倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈 被害拡大 〉

2014-09-30 | インポート
9/29 Mon. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM]
去る27日に発生した御嶽山の噴火は、時間経過と共に被害が拡大の様相を呈しています。
全国から集結した災害救援隊は、火山ガスや 二次噴火の可能性と闘いながら 懸命の救助作業にあたっておりますが、一刻も早く 全員を麓(ふもと)に降ろしていただくことを願うばかりです。
それら 人的被害の一方で、火山灰の降塵による農業被害が 深刻化の兆しを見せつつあり、憂慮されるところです。
御嶽山の麓(ふもと)にある 「開田高原」 は、露地物の白菜が その名も 「御嶽白菜」 としてブランド化されているそうです。
その ブランド白菜も降塵の被害を受けてしまい、生産者は、灰を被(かぶ)った外葉を取り除いたうえで 洗っての出荷を余儀なくされているとのことです。

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しかし、これでは 品質の等級が下げられてしまい、たとえ出荷できても 採算に合わないことが想定され、頭を抱える状態になってしまっているとのこと。
また 開田高原は 「蕎麦(そば)」 の主産地でもありますが、蕎麦畑に降った火山灰が、今後 どのような影響を与えていくか、こちらも憂慮されるとことろです。

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また、周辺には 「御岳スキー場」 をはじめ、いくつかのスキー場があるのですが、おそらく今冬 こちらにも悪影響は必至でしょう。
訊けば、周辺スキー場にとって、今回の噴火は、風評被害に加えて〝実質被害〟があるそうです。