倉野立人のブログです。

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〈横のつながり〉

2010-08-24 | インポート
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8/23 Mon.  [ クラちゃんの起床時刻 4:20 AM ]
以前も触れましたが、クラちゃんの「足」として長年連れ添ってくれた「イプサム号」が、今年の猛暑の影響からか(?)オーバーヒートで壊れてしまいました(落胆)
やむを得ず代わりのクルマの調達を余儀なくされていたところ、めぼしい中古車があり、イプサム号とは涙の別れとなります。
そろそろ納車の時期を迎えることから、先日「 ♪ ドナドナドォナ~ドォナ~ … ♪ 」のBGMが聞こえてきそうな雰囲気の下、クルマに積んでいた「事務用品」を降ろす作業を行ったところです。
と…長年の秘書暮らし、またこれまでの市議活動の積み重ねの結果、クルマの中には、地図・電話帳・会議資料…とあらゆる事務用品が積み重ねられてしまい、それはあたかも「動くオフィス」
車内からは、出るわ出るわ「どちらの引っ越しですか?」と聞かれるほどの膨大な物品が出るに至りました。
まさに「クラちゃんの道程」を物語るような状況でしたが、要・不要の選別、処理に思わぬ時間を「食って」しまい、参ったマイッタの感、でした。
今後は「積みっ放し」を戒め、用事が済んだら直ちに降ろす、を心がけたいと思います ^^;
ところで、昨今「消えた高齢者」の問題がニュースを賑わせ、大きな社会問題に発展しています。
去る7月28日、東京都足立区で、生きていれば都内の男性最高齢者となる111歳になる(はずの)男性のミイラ化した遺体が見つかった事件をきっかけに、高齢者の所在が分からなくなっているケースが次々と判明しています。
この事件を契機に、各自治体が高齢者の生存確認を始めたところ、東京だけでなく、静岡県や愛知県などでも、100歳以上の高齢者の24人が所在確認できていないことが分かったそうです。
態は一事例にとどまらなくなったことから、首相談話として「社会における〝横のつながり〟が希薄になったのでは。」とも言わしめる由々しき事態となってしまいましたが、社会学者で作家の岳真也氏は「今は社会全体がネグレクト(責任放棄)の時代になっている」と指摘しています。
氏は「親が行方不明になれば、昔だったら大騒ぎです。それが「数年前に出て行った」とか「何十年も会っていない」とか…こんな希薄な親子関係は、不気味ですらあります。死んでいたら手続きが面倒とか、相続税が払えないとか、さまざま理由はあるのでしょうが、このままじゃマズいと思いながらも見て見ぬフリを決め込む「ネグレクト」が横行しています。近隣住民も、面倒に巻き込まれたくないからネグレクト。家族制度や地域社会の崩壊ここに極まれりといった印象です。また、事件の背景には地方自治体のネグレクトも否定できません。」と述べています。
〝家族〟の中には、同居の高齢者が亡くなったのを知りながら、死亡届を出さず、年金を「横領」しているケースもあり、その「犯罪行為」の罪深さは当然糾弾されるべきですが、そのことはもとより、岳氏の言う「ネグレクト」…大切な家族の安否を「知らない(知らないフリ)でいられる」心理そのものが私は信じられず、その状況に何とも言えない〝憂(うれ)い〟を覚えるところです。
基本的には「家族単位」そのうえに「地域ぐるみ」があり、家族や近所の住人同士が「心配し合える社会」を維持していくことが、何より大切…と思わざるを得ません。
そんな「世知辛い」話題の一方、私の住む地域で「横のつながり」が再認識されました。
先日の日曜日、地域公民館対抗の「ママさんバレーボール大会」が行われたのです。

Photo

各地区を代表しての熱戦が繰り広げられたのですが、微笑ましかったのは、大会の後の「懇親会」の様子でした。

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私の住む「御厨区」も善戦、懇親会では力を出し切った皆さんの笑顔が印象的です。

Photo_3

そして極めつけは、優勝・準優勝チームの「交流」の場面なのでした。
実は私の住む川中島地区では、JR川中島駅周辺にある「本町区(もとまちく)」と「中島地区」が両雄を成し、常に優勝を争う〝因縁の間柄〟なのです。
で、今年は(昨年に引き続き)「中島地区」が優勝しました。
大会後の懇親会、私は先に「準優勝チーム」の本町区にカオを出し、慰労に努めていると、そこに何ともニギヤかな一団が〝乱入(^^)〟
見れば、優勝した「中島地区」の中沢監督以下〝中島のAKB48〟の代表3名が「訪問団」として訪れてきたのでした。

Photo_4

本町区のショーケンことショーケンさんに伺えば、本町区⇔中島地区⇔若葉町区は、良好な「横のつながり」を構築しており、大会の度に、勝っても負けてもお互いを訪問し合い、交流を深めているとのことでした。
これって、理想的な「地域間交流」ですよネ。
社会の「横のつながり」が希薄になる中、最も望ましい地域コミュニティがここに。
このみなさんがは、きっとおじいちゃんおばあちゃんになっても「オイ、元気かい?」と〝心配し合える〟イイ関係を保ち続けるんだろうなァ…と〝頼もしく〟思ったところです。

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1 コメント

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ワタシメの体験からも、周りで聞く声も川中島の人... (侃々諤々)
2010-08-25 07:59:55
ワタシメの体験からも、周りで聞く声も川中島の人柄(土地柄)は評判がいいですね。ブログからもそんな雰囲気がプンプンとしてきます。
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