
10/26 Sun. [クラちゃんの起床時刻 5:30 AM ]
この日は、本当に気持ちの良い好天に恵まれました。
スポーツから お洗濯まで、何をしてもイイような青空の下、地区が主催する「中尾山ハイキングイベント」が行われ、山に親しむ時間が共有されました。
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朝の受付けには、山歩きの格好をしたみなさんが、次々と受付けを済まされます。
受付けが済むと、お土産にと 今シーズン採れたてのリンゴが供され、思わぬプレゼントに思わず笑顔がこぼれます。
この日の参加者は 130人を超え、このイベントも すっかり定着した感でした。
出発式の後 みんなでストレッチ。
中尾山は低山ですが 油断は禁物、充分に筋肉をほぐして、イザ出発です。

10/25 Sat. [クラちゃんの起床時刻 5:10 AM ]
◇長野市主催 「婚活セミナー」 盛況のうちにスタート
市有施設 「しなのき」 で、第一回の「婚活セミナー」が開催され、つかの間 見学させていただきました。
このセミナーは、少子化傾向の状況に鑑み、新たに 市の政策となった いわゆる「婚活」を進めるための取り組みの一環として 初めて行われるものです。
長野市においては、これまで 地区社会福祉協議会などを中心に 地道な結婚相談事業が行われてきましたが、一方で 市としては 「婚活」 については、個人の問題なので行政施策には馴染まないという消極姿勢でした。
それが、現市長が 公約として 「マリッジマッチング」 を掲げ、また 少子化(こども課題)について市として専門に所管する 「こども未来部」 が設置されたことから、具体的な取り組みが緒に就くこととなり 今回のセミナーに至ったところです。。
/watwatasi
私としても、前市政の頃から 「婚活」 に市も支援すべきことを重ねて意見具申してきた経過があることから、新体制の下で 市が 「婚活」 を政策に位置づけたこと、また 今回のセミナーのような具体的取り組みについて評価しつつ、それらを踏まえて状況を見させていただきました。
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(以下 セミナーの写真は 自粛となっています)
会場となった 会議室には、男性・女性で満室の状態でした。
あいさつに立った こども未来部長によると、当初 30人の募集だったものの、多くの申し込みがあり、最終的に 50名の参加者で講座がスタートすることになったそうです。

10/17 Fri. [クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]
市内を移動中、試験栽培されている〝見慣れない作物〟が 収穫期を迎えているのが目に留まりました。
イネ科の植物 「ソルガム」 です。
ソルガムは、キビの仲間の穀類で、これまでも 「カタキビ」 なる雑穀として流通しているそうです。
コメの国 日本では 全くマイナーな穀類ですが、訊けば 世界的には 小麦・米・トウモロコシ・大麦 に続く 五指に入る栽培面積を有しているそうです。
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そして昨今 私たちの周囲でも この 「ソルガム」 が〝多面的要素〟をもっていることに注目が集まり、その栽培により、中山間地域をはじめ 遍在する遊休農地の解消・新エネルギー創出・家畜飼料の確保、また 汚染土の浄化や、ひいてはアレルギー対策にも役立つ(役立っている)ことに期待が寄せられ、現在 行政機関を中心に 試験栽培が行われているのでした。
ソルガムは、手間をかけず大きく成長します。
これまでも、牧草として飼料になったり、茸(きのこ)の培地としての需要があるそうですが、現在では 茎から採れる糖度の高い樹液(糖液)から代替燃料になる 「エタノール」 を抽出したり、発酵させてガス化発電(メタン)への活用などが注目され始めています。
また、土中に混じった放射能セシウムなどを吸収する働きもあり、東日本大震災の際には、実験的に 土壌洗浄のため植えられ、一定の成果を挙げたそうです。
さらに、ソルガムの実には 小麦アレルギーの主原因である 「グルテン」 が含まれていないため、この実を粉に挽いてパンなどにすれば、小麦アレルギーの方も 安心して普通のパン食の如く召しあがれるそうです。
このような〝マルチタレント〟 である 「ソルガム」 は、中山間地域(遊休農地)の救世主となるでしょうか?
いずれにしても、述べたような ソルガムの〝本領〟を発揮させるには、今後 さまざまな思考錯誤が想定されるところです。
社会全体が多様化する中、例えばエネルギー問題は喫緊の課題であり、この 「ソルガム」 から生まれた新エネルギーが実際に活用されることになれば、一石が二鳥にも三鳥になることが期待されます。
聞けば、七二会地区でも試験栽培が行われており、そちらは収穫された とのことです。塩梅(あんばい)はどうだったでしょうか。
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今後、私の立場でも 「ソルガム」 の可能性に期待しながら、試験・研究の成果を見守ってまいりたいと存じます。

過日、地区における 道路整備などに関する要望についての「現地調査」が行われ、随行させていただきました。
私たちの暮らす地域社会は、道路や河川のインフラについては 老朽化や経年劣化に伴い、損傷や不具合が生じています。
また、昨今の極端な気象変動に伴い 「ゲリラ豪雨」 などの不測の事態も生じており、それらの状況に鑑みて 適切な保守・改修・改善が求められています。
そして、それらの現状を知るのは、他でもない その地域に暮らす住民各位であり、市当局としても、それら「市民の声」を受け止めた上で 不具合の状況や予算の状況を考慮しながら、適切に対応することになっています。
そのうえで、これまでは春先に行なっていた現地調査について、できる限り次年度予算の考慮に含ませるために 秋口(あきぐち)に行うこととし、より実効性のある調査とすることになっています。
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市職員と、区長さん初め地区の代表者の方々は、予め提出された要望書を基に現地を踏査し、改めて現状分析と 対応の可能性について確認・協議します。
調査の行われた日は、冷たい雨が降ったり止(や)んだりの天候でしたが、一行は 傘をさしたり雨具をまとったりし、調査に臨みました。
昨今の社会情勢下では、全体に多い要望は 「交通安全」 と 「治水」 と見受けられました。
私の住む地域は、周辺環境の都市化に伴い、広い道路のみならず むしろ住宅街の脇道にこそ 交通事故の可能性が内在しており、住民不安は高まる一方です。
同じような道幅の交差点での出会い頭の事故が散見されることから、止マレ表示やカーブミラーの設置などの要望は どの地区も多く上げられていました。
また、昨今の地域の都市化(=アスファルト化)と、短時間で多量の雨を降らす気象状況は、冠水などの水の被害をもたらしており、ひと昔前なら「飲み込み切れた」用水路も、最近ではまとまって降った時点で溢水となり〝水つき常習地点〟では、土のうの常備が欠かせないようになっています。
これらの状況を踏まえ、市としても、今まで通りの対応では 対応し切れない面が否めないところであり、いわゆる対処療法では済まないことが実感されました。
私としても、今回の現地調査随行を踏まえ、地域課題や あるべき対応について心を砕き、みなさんが より住みやすい地域インフラの整備のため 取り組んでいきたいと思いをいたしたところです。・
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長野市が推進する 「都市内分権」 について、市の計画などについて審議する 「都市内分権審議会」 に、議会推薦枠で参画しています。
「都市内分権」 は、地域課題などについて 住民が主体的に取り組み、もって 住民自らに 活力ある地域自治を推進していただくことを期して推移しています。
長野市においては「地域住民のみなさんと長野市が、自分でできることは自分で、自分たちでできないことは地域で、地域でできないことは行政で行う、という補完性の原理に基づいて 適切に役割分担を行ったうえで・・・「自分たちの地域は自分たちでつくる」 という意義をもって活動し、その活動を市が積極的に支援していく仕組み」 としています。
平成18年度に 「第一期計画」 が示されて以来、市と市民は ときに試行錯誤を重ねながら歩みを進め、市と住民自治行議会(住自協)との 「協働」 や、必須事務と選択事務などの業務の区分、また 住自協への補助金の 一括交付金化、さらに事務局員さんなどの人材確保や、支所との連携強化などを進め、いわゆる 「住民が主役となったまちづくり」 を進めているとしています。
そのうえで、来る 平成27年度からは 「住自協の活動が継続し、地域住民 ・ 行政連絡区 ・ 住自協 ・市 が それぞれ役割分担をしながら、協働してまちづくりを進めるための指針」 として 「第三期 長野市都市内分権推進計画」 を定めることとしており、現在 この審議会において 「(素案)」 の審議が緒に就いています。
計画の内容については、現在 「(素案)」 の段階であり、さまざまな視点で審査を重ねていることから触れることはできませんが、私がひとつ申し上げるとすれば、今回示されつつある 第三期推進計画が、私が理解する(理想とする) 「都市内分権」 のイメージからすると 「物足りない」 という印象が拭(ぬぐ)えないのです。
私とすれば 「都市内分権」 とは、時代の趨勢(すうせい)に伴い 地域自治を行政だけでは担い切れなくなった状況に鑑(かんが)み、地域の主体性を醸成して そこに市が適切な補助・支援を行うことで 地域性に合った 実効ある地域自治を実現し、そして そのことが 市行政のスリム化を促し、市の財政出動も軽減し ひいては 市 行財政運営への市民負担の軽減にもつなげようという計画であると認識しています。
そのうえで、それら 「良好な相関関係」 を醸成させるには、今まで以上の市と住民の協力体制の構築をめざすべきと思います。
ところが 「(素案)」 として示された第三期計画は、市と市民との 「役割分担」 に力(ちから)が割(さ)かれ、お互いの協力をめさすところ・・・ことばにすれば 「より良い長野市づくりのために、共々に励まし合いながら頑張っていきましょう!」 という 「エール」 が感じられるような件(くだり)に乏しく、もって 「物足りない」 と言わざるを得ないところです。
審査の中での答弁で、所管の都市内分権課においては 表現の仕方に苦労していることが伺えましたが〝熟成の第三期計画〟の策定にあたり、全体として 都市内分権の通底に流れる 「市と市民の協働」 の精神が後退することの無いよう、引き続き審査にあたっていきたい と思いをいたすところです。
☆オマケネタ・・・「都市内ブンブン」
過日 開催された 「川中島フェスティバル」 好天の下、多くの市民のみなさんが集(つど)いました。
その舞台裏・・・フェスの役員さんから手招きされ、樹木の彼方を指さす方を見れば・・・。
何と そこには大きな蜂の巣が。
♪ ブンブン ブン ♪ ハチが飛ぶ ♪ というと可愛らしいですが、訊けば、クマバチの巣だそうです。可愛らしいとは言い難い、大型のハチが営巣していました。
秋は 蜂の繁殖期で、気が立ってもいるそうです。
この日は、できるだけ刺激しないようにしましょう、ということで 事(こと)無きを得ました。
翌日、支所に一報、専門業者に除去していただく旨 依頼したところです。
最近は 都市部にも 大型のハチが居つくようになっているそうです。
みなさんも、もし このような巣を発見したら 自分たちで退治しようと思わず、ただちに最寄りの行政窓口に通報して 以降は近寄らないようにしてクダサイ。
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