ゴールデンウイーク終わりました。みなさんいかがお過ごしでしたか。
私はゴールデンウイーク後半から郷里の芦屋へ。終末大阪でライブ、リハーサルがあり、その後は京都にも足をのばし、ホントに充実した一週間でした。
京都では、友達に案内してもらって、嵯峨釈迦堂「清凉寺」と「宝匡院」を訪れ、(上の写真は清涼寺内)その後天龍寺・等観院にて、友達が毎月受けているヨガに参加。
時がゆっくり進む中、魅力的で包容力のあるヨガの先生の声が流れ、目の前に広がるのは嵐山の素晴らしい景色。外は鳥の鳴き声。時たま、鳶の鳴く声も。。。何と心地よいひととき。
下の写真は、ヨガの間、窓から見える一面緑の景色。
そして、ヨガの後に等観院のご住職がわざわざ来られ、私たちはお話を聞いた後に、なんと座禅を初体験!
ご住職のお話は、座禅のこと、釈迦の教え、ご自身の経験談、修行に対する考え方、いろんな例えを交えてのお話なのでとてもわかりやすく、みんなが引き込まれていました。
「何事も、程々がいいのです、楽器の弦でも、ピーンと張りすぎて糸が切れたり、緩みすぎて音が出なかったりするのでは無く、ほどよいところで糸が張られているのが一番いい。。。」確かに、私も、頑張りすぎて力が入り余裕のない時は納得する結果が出ないです。このお話は、どんなことにも通じることだなあと思い、とても印象的でした。
さて、肝心の座禅は、恥ずかしいけど足が途中で、、ヤバイ、、、痺れてきた!
座禅中、呼吸を何回しているか(ゆっくり息を吸って吐いて一回とする)数えましょう、とのこと。
‥それも途中で分からなくなった。10分間の座禅も全然集中出来てへんやん!
心を落ち着けてもう一人の自分に問いかける、生まれて初めての貴重な試みでしたが。まだまだですなあ~
最後に、宝匡院(ほうきょういん)の中の花の写真。
私は、音楽を仕事にしているせいか、むしろ日頃の生活では静寂な空間を求めます。
街中はあまりに音が多すぎて、神経が疲れます。何であんなにアナウンスや音楽を流す必要があるのでしょうね。
先日の京都では、一歩外れると人はほとんどいませんでした。ひたすら草花や木々との対話、徹底的に音の無い世界。身も心も潤う時空を満喫しました。