が全て落ちて真っ暗になった。完全終了の瞬間を見たのは初めてだ。

帰路は裏通りをただひたすら南下する。どこまで行けるか進むだけ進んだら埼玉大学に飛び出た。ベストな裏ルート探しはまだ探索すると色々な発見がありそうだ。

明日が休みってのは時間を気にしなくてイイんだけど、あまり羽目を外し過ぎてもキリがないのでバイパスから表通りを走って帰った。明日は夜から飲み会だ。
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仕事ブッ通しを湯で締める

2018年05月22日 | 旅行・レジャー・ドライブ
6日間仕事続きだったが、6日目は幸い半ドン(また死語)だったので、今日こそ寝落ちしないで温泉ドライブしようと決意!
その前に新宿で寄り道していつもの洗車スポットでクルマを洗う事にした。今回は洗剤を一切使わず、先日買ったPlexusだけで威力を試してみよう。結果が楽しみだ。
そうだ、シーメー忘れてた。ならばと近場のてんやに駆け込んだ。メタボレッドカード品目「天麩羅・油物」だが頻度は数か月に一度程度なのでイイだろう。

海老穴子天丼を所望。油モノはくどいのでサッパリ系の冷奴を添えた。久々の天麩羅は美味い。でも食べ過ぎると今度は胃が凭れてくるのでオカワリは止めといた。洗車に必要なカロリーを蓄えて洗車場に車を入れた。
車を洗う作業は意外と体力を使うのだ。まあベンツほどデカくないから助かるが。

先日鳴り物入りでやってきたPlexus登場。ホコリだらけのボディを一通り水で流してPlexusをスプレーしてみた。吹き付けの仕方を上手くやらないとムラになってしまうらしい。匙加減がよく分からないので少しづつ出してスポンジで伸ばしていく。最初はピンとこないが念入りに伸ばしていくと、水アカ状のヨゴレが段々取れていく手応えを感じた。

吹き付けは水洗いの水分をふき取ってからじゃなくても別にいいみたい。洗浄・艶出し・撥水コーティングの過程が残った水分の弾け具合で分かる。ちょっとコレ良いかも!
物臭のめんどくさがり屋には打ってつけの洗浄剤かもしれない。この手軽さと効果は期待以上だった。お手軽といってもスプレー+スポンジ伸ばし作業は汗だくになる。その苦労あってか、仕上げに水をぶっかけたら見事に水玉化してワックスがけ同様の仕上がりになった。ちょっと高いがこれはオススメです!

洗車後一旦家に向かうが、ちょうど渋滞する夕方だったので無駄に時間を消費してしまった。
夜、仕切り直して温泉ドライブに出かけた。クルマを洗った後は自分も洗おう。マンネリと突っ込まれても仕方ないが今回も湯けむり横丁だ。
乗っけの首都高速も混雑メッカの熊野町ジャンクション車線増幅でスッキリだ。

時間的に渋滞要素も無く快適に走れた。首都高速もバイパスもそこそこ交通量はあるけど良く流れている。
22時過ぎに湯けむり横丁到着。パーキングの好位置は相変わらず混み合っている。

え?明日と明後日は休館?
張り紙をみて気が付いた。セーフ!良かった~「今晩は寝落ちでパーなので明日行こう」ってパターンじゃなくて。もし明日に回していたら、それはそれでズッコケネタになるが心身ともに癒されなかった事だろう。今日の「夜温泉」大正解!

案内によると23日・24日は機械設備点検のためにお休みするそうだ。まあ事前にホームページをチェックしてればマヌケな肩透かしは防げるのだが。
温泉は高濃度炭酸泉1本勝負。物理的に疲れが取れる取れないは別としても凄く癒される。といっても6勤ブッ通しの蓄積された疲労は手強いので「くつろぎ処」で仮眠をとった。

このリクライニングチェアが凄く有り難い。凄~くラクチンなのでスーッと寝落ちに陥った。
仮眠どころか爆睡しちゃったみたいで、蘇生したら蛍の光が流れていた。目が覚めたのは閉館の15分前。こんなに終了ギリギリまで居たのは初めてかもしれない。
さてさてスッキリした所で帰路のドライブはちょっとコースアウトして心霊スポットを訪ねてみようと思う。

暫く当てずっぽに走ってるうち、ここが何処か分からなくなっていた。カーナビあるのに迷子ってのも意味不明だが、適当の度が過ぎてとうとう心霊スポットには辿り着けずに終わってしまった。
深夜に埼玉某所で行方不明状態。まあカーナビの「自宅」をポチっとすれば解決するのだが、それでは面白くないので暫く迷子を楽しむ事にした。

結果、今まで行った事もないエリアや初めて走る道を新鮮に感じてとても楽しい。時間を忘れて朝までオールと行きたい所だが、年齢的にいかがなものかと思っていた矢先に大きい通りにぶつかった。ナビを見ると川越街道。ハイ迷子オワリ。この街道を真っすぐ行けば家という明確な回答が出たので、夜中の意味不明な現実逃避はこれにて終了。
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GW初日に温泉へ

2018年04月28日 | 旅行・レジャー・ドライブ
世間一般的には今日からゴールデンウイークが始まるらしい。
自分は仕事の性質上、20年以上もフルでゴールデンウイークを休んでないので、この時期の渋滞や混雑といった騒動は全くのヒトゴトである。では初日の今日はどうだろうか?
混雑度は行き先にもよるが、割と近場の清河寺温泉なんて意外とガラガラ?なんて甘い期待を抱いて朝から車を出した。本日は土曜日だから1時間早い9時オープンである。

首都高速は流れている。マンネリ渋滞の熊野町ジャンクションは工事が終わって4車線化が定着したのか、それとも元々交通量が少ないのか不明だが、初っ端からお通じが良いのはテンションUPだ。暫くはスカスカの首都高速ドライブを楽しめたが、与野出口でいきなり糞詰まりだ。
局地的な渋滞であってほしいと願いつつ新都心方面に迂回して裏道に逃げた。

世間様はてっきりGW大移動でガラガラのはずなんだが?
急がば回れでコースアウト修正して、バイパスに戻ったら交通量は無いに等しい快適さだ。やはり与野は局地的だったか。安心してのんびり9時ちょっと過ぎに清河寺温泉に着いたらあらま混んでる!

オープンからまだ15分程度しか経っていないのに、もう手前のパーキングは満車リーチ状態だった。考えが甘かったね(笑)
運良く空きスペースを見つけて瞬時に確保したが、後続車と入れ食い状態だったので5秒遅かったらアウトだった。ゴールデンウイークは高速渋滞&観光地混雑にハイシーズン価格で疲れに行くようなもんだから、いっそ仕事してるか家に居た方が良い。と決まり文句のようによく言われるけど、毎度ながら全くその通りだと思う。

館内やっぱり混んでいた。ゴールデンウィークじゃなくても土曜日だから想定内だが、ちょっと期待外れだった。
炭酸泉に浸かった後露天に出たが、生源泉湯は満席だったので寝湯で転寝した。

湯上りにコーヒー牛乳を一気飲みして、珍しくお休み処で寝落ちした。こちらはリクライニングチェアではなく畳のマットに寝る格好で、それだと腰に負担がかかるため気が散って寝付けない。
という事で10分程度で撤収して温泉を後にした。
その足で近くのカインズホームへ。

ここなら有ると思っていた探し物が無かったのは拍子抜けだったが、他に無かったモノがあったので想定外の満足感。これは色んな場面でマルチに使えそうだ。こういう発見があるから侮れない。
しかし今日の気温の高さは頂けない。青空パーキングで覚悟はしていたがサウナ化した車内は乗る気が失せる。これから嫌な季節になるな。

ゴールデンウイークだからもっと空いてると思ったのに意外と交通量が多いので、今日もいつもと変わり映えしないマンネリドライブだ。出ていく車あれば入ってくる車もあるからトントンって所か。
今回のGW間の休みは半々といった所。あえて行楽の予定は入れてないので実家に隠遁しようと思う。
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春のドタバタ秩父巡礼

2018年04月24日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は1月以来の秩父札所巡礼に向かった。過日に発足した御朱印お散歩クラブの活動第1弾とコラボした鉄道旅である。
9時に池袋集合して西武池袋線の特急に乗る予定なのだが、同行のGちゃんに確認の電話を入れたら集合時間に目が覚めたという、朝から美味しいオチでズッコケた。オイオイ間に合うのかよ?
既に特急券は買ってあるので乗り遅れは許されない。最悪の場合は1本後の特急にズラす事も想定したが、9時30分発車の5分前に奇跡的に間に合った!

Gちゃんの朝寝坊のペナルティで、駅弁やドリンク・菓子類を買うヒマがなかったので、旅風情アイテム無しのズッコケスタートになった。とりあえず間に合ったので良しとしよう。この後Cちゃんが飯能駅で乗車して途中合流となる。それまでは睡眠不足なので車内寝落ちした。
やがて飯能で差し入れと共にCちゃん登場。ビールとおつまみセットの差し入れは凄く有り難い。てか午前中から酒盛りかよ(笑)

セブンの惣菜が絶品なのとエビスの華みやびというビールはとても美味い。ようやくテンション上がってきたぜ!
飯能から西武秩父までは時間があるのでその間は酒盛りどんちゃん騒ぎ状態。やがてお騒がせ3人衆は11時前に西武秩父に到着。

さて結願はまだまだ先の札所巡礼、個人的には番号通りの巡礼で、前回は15番で終わったので今日は16番からという事になる。が、2人とも秩父は初めてなのでお付き合いで最寄りの13番札所から行く事にした。札所13番・慈眼寺は駅から最も近いお寺で、今日はここを起点に14番・16番・17番と巡る予定だが、緩くテキトーに気を抜いてのブラブラ歩きが基本スタイルなので、その辺はキッチリ決めないで成り行き任せの一日になりそうだ。しかし午前中から酒浸りの巡礼って不真面目だなぁ(爆)

慈眼寺で参拝を済ませ、納経所で御朱印帳を買って初の札所御朱印をいただく。自分も付き合いで御朱印頂いた。何故かアスカの分も御朱印帳を買ってダブルで貰っていたが、どうも我がクラブに引き込もうって魂胆らしい(笑)。そいつは面白い展開になりそうだ。続いて14番・今宮坊に向かう途中で今宮神社に寄った。社殿が建て替え中で境内の中央に仮本殿を設けていたので参拝して御朱印を頂く。

今宮神社から歩いてスグの所に14番札所はある。今日はどれ位歩くのだろう。万歩計の数値が楽しみだ。しかしこのメンバーでまさか御朱印に目覚めてくれるとは思ってもいなかったのでこの先が非常に楽しみる。とにかく全員アルコールが回っているのでテンションがやたら高いのがウケる。

納経所の方が「飲んでらっしゃるのね」と苦笑いしていた。う!コレはマズい(汗)
巡礼に決して無礼講はないのだから気が付かない内にハメを外しそうで怖い。まあ別に酩酊じゃないから大丈夫とは思うけど。
さてお次の16番は個人的にカウントに乗る初札所だ。ようやく前回の続きの札順、16番の西光寺である。

西光寺の創建は不明だが昔は京都・仁和寺の末寺だったそうだ。本堂を参拝し、四国霊場の本尊を配した回廊堂を巡って御朱印を頂いた。ようやく納経帖に新たな墨が入った所で手持ちのチューハイが無くなってきたので近くのベルクで買い足した。巡礼の清心が吹っ飛ぶけど意外とこの盛り上がりは楽しい。
ついでに腹が減ったのでマックでダブルチーズバーガーをテイクアウトした。

お次は秩父のランドマーク的存在の秩父公園橋(ハープ橋)を見に行こう。とその前に袂に東屋があったので休憩ついでに酒盛り。自分は口直しに菊水を味わいながらハンバーグで空腹を紛らわした。
秩父公園橋は荒川とその河岸段丘の段差を一気に跨ぐ全長530mの斜張橋で、TVのロケやアニメの舞台にもなった聖地でもある。

ブラタモリ秩父の回冒頭で出てきて、高所が苦手なタモリがビビってたようにこの橋は結構高くて足が竦む。いったい高さはどれ位あるのだろう。眼下の建物がホントに小さく見える。寄り道はそれ位にして本筋の巡礼に戻ろう。ガイドブックを忘れてしまったのでiPhoneの地図で大まかな位置を把握して次の17番に向かった。

定林寺(じょうりんじ)は戦国時代は札所の1番だったそうだ。札所全34ケ所のちょうど半分に達した事になる。初回は1~7番、2回目は8~15番、そして今回は?
早い人だと3回ぐらいの巡礼で結願するというが、ウチはどうも歩みがノロいからまだまだかかりそうだ。まあ仕事をしている身でスケジュールも詰まっているとあればなかなか思うようには進まないだろうな。
お次の18番・神門寺に向かっている・・・つもりが全く逆方向に歩いていた事が随分後になって気付き、今更戻るのも・・・と思っていたすぐ先に秩父神社の森が見えたので、今日はココでシメにしよう(笑)

という事で個人的に今日の秩父札所巡礼はたったの2ケ寺で終わった(爆)。まあ今日のクラブ趣旨からして想定内だが、御朱印3コぐらいで緩くなんて言ってたから上出来な方だと感じた。神社を参拝して御朱印を頂く。御朱印帳はお寺と神社で分ける人、ゴッチャの人、表裏使う人、片面だけで終わらす人、使い方や拘り方は人それぞれだが、ウチは寺社を2冊に分けて表裏を無駄なく使っている。内心、寺社分用意してきて良かったと一安心。

シメに相応しい秩父神社の後はまたしてもスーパーに寄って酒盛り材料の買い足しだ(笑)。衰えんなあこの人たちは(爆)。酸味の濃いチューハイばかりでは飽きるので和菓子屋で饅頭を買ってオツマミにしたらコレが実にマッチして美味かった。
さて今日の締め括りは日帰り温泉・祭の湯だ!
と思ったら札所15番・少林寺の看板が目に入った。時間的にはもう納経受付が終わろうかと言う時間帯だが、ダメ元で行ってみる事に。

ぎりぎりセーフ。納経は17時までだったので何とか間に合った。御朱印6件は凄いと一同達成感みたいなモノを感じて悶絶しまくった。今時は境内の牡丹が見事なので一見の価値アリだ。
という事で今日の御朱印散歩はここ少林寺でオワリ。その足で歩き疲れを癒すに相応しい最終ステージへ。

駅前日帰り温泉・祭の湯で歩き疲れを癒した。世間的に火曜日で給料日前だから空いてるかと思ったら意外と混んでた。小一時間ほどノンビリして外に出たらもう真っ暗だった。仕上げにとなりのフードコートで夕食に炙りサーモン丼を頂いた。

帰路は早めに特急券を確保して、それまでの時間は駅前で喫煙したり土産屋を覗いたりしてダラッと過ごして本日のミッションは予想以上に盛り上がって終了!

西武秩父発の特急は最終の1本前だったから、温泉でノンビリし過ぎたら悲惨な結果になっていただろう。Cちゃんは途中の飯能駅で途中下車して流れ解散となった。その後池袋までは寝落ちしながら行けてしまうのが電車の有難い点である。
池袋に着いて締め括りの伯爵でマッタリしながら次回のミッションについてミーティングした。引き続き秩父に行くか、箱根にするか?はてまた鎌倉か?・・・結論はでないまま解散となった。あ、炭焼珈琲ご馳走様でした♪
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話題の宝光寺

2018年04月12日 | 旅行・レジャー・ドライブ
失礼ながら宝光寺と聞いてピンとくる人はなかなか居ないと思うが、昨日テレビで紹介されて話題のスポットになったお寺だ。
鎌倉の大仏よりも大きい大仏が東京の日の出町に誕生して4月11日に一般公開された。
今日はその大仏様を拝みに行くお寺さんドライブだ。

首都高速は相変わらずのノロノロ渋滞だが、まだゆっくり流れているだけマシだった。やがて4号線から中央自動車道に入り順調に歩を進める。途中息抜きに石川PAに寄る予定だったが、現地の混雑状況が読めないのでスルーして先を急ぐ。


八王子から先、ジャンクションで圏央道に入り日の出インターで一般道に下りた。今日は天気がとても良い。良いのは有り難いのだが気温が結構上がってきたので初めて車内に冷房を入れた。これから嫌な季節になるな(汗)

日の出インターからは然程遠くないのでアクセスの良さは素晴らしい。ただ中央自動車道経由だといくらか遠回りになるが、地ベタを走るよりはスムーズかもしれない。
午前10時に宝光寺に着いて駐車場にまわると既に満車に近い盛況ぶり。関心の高さが窺える。

何とか空きスペースを見つけて一安心だが石川寄ってたら完全アウトだった。
先を急がず、まず総門からじっくり見ていこう。

宝光寺は創建1478年の曹洞宗のお寺である。もともと天台宗の菩提院を再建して出来上がったという経緯がある。
総門をくぐると参道の両脇に十六羅漢像が並ぶ。

仁王門を経て本堂へ。境内の広い大きなお寺だ。明治大火の焼失による復興で七堂伽藍は割と近年に造られた。

お参りを済ませたが御朱印の案内は一切無く、寺務所で聞いたら別の所で受付けているとの事。そこで駐車場の方に行ったらもう満車で交通整理が出ていた。
大仏は公開になったが、まだ周辺は工事中で、その工事関係者がニンジンを振っていた所を見ると、あまりの来場車の多さに対応が間に合わなかったのだろう。

駐車場脇の建物で御朱印をいただき、ようやく本筋の大仏拝観だ。その巨体は下からも遠望できる。名前は鹿野大仏(ろくやだいぶつ)と言い鎌倉大仏よりわずかに1m大きく、裏山の上の方にデンと座っている。そこまで続く参道はずっと登りで徒歩10分程度。ちょっとした良い運動になる。


ようやく目の前までたどり着くとその大きさに暫し見とれてしまうなかなかの迫力。
まだ歴史を重ねてない出来たてホヤホヤの姿は生々しく結構イケメンだった。


賽銭と共に「2年縛りで済みますように」と手を合わせた。大仏はぐるりと一周できて背後も拝む事ができる。ここへの本参道はまだ造成中で、大仏の周辺の山肌も土がむき出しの状態だ。

すべての工事が完了したらまた景色が一変する事だろう。そしたらまた来てみようと思う。日の出町は今まで「つるつる温泉」しか知らなかったが、見所が増えると別目的でもコラボやきっかけになるのでなかなか良い傾向だと思う。

ミッションが終わったので下に降りて一服した後、お昼少し前に車を出したが、駐車場は満車どころかパーキング渋滞の長い列が交差点の方まで続いていた。これは凄い!

車なら午前中早めに行かれる事を強くオススメしたい。ちなみに電車だと最寄り駅はJR五日市線の武蔵増戸駅で寺まで徒歩約25分。武蔵引田駅からだと徒歩約30分だ。バスの場合は塩沢秋川霊園バス停から徒歩約3~5分程。
宝光寺を後に、お次はそこから割と近い「湯処・阿伎留の四季」に立ち寄った。ポカポカ陽気で汗ばんだのと参拝疲れを癒すには丁度良い。

ちょっと吃驚だったのは今まで天然温泉だとばかり思っていたのだが、実はココ人工温泉だった。故に人気の炭酸泉も無い。泉質は人工的に成分を加えた硫黄泉で42℃と高めだ。それでも気分転換や疲れを癒せる事に然程影響はなかった。お休み処のTV付きリクライニングチェアは気持ち良くて小1時間ほど寝落ちしてしまった。

入館は90分コースで600円(終日だと900円)だが、どうせなら終日料金でもっとノンビリ寝落ちしたかったと後悔した。後悔といえば販売用名入りタオルを買い忘れた事。また別の日に改めて行くとしよう。
帰りは車内のサウナ状態がウンザリだったが、圏央道も中央道も渋滞なくスイスイ走れた。オワリ良ければ全て良しである。

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高尾山御朱印初め

2018年03月19日 | 旅行・レジャー・ドライブ
昨日の発案に乗ったGちゃんと朝9時に池袋で合流した。今日は車で高尾山へドライブだ。9時・・・微妙だな(汗)。恐る恐る首都高速に乗ったが、やっぱり想定内の渋滞だった。環状線は仕方なしか。
出足からズッコケたが、それでもノロノロ渋滞でやがて自然解消したので特にストレス無し。

話を聞いていると御朱印熱が急上昇してるが、まだ御朱印帳すら持ってないという。文字通り、これから行く高尾山薬王院が御朱印デビューとなる。名高い有名地が一発目とは実に縁起が良い。首都高速から中央自動車道に移って流れは順調だ。高尾山の前に朝飯を取る事になり、途中石川PAに立ち寄った。

あれ?ドトールコーヒーなんてあったっけ?
どうも石川PA自体久しぶりなもんでイマイチ記憶が薄い。早速コーヒーとジャーマンドッグとトーストを買って車内で食べた。トーストは美味いんだがマーガリンとセパレートのセルフトーストだったのが残念。何よりハンドルが油でベタベタになるのが嫌なので細心の注意を払って朝食を終わらせた。

さてここからは八王子JCTで圏央道に乗ってすぐというアクセスの良さである。今までは八王子で降りて一般道で高尾山を目指していた。そう考えるとかなりの進歩だ。一頃は神聖な高尾山の下にトンネルを通すなんてけしからん!と大騒ぎになっていたが、その後はどうなったのだろう。圏央道からトンネルを抜けるとすぐ高尾山ICだ。

高尾山ICから甲州街道に出たが車の往来は殆どない。月曜日なんてこんなもんなのだろうか。ならばパーキングも楽勝かと思ったら、駅前のパーキングはもう既に車で埋め尽くされ、そろそろ満車を迎えようという混雑ぶりである。さすがミシュラン観光地だ。平日でこうだから土日なんて完全アウトだね。

高尾山口駅前界隈は空いてはいるがそこそこ賑わいがあった。歩いてケーブルカー清滝駅へ向かう。Gちゃん何と御朱印どころか高尾山に来るのも初めてだというから驚いた。という事は傾斜日本一のケーブルカーも初めて。いつも改札は行列のイメージがあったが、今日は待ち時間も無くすぐに乗れた。

ケーブルカーの運賃は往復930円。高いと取るか安いと取るか、歩いて上まで登る苦労を考えたら間違いなく後者だと思う。Gちゃん初めてってのはネタじゃなくて本当だったようであちこち目をひんむいてガン見していた。線路はベルヌーイ螺旋のような美しい勾配変化と共に一直線に上まで続いている。この迫力の景色はインスタ「ばえ」っていて全く見飽きない。上の高尾山駅には6分ほどで着いた。

駅前の売店は店舗改装工事中だった。上からの展望は薄曇りで遠くが霞んで微妙。良く晴れていればスカイツリーも見えるらしいが今日は眼下の八王子駅界隈も霞んでいて眺望はあまり良くなかった。
ここからは薬王院に向けてほぼ平行移動だ。ケーブルカーに乗った時点で登山ではなくお散歩である。
浄心門をくぐり男坂百八階段を上がるとやがて薬王院山門に着く。駅から約15分ぐらいだった。

御朱印は参拝を済ませてからという事で、参道を抜け石段を上がって本殿で手を合わせる。参拝客が増えてきて賑やかになってきた。登山客と参拝客が入り乱れる境内は年配の方々が目立つ。外人さんも昔に比べるとかなり多い。

更に石段を上って飯縄権現堂を参拝、更に更に急段を上がって奥の院まで手を合わせた。その裏手には気軽に富士山に行けなかった時代に信仰を集めた浅間神社がある。ここは今も神仏混淆のスタイルなのでお寺でも鳥居が建っているのだ。今日は山頂まで行かないのでここが折り返し地点だ。

石段を降りて御護摩受付所へ。何もかも初めてのGちゃんはここで高尾山オリジナルの御朱印帳を購入してめでたく御朱印第1号を授かった。今日はピンで温泉だけの予定だったがお陰で御朱印を貰う事ができた。書面は書き手によって書式が異なるが、いったい何パターンあるのか不明だ。

他に色々なお守りを売っていたが、財布に入れる飯縄大権現の護符と珍しい自転車用のお守りなんてのも買った。これについては後日に触れようと思うが、自転車のフレームに取り付ける「誓願章」という名の指抜きみたいな形をした金属製の護符で、梵字と法輪がデザインされている。こんなお守りは初めて見たよ。

ミッションを終えてやれやれと一服したい所だが、もう高尾山では喫煙場所が一か所も無くなってしまったので、吸いたければケーブルカーで麓まで降りなければならない。そうと分かって来た参道を競歩レベルの早歩きで下った。その前に十一丁目茶屋でお土産でも買って行こう。肝心の食事は麓に下りてからのつもりだったが、よーく見たらお茶屋のテラスに灰皿が見えたので、十一丁目茶屋で食事する事になった。

見晴らしの凄く良いテラス席の一部が貴重な喫煙スペースだったのはGOOD。名物のとろろそばと美味そうなのでおでんとラムネを所望。このとろろそばが素晴らしく美味い。これは今日一番のヒットかもしれない。

インフィニティエッジと言うには惜しいが、カウンターテーブルのすぐ先が大自然ってのは恐怖を伴って素晴らしい。縁が5㎝程度だからうっかりデジカメなんか落としたら日記映え間違いナシだ。
御朱印第1号と記念撮影していたらCちゃんから着信があった。なんと高尾山まで来てるらしい。

ケーブルカーの下まで来てるそうだが、八王子在住の彼にとって高尾は地元というから羨ましい。
十一丁目茶屋を後に売店で団子を買って高尾山を下りた。
清滝駅で数年ぶりに会うCちゃんは朝からヤケ酒で出来上がっていた。これで御朱印クラブのメンバーがサプライズで揃った訳だが、ネタ的にダーヤスとか山ちゃんでも巻き込めたら面白いかもしれない。

結局Cちゃんは顔見せだけで去って行った。さて高尾山御朱印初めの後はメインディッシュの京王高尾山温泉だ。高尾山口の駅に出ればもう温泉入口なのだが、なんと休館日だった。またよりによって今日は設備点検のためにお休みだそうだ。ネタ的においしいオチを頂いて、さてどうしようかと検索したら意外と近くの竜泉寺の湯が閃いた。同じく京王線沿線なので割と近い。

当然中古カーナビでは目的地が更地なので何とか地形から判断して設定完了。現在地からは直線距離で約5.6km。京王線5駅分のお手頃なドライブだが、これは想定外の時間ロスなので手短に済ませよう。

竜泉寺の湯には15時頃に着いた。さすがにこっちはOPENしていたが、もし休館だったら次候補は阿伎留の四季だった。それにしても450台収容のパーキングの空きを探すのに苦労する程の集客力!
玄関のペッパーがボッチになったのはどうしてだろう。浴場は混雑していた。炭酸泉だけで3種類もあるのは魅力だが、さすがに人気が高く空き待ち状態だった。その炭酸泉5分入るだけで血流の量が7倍になるという説は目から鱗だ。今回は時間少々巻き巻きなので食事はカットで入浴だけ。サッサと帰って伯爵に行こうという案に決まり、滞在1時間半でお湯を後にした。

一般道を中央道八王子ICに向かうが、信号渋滞でなかなか先に進まない。ようやく中央自動車道に乗れたけど、都心に近づくにつれ混雑が大渋滞に化けた。池袋には18時着。理想は17時着で1時間ロスという結果だったが、まあそれ位ならサザヱタイムに間に合ったし及第点だろう。
締め括りの炭焼珈琲は実に美味い。最後に御朱印を主体にしたお散歩クラブについてジジィ放談して19時過ぎに解散となった。
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