9/8 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 5:25 AM ]
・
サッカーの 「 第92回天皇杯全日本選手権大会 」 の2回戦で、長野市に拠点を置くJFLの AC長野パルセイロ が、J1リーグ所属の コンサドーレ札幌 を相手に、PK戦の末みごと勝利する大金星を挙げたことが報じられました。
・
・
J1を頂点に、厳しい〝階級制度〟の中にある日本サッカー界にあって、天皇杯サッカーは、それらの 垣根 を超えて、J1だろうがJ2だろうがJFLだろうが学生だろうが、みな平等にピッチに立ち、頂点をめざす大会です。
その〝一発勝負〟の大一番で、格上のJチームに、地元チームがひと泡ふかせたことは痛快このうえなく、パルセイロのイレブンの大金星ニュースに、いち市民として喜びを共有するところです。
・
と、いうような、感情的・情緒的にACパルセイロを応援する気持ちを抱く一方、であるからこそ私たちは、冷静に これからのこと を考えるべき、とも考えるところです。
この度、市は、ACパルセイロがJFLリーグで好調を維持し、J2昇格を期していることを契機に、拠点である 南長野運動公園総合球技場 を大規模改修し、1万5千人を収容できるスタジアムを造ることを提案してきました。
総工費は、約80憶円を見込んでいます。
この事業提案は、これまで市が掲げてきた、ごみ処理施設建設など、950憶円にのぼる 大型プロジェクト とは別枠で上呈されてきたもので、チームをJ2に上げるためにどうしても必要な事業!という触れ込みで事(こと)は進められつつあります。
しかし、何といっても80憶円もの巨費を、気運に任せて支出するのはあまりに大雑把(おおざっぱ)であり、それには、今後のチームの行く末や、施設の運営見通し、また建設費の裏付けなどの 根拠 が求められるところです。
・
私自身中学~高校とサッカー部であり、今でもサッカー大好きな者ですが 「 それはそれ、これはこれ 」 の価値観で、課題に対峙していきたいと思うところです。
・
・
・・・・・・・
・