倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈実りの秋〉

2012-09-29 | インポート
9/28 Fri. [ クラちゃんの起床時刻 5:55 AM ]
9月も終盤に入り、ムラのそこここで稲刈り作業が盛んに行われています。

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私の住む地域は、農地と住宅地が混在しているのが特徴です。
家並みに隣り合せて田園が広がる〝半農半街〟何というか古くからの歴史と現代の生活が共存しているような風景は、ある意味現代社会の縮図とも申せ、私の好きな風景のひとつです。

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秋の天候は変わり易く、週末が好天に恵まれるのは潜在一隅の機会とばかり、この田圃でも一家総出で稲刈り・櫨(はぜ)掛け作業が行われていました。

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ところで、28日に 農水省長野地域センター が、今年の水稲の作況指数を発表、県内は 98 の 「 やや不良 」 になった、と発表しました。
これだけ日照に恵まれたのに 「 やや不良 」 とは・・・と思いましたが、どうやら田植期や生育初期の低温と日照不足により、稲穂を形成する茎の枝分かれが抑えられ、穂1本あたりの籾(もみ)の数がやや少なくなったことなどが影響したようです。
それでも、7月以降の高温で米粒の成熟度合いは良かったようで、総じて言えば 「 量はやや少ないけれど、オイシイ米が収穫できそう 」 といったところでしょうか。
いわゆる〝露地もの〟の農作物は、その時々の気候の影響をまともに受けてしまうのもであり、生産者のみなさんは、収穫時の その一瞬 に神経を集中し一年を過ごされ、まさに農業の厳しさを実感するところです。( 一方、さきの東北震災での福島産のコメなどの露地モノは〝人災〟による大きな影響を受けてしまい、複雑な感 です )
厳しい環境下での露地農業・・・がしかし、その分 収穫の喜び もひとしおのものがあろうことと存じます。
各農家〃庭のみなさんが、今年も大過なく稲を刈り、ハゼ掛けを通して陽の光を十分に吸収して精米された新米の味を満喫されることを願うばかりです。
きれいに掛けられた稲を、案山子(かかし)が独り、番をしていました。

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