娘宅のワンちゃんの散歩は婿が出勤前に毎朝、住まいのマンション周りと近場を周るのが
ワンちゃんの散歩コースで婿の日課らしいです
婿が休みの時は、娘と夫婦でワンちゃんの散歩をしているとの事だけど今までは我が家に来たことがありません。
それが先週始めの連休の二日間、続けて娘夫婦がワンちゃんの散歩中に我が家に寄りました。
私は週に2回娘宅に行っているので今ではワンちゃんは凄く懐いています
我が家に寄ったと言っても玄関先で会って帰ったのですが、初日には私の顔を見た途端大喜びでした。
連休だったので娘夫婦は二日目(敬老の日)の散歩中も我が家に寄りました。
娘たちと別れた後でピンポンとチャイムの音が鳴ったので出てみると、
娘夫婦とワンちゃんが玄関先にいました
二日続けてバァさんの家に寄ったものだから、ワンちゃんがバァさんの家をしっかりと覚えたようで、
ある場所から動こうとしないらしくて戻って来たと二人の話です。
戻って来た後、バイバイするとワンちゃん又動かないので私が娘たちの帰る方向に前を歩くと、やっと歩き出しました
私が途中で隠れるとワンちゃんは後ろを振り返り私を探しているのです
何とか、この日バァさんは家に帰ったのですが、娘たちは自宅に戻るまでは大変だったみたいで
3人で大笑いです
先週はもう一度祝日(秋分の日)があったので娘夫婦が散歩中、ワンちゃんはバァさん家に寄るのが
決まりになってきたようです。
ワンちゃんからするとお父さん、お母さんの二人の散歩の日は、楽しみが(?)増えたと喜んでいるのかな?
懐いてくれるワンちゃんの事、バァさんもワンちゃん大好きよ
私の趣味の一つ新聞の切り抜きで胸に響いた投稿文を載せたいと思います。
LINE友だち 藤村利幸さん(72)大阪府
突然、その男とのLINEに「既読」が付かなくなった。
昨年来、入退院を繰り返していた高校の親友である。
卒業後、彼は旅行社、私は公務員へ。 道は違えど20~30代も年に数回は顔を合わせていた。
40代、転勤族だった同級生の一人が大阪に帰ってきて3人で会うことが多くなった。
50代、それぞれの事情で3人とも早期退職した後も度々カラオケやボウリング、ビリヤードに行き、年に一度旅行に行った。
旅先、宿は元旅行社の彼が手配しもう一人の友と交替で運転してくれ、私は乗せてもらうだけの
気楽な旅は、60代後半になっても続いていた。
私が台風でパニック症・不安症を再発し、転居、落ち込んだときも彼はいろいろ声をかけてくれた。
3人全員がスマホを持ったとき、昔ながらの友があらためて「LINE友だち」とやらになり、
毎日のようにグループトークが始まった。
70代、コロナで会えない日が続いても、病を抱えるようになった彼が検査入院から治療入院となっても
トークは続いていた。
1月に10日間ほど入院していた彼は、退院後、自宅療養を続けていた。
立春も過ぎたある日、突然「既読」が付かなくなった。
心配な4日目昼「既読」となり、安心もつかの間、夕方、「今朝旅立ちました」との奥様の名前が記されたLINE。
覚悟はしていたが声をあげて泣いた。
彼のアカウトは残してある。 いつか私がいよいよのとき、こちらの川岸からLINEして、向こう岸まで迎えに来てもらおう。
そして向こうの世界を案内してもらおう。
元旅行社の彼に。
朝晴れエッセー(産経新聞 朝刊)掲載
吾亦紅の花
私は16年前に無二の親友との別れがありました。
その時、ガラケーであった携帯に彼女からの最後のメールの内容のことを思い出し、
今回の投稿文に思わず私も泣いてしまいました。