先日、スーパーに立ち寄ったら、何だか雰囲気か違う。
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そうです「精肉コーナー」の、とりわけ牛肉売り場が、これまで見たポップと違うのです。
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今までは「国内産牛」を全面に出してセールスしていた売り場の「国内産」のスペースが小さくなり、その分、外国産の精肉が場所を占めるようになっていたのです。
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これは、間違いなく「肉牛の内部被ばく」・・・宮城県産の稲ワラを給餌したことによる肉牛の放射能セシウム拡散の影響でしょう。
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以前「BSE問題」が世界を震撼させたころは、外国産の肉牛に厳しい規制がされ、日本国内で育てられた牛の安全性が強調されたものでした。
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それが・・・今回の原発問題で、「和牛」の安全神話は崩壊の危機に瀕してしまったところです。
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今回、原発から100km以上離れた地域で育てられた稲ワラが〝元凶〟となり肉牛が〝被害者〟となってしまいました。
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そして心配されるのは、今後、この類の問題が、他の畜産・鶏産に影響が出ないか、というところです。
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牛以外にも、豚や鶏も、当然 何らか給餌されており、その出自によっては同様の危険性が生じる可能性もあるのではないか、と思うところです。
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生産に励む農家や、流通させる業者に罪は無いと思います。
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これ以上、努力を無に帰する悲しい結末を招かないよう、実態の再調査と早い時期の対応が、他でもない「政治」に求められるところです。
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スーパーで奥様たちに混じって売り場を眺めつつ、ふとした心配心(しんぱいごころ)を覚えたひとときでした。
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