らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

音楽の力

2007年11月27日 23時59分33秒 | クァルテット
 山形響の定期演奏会の余韻も楽しむ余裕もないまま午前中に南陽市の梨郷小学校体育館での音楽教室。今日の体育館は寒かった。田舎っぺの子供達の真剣な眼差しが可愛い!!

 お昼はお気に入りの喫茶店「田園」でカレーを食べる。

 午後は山形市まで移動後、明日の大石田で行われる音楽教室と演奏会リハーサル。
はいここまでで、へとへと~~~~~~~~~。

 今日はその後、文翔館で行われた上海クァルテットの演奏会に行って来た。
プログラムはオールモーツァルト。
・弦楽四重奏曲第22番・23番・19番だった。
この間、チャリティージョイントコンサートで演奏した第19番ももちろんだが、とにかく難しい第22番・23番をどう料理するか楽しみに聴きに行った。

 彼らの音楽は、疲れ切った心と体を元気にしてくれた。凄いね音楽の力って。
舞台の砂かぶりみたいな所で聴いていたのだが、凄い!凄い!
タイミングを合わせにかかるのではなく、やはり音楽の流れ、感じ方を合わせていくだけ。
少しぐらいずれたって、そんなの関係ねぇ~。それも音楽の幅だ。
お互いの自由を邪魔しない!とにかく一人一人が音楽を発散していく。
離れたと思ったら、また集合というのを繰り返していく。
同じ東洋人でも日本人とは違う大陸的な表現力というのを強く感じた。

 サインを演奏会後してくれるというのでベートーヴェンの第12番・14番のCDを購入。本当に気さくに4人でサインをしてくれた。寝るときでもゆっくり聴くつもりだ。

 弦楽四重奏って本当にいいものだ。
(写真は田園の店内からの眺め)

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2 コメント

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上海 (balaine)
2007-11-29 02:12:10
カルテット奏者がカルテットから癒されるんですね。同じプロとして批評家的に聴いてしまって心が疲れたりするのかな~などと考えてしまいました。
私などは、とかく「タテの線」も合わないので、そういうレベルに低いタイミング合わせに必死ですが、ランパル、アイザック・スターンらのFl四重奏などを聴くと、一見「縦の線」もずれていて好き勝手に演奏している様に思えるのですが、「音楽の流れ」が合ってるのです。
「大陸的」な上海のカルテット。山Qは「何」的なのでしょう。。。
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>balaineさん (らびお)
2007-11-29 11:48:38
コメントありがとうございます。
私は、カルテットマニア~カルテット馬鹿なので上海Qを聴いても心は癒されますよ。学生の頃は、弓の持ち方がどうの音楽の運びがどうのBowingがどうのと音楽ではなく技術的な事ばかり目と耳がいって演奏会に行くと疲れて帰ってきていました。

最近は日頃の活動は忘れて、いちお客さんになって聴くことがようやく出来るようになりました。

>「大陸的」な上海のカルテット。山Qは「何」的なのでしょう。。。

山形Qは・・・・・・・・。
自分の所属しているところは冷静に判断できかねます。
「自虐的」「幼児的」という印象でしょうか?
これから少しずつ考えていきたいです。
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