雨でつぶれた休日にネタをひとつ。
YBR125のヘッドライトを明るくしたいとH4バルブ仕様に改造する時に、カップラも含めてどう改造するか
悩む人が多いと思う。
日本の小・中・高校の理科や物理の授業で電気に関する内容をちゃんと理解してれば簡単だけど、忘れた
りしてるのがほとんどだろう。
そこで、市販の配線キットを流用してYBRに合った配線にする方法を紹介しよう。
小難しい回路図とか割愛して実例だけを書いてみるよ。
まず、入手できたのはこれ。
KITACOの商品コード:800-0600900 ヘッドライトソケット ホンダ用H-4バルブ対応。
これがよく店で見かけて入手しやすくて、しかも配線やらカップラまですべて揃ってるし安い。
だがしかし、ホンダ用なのでヤマハの配線とつじつまが合わない。
そこで端子の位置を入れ替えてヤマハ用に改造すればいいわけだ。
☆もしも入手できるならKITACO商品コード:800-0600910
ヘッドライトソケット ヤマハ 用H-4バルブ対応 が無改造・ポン付けで
使用可能。(読者情報から)
オス側のカップラを覗きこむとこんな感じに端子が見える。
端子には抜け止めロック用の爪があるので、精密ドライバーなどで下に押し下げながら配線を抜く。
もしも純正のライトレンズのバルブ爪受けを削ってH4化改造する時は、抜いた配線を前もって防水ゴム
キャップに通しておくと良い。
社外品のレンズキットの場合は各自工夫する。
ロック用爪を上にして配線の順番をこの画像に合わせればYBRに適合する。
抜いた端子の爪が寝てしまってロックがかかりにくいなら、爪をカッターの歯で少し起こして上げればいい。
H4カップラのメス側(バルブ側)との位置関係をこれにすれば、社外品のライトでも自作配線でもOKだ。
これでYBRのメインハーネスから来たカップラと上手く繋げることができる。
問題はメインハーネスやスイッチボックスの配線がけっこう細い事で、調子に乗って大電力バルブを使う
とたぶん配線が焦げるだろう。
強化配線改造でもしない限り、55/60Wが本当に上限ギリギリだと思った方がいい。
配線が無改造ならば45/45Wにとどめたいところだ。
俺の経験からすると確かにH4 55/60W化すると明るくなるけれど純正レンズではマツシマの35/35W
H4BSハロゲンとさほど変わらない印象であった。
ライト改造後の明るさ比較
やはりレンズ自体を変えて配光を改善しないかぎり、明るく見やすくなると思えない。
YBR125のヘッドライト配光を改善する
どうせやるならレンズも含めていっきに変えたほうがいいと思う。
また、H4化が極めて楽なGN125のレンズが流用可能であるが、残念ながら配光に関しての記述を
書いたブログが皆無なので、どなたか人柱になって公開していただければいいかな。
まあ、GN純正のライトとバルブでも特に配光に関して気になるという話は出て無いから、たぶん大丈夫
なんだろう。
YBRのオーナー達の中で社外品の180Φレンズを使った例はいくつか見られるので、値段も考りょすると
それでもいいと思うし、配光の評判も悪くなかったと記憶している。