May The Force Be With Me

Whatever you do, wherever you are...

すぎょい!

2009-09-09 22:50:11 | documentary

最近、NHKの「ワンダー X ワンダー」という番組をよく観ていて、毎回壮大な自然の素晴らしさとか、動植物たちの不思議な世界とか、歴史・芸術・文化なんかについても観たことのない、知らなかった世界を見せて楽しませてくれる。今回のテーマは、北海道の奥尻の海で見られる幻の現象、ホッケ柱。ホッケは居酒屋とか北海道に行ったときに買った干物でしか見たことがなかったので、泳いでいる姿を今回初めて見た。意外と優しい顔をしてるんだな。

毎年、春先の穏やかな海の海面に集まるプランクトンを食べに集まってくるホッケたちがつくるホッケ柱。数万引きのホッケさらに巨大な柱になり、ホッケたちの回転で遠心力が発生して海面に渦を作り、海面のプランクトンが渦に吸い込まれて、柱の下のほうにいるホッケたちにも餌が行き渡る。ホッケは、他の魚のような浮き袋を持っていないので、普段は海底に静かに身を潜めているんだけど、この時だけは、身を縦にして勢い良く海面に向って泳いでいき、それが数万引きも集まると柱を作るんだって。動物の本能的な行動ってすごい。

そして、この番組はコメンテーターが毎回違うんだけど、今回のゲストに来ていたさかなクンも大興奮。VTRを見ている間、さかなクンがうるさかったと司会のぐっさんも言ってたりして(笑)。個人的にさかなクンは面白くてツボ。Wikiによると、中学のときに始めた吹奏楽は最初「水槽学」だと思ってたとか、浜崎あゆみのことが「あゆ」と呼ばれているのに「鮎」のことだと思ってたとか、勘違いしてたのは全部魚と結びついている。そして「ギョギョ~!」と言って驚くのは知ってたけど、今回「
すぎょい!」と言うさかなクン語もあることを発見。もしかして、その「ぎょ」は「魚」ですか!?とくだらない想像をしてしまいました。

今はタレント活動の他にも、政府・自治体関連の役員をしていたり、東京海洋大学客員准教授もしてるんだって。こんな人が教授だったら講義も楽しそう。まさに、「好きこそものの上手なれ」だね。あ、でもその挙動ばかりが気になって、集中できないかも~。