4月20日に今年も精進料理を頂きに行くのをお友達が誘ってくれました。
京都府八幡市にある 通称“だるま寺”と呼ばれている円福寺 です。
その日は生憎の雨でした
円福寺に行ったのは昨年が初めてだったので、その時の私は見るもの全てが興味津々でした
昨年の記事は こちら です。
精進料理を初めて目にした時、あまりのシンプルさに驚いたのでした。
ところが今年は違ってボリュームあるように見えたのです。
友達に話すと「毎年 一緒よ」とのことでした。
精進料理、確かに昨年のブログに載せたのを見ると同じです。
今年は美味しくそして有り難い気持ちで頂くことが出来ました。 不思議です
あらら箸袋の向きが反対だったわ
精進料理を頂いた後、お坊さんの法話を聞きました。
臨済宗妙心寺派法務部長されていられる土井玉峰さんの『禅』についての法話でした。
1時間話して下さった法話を要約すると
大事なことは言葉ではなく、心から心へとしか伝わらない。
禅もその考えの上に成り立っています。
『禅』で大事なことは 「今、ここ、自分」 の三つしかないとのこと
起きてしまったこと、やってしまったこと、そうした過去をクヨクヨ思わない。
未来をグジグジ悩まない。それが禅の生きかたであり、禅の心です。
大切なのは 「今、ここ、自分」しかありません。 との話でした。
なるほどそうなんだと思いました
いいお話を聞かせて貰いました。
法話を聞いた後は昨年同様、肩こりに効くという若いお坊さんに木製の棒で叩いて貰う
“警策(けいさく)で打つ”というのを今年もして貰いました。
ピシッピシッと右肩左肩に痛さが心地良かったです。
今年も仲良く写真におさまりました
この日は雨が降っていて足元は悪かったけれど雨に打たれた木々は風情があり
とても綺麗でした
雨天だったので帰りはお友達と二人寄り道せず帰路に着きました
今年は昨年よりも円福寺のことを少し深く知ることができたように思います。
25日には別のお友達と「清荒神(きよしこうじん)」というところに行ってきました。
「清荒神」は私も友達も初めてです。
火の神、かまどの神の「三宝荒神」をまつっていることから台所の神様として主婦を中心に参拝者が多いとの事です。
“ここではたった一つの願い事をすれば叶うらしい” の言葉に「願い事は一つだけとは?選ぶの難しいなぁ」
なんて言いながら観光を兼ねて行くことに。
宝塚歌劇で有名な宝塚の一つ手前に駅名もそのまま「清荒神」と付いていたのにはビックリでした
門前町にはたくさんのお店があり見るだけでも面白かったです
お昼前に待ち合わせ「清荒神」へ。
現地に着いた時はお腹ペコペコなのでまずは腹ごしらえです。
何処の店に入ろうかと迷って入ったお店、ランチメニューがなんとお造りに
小鉢のおかず数点、茶碗蒸しも付いてこれで980円です
美味しかった上にこの安さ大満足でした。
そして清荒神の鳥居が目の前に見えました。
清荒神清澄寺の習わし お守りにし、願い叶えば“倍戻し”
神社やお寺ではさい銭を投げ入れて願いを叶えてもらうのが普通ですが、ここでは逆にさい銭を拝借して
福を授かるという一風変わったご利益がある場所があります。
鉄柵で囲まれているところにお金が転がっています。
そのお金を木の棒でたぐり寄せて持ち帰り願いが叶ったら倍額を返すという習わしがあるそうです。
私たちもそれをして写真に写しましたが上手く撮れなかったので写真UP無し。
ちなみにお金は1円玉ばかりでした。
笑ってはいけないけれど二人とも笑ってしまいました。
「持ち帰ったお金は白い紙に包んで財布に入れておくと小遣い銭に困らない」らしいです。
そうして境内をまだまだ歩いていると境内の奥の方に滝がありました。
そして境内を下りて行くと 本堂前の高さ7メートルの立像「一願地蔵尊」 がありました。
ひしゃくで水を掛けて1つだけ願い事をすると叶うといわれているので
ここでお互い一つの願い事を心落ち着けて願いました
まだもっと下りて行くと境内の案内図がありました。
案内図をよく見てみると私たち境内をほぼ全体グルッと歩いていました
「相当歩いたね」と二人とも自己満足です。
清荒神を堪能するだけ廻って梅田でお茶をして帰ろうと話になりコーヒー飲むつもりでいたのに
チョコレートパフェが美味しそうだったので二人とも同じ物を注文、
又 いっぱいお喋りして次の再開を約束してここでバイバイです
この春のいい季節、出かけることが多く多忙だったけれど誘ってくれる友達がいることは
幸せなことだとつくづく思う今日この頃です