倉野立人のブログです。

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〈戸隠スキー場開き ウィンターシーズン到来!〉

2009-12-20 | インポート

12/19 Sat.  [ クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]

 

 

◇ 戸隠スキー場開きが行われ、久しぶりにゲレンデに立ちました。

 

 

この日は「戸隠スキー場」のスキー場開きと、今シーズンに合わせて竣工した「中社第2リフト」の掛け替え竣工式が行われ、出席させていただきました。

 

折からの寒波襲来で、ここ長野の地もまとまった降雪があり、この週末に「スキー場開き」を行う多くの施設にとっては、絶妙のタイミングでの〝恵みの雪〟となりました。

 

午前10時から、戸隠スキー場の指定管理者である「長野市開発公社」が主催する、スキー場の安全祈願祭と、市が主催する中社第2リフトの竣工式に向け、一路戸隠スキー場に向かいました。

 

昨日からの雪は、朝になっても降り止んでおらず、ワイパーを動かしながらの運転です。

 

ルートは無論、私の場合は「七曲り~バードライン経由」です。

長年箱清水で暮らし、スキーといえば七曲りを抜けてバードラインを経由する「定番ルート」は、すっかり私の三班神経(?)に染みこんでおり、川中島からだろうがどこからだろうが、飯綱・戸隠方面に向かう場合〝目をつぶっていても ^^〟そっちのルートにハンドルを切ります。 

 

しかし…この日は、この〝本能〟が、とんだアダになってしまうのでした ^^;

 

先ずは〝アダ 1〟…箱清水界隈(かいわい)にやたら詳しいワタクシ、少しでも早く、と、往生地を経由して七曲がりに出るルートの、さらなるショートカットルートを選び、西高の裏の細い一本道を登っていきました。 

 

すると、赤いパイロンで通行が止められており、「?」と前方を見ると、あろうことか別のクルマが脱輪しており、JAFのレスキューの真っ最中なのです。

 

とにかく道が狭いため、今更Uターンもできず「待機」を余儀なくされてしまいました。私のクルマにも牽引ロープが車載しているため、手伝いに行こうとしましたが、ちょうどJAFのランクルの牽引が始まったところでしたので、その後に追従、ことなきを得たのですが、近道をしたつもりが、かえって時間を食ってしまいました。

 

その後、七曲がりを抜け、旧バードラインへ入ります。

 

と・・・(@ @) ここで〝アダ 2〟…。

カーブをひとつ曲がったところに、何と大型のコンテナトラックが、まるで道路の幅にキッチリ収めたが如く、道路を真横にふさいでいるではありませんか!

 

どうやらカーブの頂点でスリップしたようで、まるっきりの「通せんぼ」状態

 

これが乗用車なら、通りがかりの者同士、力を合わせて「どっこいしょ」も可能ですが、ロングのトラックではどうすることもできません。

 

見れば、ドライバーさんが携帯電話で何やら連絡をとっている様子、おそらくレスキューを呼んでいるのだろうと推察し、声かけは控え、結局Uターン、上松の五叉路まで下り、ループ橋を登る「ウルトラ遠回り」をする羽目になってしまいました(x x)。

 

考えてみれば、飯綱・戸隠方面へのアクセスの利便性向上のため造られたループ橋ルート、こちらを使わない手はありません。

 

議会で〝改革〟を実践する者ならば、身体に染みついた「旧来ルート選択」の潜在意識、これこそを、この際〝改革〟せねば…と妙なところで自戒したところです ^^;

 

紆余曲折(うよきょくせつ)はあったものの、大雪がゆえにかえって除雪のゆきとどいたバードラインをひた走り、戸隠スキー場に到着しました。

 

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実はワタクシ、ウィンターシーズンに戸隠を訪れるのは〝超久しぶり〟なのです。

 

Photo

 

学生の頃は、暦を忘れるほどにスキーに没頭し、社会人になっても友人とゲレンデに通いつめたものですが、それも今は昔…忙しさに紛れ、昨シーズンは1度もスキーを履くことなく過ごしてしまいました。

 

それだけに、雪のスキー場は、何だか久しぶりに故郷に帰ったような感覚でした。

 

 

紆余曲折の末、大遅刻してしまいましたが「第3リフト舎」の構内で行われた神事にどうにか参列することができました。

 

ちょうど最後の「昇神」の場面には間に合い、皆さんと一緒に、今シーズンの安全を約束して戻られる神様に、大過なきを祈る念を送りました。

 

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続いて「シャルマン戸隠」のレストラン内で、市の主催する竣工式に出席しました。

 

あいさつの中で鷲沢市長は「スキー人口低迷の中でのリフト掛け替えには判断に迷ったが、スキー観光の再生のために、敢えて勝負に出た。」と述べられ、この投資に見合った成果を出すために取り組む旨を強調されていました。

 

Photo_3

 

先日も触れましたが、スキー産業の活性化は、長野市の観光産業の成否を占う重要課題であることから、今後も挙げての取り組みが求められます。

 

長野市開発公社と「東急リゾート」の連携に期待し、私の立場でも、PRなどできる限りの支援に努めたいと思いをいたしたところです。

 

 

式典の終了後、出席者に対し、レストランのPRを兼ねて「カレーライス」が試食を兼ねて振る舞われました。

 

中辛のルーに、挙げたチキンが入っている、シンプルながらシッカリとした味のカレーでした。

 

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カレー大好きなワタクシ、写真に収めた後においしくいただき、食器返却口のバイト君に「おいしかったヨ!」と伝えると、うれしそうな笑顔が返ってきました。

 

 

 

この時点で「業務」は終了したのですが、せっかくここまで来たし、雪も充分降ってくれたので、ブログネタにとちょこっと滑っていこう、と、チャチャっと着替え、2シーズンぶりにスキーを履いて、リフトに乗りました。

 

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戸隠スキー場は、市民の身近なゲレンデであると共に、技術向上をめざす熱心なスキーヤーの「修験道(しゅげっんどう)の場」でもあり、学生の大会などもよく行われています。 

 

 

私も、子どもの頃は〝家族レジャー〟で学生時代は〝青春の1ページ〟で何度も訪れており、親しみのあるスキー場のひとつです。

 

時間があれば、3つほどリフトを乗り継ぎ、山頂からの一気のダウンヒルが爽快の極みなのですが、それほどの時間もないので、第3クワットリフトのみを乗車し、久しぶりにゲレンデに立ちました。

 

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ヨクしたのもで、自転車と同様、どんなにタイムラグがあっても、滑り出せば身体が勝手にスキーを走らせ「それなりに」ターンを描くことができました。

 

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ところが、です…脚力の衰えはいかんともし難く、しばらく滑ると、膝(ひざ)がケラケラ、いやガクガク〝笑い出す〟のが分かります ^^;

 

 

結局3本ほど滑ったところで、時間切れと体力切れでクルマに戻ることとなりました。

 

 

ところで、私のスキーですが、写真で分かるとおり、ストック不要の「FUN SKI」という、極端に短いスキーです。

 

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私が学生の頃は、スキー板は、やれ195cmだ、2mだと「長さ」を競っていましたが、スキーの世界もマテリアル改革が進み、今では「カービングスキー」が主流で、長さも身長よりずっと短くなっているそうです。

 

このスキーは、その更に〝コンパクト版〟で、何より持ち運びに便利。

 

シーズン中、行くか行かないか、となってしまった今、何というか「折りたたみカサ」のような便利アイテムなのです。

 

 

 

・・・ところで、2本目に乗ったリフトに隣り合わせた方に「どちらから来られました?」と聞くと、昨日の夜新宿から夜行バスに乗ってこられ、今日いちにち滑って、そのまま、また夜行で帰るそうです。

 

で、ビックリしたのがその後の話し。

「実は私の参加したこのスキーパック、往復のバス代と、リフト一日券が付いて、料金が、な、何と、驚きの¥2,700 なんです。」とのこと(@ @)・・・いいですか、みなさん、にせんななひゃくえん、ですヨ、にまんななせんえん、じゃないですヨ! 信じられません。

 

ご自身も当初は半信半疑だったそうですが、実際集められた会費はそれだけ、後日の再請求もない、とのことで「また来たいです。」と笑顔で話されていました。

 

 

デフレもここまできたか…の感ですが、いつかTVで、大廉価のパックでも、広告代理店などを通じた「カラクリ」があり、業者にとってもメリットがある、というような話しを聞いたような気もします。

 

 

いずれにしても、長野の観光施設を訪れてくれるのはありがたい限りなので、またのお越しをお待ちしている旨伝え、降車場で別れました。

 

 

駐車場には、確かに首都圏ナンバーの観光バスが。隠れブームということでしょうか。

 

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「神様のおぼしめし」でたっぷりの降雪に恵まれたスキー場、今シーズンこそは、多くのスキー客で賑わい、活況を呈することを期待して止まないところです。

 

 

 

帰りに通った戸隠神社は、雪を頂き、荘厳な雰囲気を放っていました。

 

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下山時刻はだいたい2時でしたが、中曽根付近の屋外寒暖計は未だマイナス1度をを示し、今夜も寒くなるゾ、を数字が示していました。

 

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夕方は〝気のおけない仲間〟の「自称本会議」に参加し、楽しい中にも前向きな会話を楽しみ、実も心もリフレッシュできた一日でした(「本会議 ^^」の議案などについては、期が熟した頃の後日談とさせていただきます v(^^)v)

 


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