ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

ボランティア講習会

2016-06-06 | 野生動物救護
今年の講習会、土曜、日曜で合わせて61名の方が受講して下さり
無事終了しました。
この二日間、4時起きで、くたくただけど、トラブルも無く開催出来て、一安心です。
今年は、年齢層が幅広くて、しかも男性が例年に比べ多かったのには驚きました。
野生動物救護って、結構、力のいる仕事が多いので助かります。





一番重要な野生動物救護の概要と理論を講義して下さったのは、横浜市立金沢動物園の
ベテラン飼育担当の森角さん、動物園で、環境教育も担当していらっしゃるので
すごく話が上手で、皆さん、熱心に聞いていました。
金沢動物園は、私も一年くらい傷病舎の手伝いをしたことがある所なので
久しぶりにみる内部の写真などは、懐かしかったあ
また、久しぶりに行ってみようかな


動物感染症の講義や、傷病鳥獣の搬送・応急処置などの講義も行い
その後はグループに別れての簡単な実習です。
本格的な実習は、この後8月末までに3日間、各々受けてもらうことになっているので
ほんの、さわりだけです。

普及啓発活動や情報誌発行のこと、バードストライクの調査・分析など
会の活動を詳しく説明してます。




種別の食性、エサの種類、給餌の仕方などを説明しています。




そして、ヒヨコを使って、差し餌をしてもらいました。




殆どの人が初めての経験なので、おっかなびっくり




でも、実際の差し餌は、このくらい小さくて、手に乗るくらいの子にするので
そこまで行くのが大変、練習して、少しづつ腕を上げていってもらいます。
ベテランになるまでには3年くらい掛かるかな





傷病舎も詳しい説明付きで見学してもらいました。




交通事故で下半身不随のタヌキ≪バーバ≫
エデュケーション・アニマルとして、環境教育の場で活躍しています。
もう、ボランティアさん達のペットと化してるかも





土曜日の朝、窓ガラスへの衝突で運び込まれたオオタカ。
状態は非常に悪く、持たないだろうな、と思ってたけど
やはり、夜のうちに亡くなりました。
全面ガアラス張りの窓は美観が良いのかもしれないけど、景色が写り込み
鳥はガラスを認識出来ず衝突してしまいます。
せめて、ブラインド掛けるとか、窓拭き掃除しないとかして欲しいです。





そして、雛から育て上げたスズメが4羽、受講生達の前で放野されました。









本当に、あっと言う間。
2~3時間置きの差し餌で育てるのは大変だけど、飛び立つときは、一瞬。
お礼も言わず、振り向きもせず飛び立っていきます。
まあ、そんなもんだ

日曜日は生憎の雨だったけど欠席者も無く皆さん真剣に受講して下さったし、
先輩ボランティアさん達も、多数お手伝いをして下さったので、
NPO総会とボランティア講習会と続いたこの2週、何とか乗り切りました。
知らない内に関東は梅雨入りしちゃったらしいですけど、しばらくは、
我が家のワンニャンと遊びまくろう
コメント
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