YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

インマニ交換

2013年11月16日 | YBR125改造

磨きまくった社外インマニは基本的にYBR125純正と同じサイズだけど、エンジンに実装して良く観察
すると、精度の違いなのか吸気ポート穴に対して段差が一部見つかった。

赤印の箇所だけだったから簡単に修正できた。

ついでにキャブ側の穴径を測定してみたら、愛用の加速ポンプ付PD22(謎キャブPD24)と完全に一致。

純正インマニは1mm細い26mmだったので、輸入インマニも削らなければならないと覚悟してただけに
拍子抜けしちまったよw
VM26キャブの時には最初から削る必要があるくらい内径差があったから、いきなり加工したので気づか
なかった。
怪我の功名じゃないけど、偶然にも社外インマニだったおかげで無加工で済んで助かった。
純正ガスケットを加工するのはもったいないので、手持ちのガスケットシートを切り出して穴径27mm仕様
で作る。

早速実装してみる。

ボルトオンなのはVM26キャブの時に実証済みだから問題なし。

早速試走に出かけてみた。
エンジンが温まるまではいつもの調子な気がしたけれど、試走コースを走り込んで行くうちに変化に気づく。
あれ?なんか吹け上がりがすごくいいんでないかい?いつもの急坂もスルスル登るし。
長い直線や山坂道を走り込んで得た印象は

・4000回転からの吹け上がりが明らかによくなった。
・慣れた道でのアクセル開度が少なくなった。
・吹け上がり良くなった分、平地での加速時にシフトアップが早めになってちょっと忙しくなった。
・上り坂途中でのシフトダウン率が少し減った。
・郊外4速オートマ走りや4速・5速での再加速時にシフトダウンせずに済む場面が多くなった。
・細かいワインディングでの3速が実に美味しい。


こりゃ今までPDキャブの8割くらいしか性能を発揮させてなかったんじゃないのかな?
立ち上がりが良くなったのでクネクネ道が楽しくなったけど、油断してると危ない速度になるので少し
抑えるのも意識しておこう。
とは言うものの125ccOHC単気筒の域を超えてないのも事実だから、これ以上深追いするのは
禁物だ。

なんで今まで純正インマニのまま放置しちまったんだろうと悔やむほど改善された印象で、たった1mmの
差とは言え、段差がいかに影響してたのかよくわかったよ。また、梨地の平滑研磨も同時に効いてるかも
しれない。

実は先日までは「ハイカムなんかどうよ?」とか「排気ポートをちょっと削ったら抜けが良くなりそうで面白
そうじゃね?」なんて妄想してたけどモンキー系にありがちな底なし沼へと足を踏み入れてしまうので、
改造はこの程度で済ます事にする・・・

裏ヤビツを往復しながら終わりかけの紅葉も楽しみ、寒さに震えつつ帰宅した。