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言葉の真意

2009年12月18日 | 日記
15日付けの読売新聞朝刊「今日のノート」に、気になる記事が掲載されていましたので、

紹介させていただきたく思いブログに記すことにしました

原文のまま載せさせていただきます。

 
                     


思ったことを正直に言えないことがある。

トラブルを避けるためだが、一方で言葉の真意をくみ取ってほしい、

との願いが込められているから、厄介だ。

子どもの学校生活の様子を担任の先生が記す通知表の所見欄。

モンスターペアレンツの増加に伴い、行儀の良くない子供でも、

マイナスイメージを抱くようなことは書けないから記入する際、気を遣うという。

最近では、先生向けに記入文例集なる本も出版されている。

例えば性格について、

「落ち着きがない」は「行動的な」、「がんこな」は「自分の意見を持っている」

「意思が強い」「騒がしい」は「活発な」、

「いいかげんな」は「こだわらない」、

「いばっている」は「自信に満ちている」などとなっている。

教育評論家のはやし浩司さんは、

「ずけずけものを言う親に対し、先生が萎縮している。

今の先生と親の距離感がよくわかる」と話す。

子どもの頃、クラスの児童全員に、一言ではあるが、

それぞれの長所を見つけ出して通知表に書いてくれた先生がいた。

何度も読み返して友だちと喜びあったのを思い出す。

先生の言葉にごまかしがなかったので、幼心にも響くことがあったのだろう。

もうすぐ2学期の終業式。

先生の言葉を字面通りに受け止めていると、意図していることに気づかないかもしれない。

                                   文化 ・ 生活部長 石垣朝克


                     


時代が移り変わるたび、親の教師・学校へ対する期待が変わり、

親の子へ対する接し方も多様化してきたことが影響しているのでしょうか。

本当に時代は変わったものです。

この記事を読んだ私は、時代のあり方、

そして言葉の真意を伝える大切さを改めて感じると共に、難しさを痛感しました。

コメント (16)
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