倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

若さの秘訣「回復力」

2022-07-16 | 日記

近所に住む御仁(男性/78才)が、2週間ほど前に 足の甲部に固い物を落としてしまい、あわや骨折のケガを負ってしまったそうです。

その人はゴルフが好きなのですが、ケガを負った3週間後に大事なコンペがあったことから (コンペへの)出場の可否について 非常に悩ましい状況になってしまいました。

そんな厳しい状況でしたが、普段から滋養強壮に努められるご本人の生活が功を奏してか ケガは順調に回復し、1週間もしたら痛みも治まり 日常生活を送れるまでに回復、大事なゴルフコンペもエントリーすることができたそうです。

一方 別の御仁(男性/82才)は、1ヶ月ほど前「クーラーに当たった」とかで風邪をこじらせてしまい、それからは未だに体調不良が続いており(コロナは陰性) 今は自宅療養を続けるを余儀なくされているそうです。

この両人は いずれも状況が全く異なることから、一概(いちがい)には言えないところではありますが、片やの早期の(ケガの)治癒と 片やの長患(ながわずら)いを見るにつけ、人の身体の「回復力」の差 について思わされたところです。

 

高齢化・長寿化が進む昨今、地域には年を重ねた方々が多く在しておられますが、その方々の中にも、実年齢に比して「若い」と称される人が必ず居(お)られますよね。

そのバロメーターの一つが「回復力」ではないか と。

前掲のとおり、例えばケガを負ったり病んだりしても 早期のうちに治癒したり、例えば前日に過重な作業をしても 翌日には普段と変わりない日常を送れたりする、そんな「回復力」の強い人こそ 実年齢に関わりなく「若い」と言えるのではないかと思います。

 

「回復力」を紐解いてみると『自然治癒能力』という用語が出てきます。

『自然治癒能力』とは、人間が本来もつ生命力(自然に病気やケガを治す力/免疫力も含む)そのもの とのことだそうです。

事例とすれば、
・スリ傷を負っても、きれいに洗って放っておくだけで自然に傷がきれいに治っている
・風邪を引いても、消化の良いものを食べて暖かくして寝ていると治る

 

これを〝若さ〟に準(なぞら)えれば、例えば 小学生児童などは、スリ傷はもとより たとえ骨折したとしても、ものの数週間で治ってしまいますし、風邪を引いても いつの間にか元気で飛び回っているものです。

これは、若さゆえの「回復力」の強さに他ならないものでありましょう。

 

 

これに比して われわれ年齢を重ねた者は、若さに任せての「回復力」は見込めないことから、われわれのような(年齢を重ねた)者が かかる「回復力=自然治癒能力」を高める(維持する)ためには〝日常生活こそが最も大切〟だとのことです。

不規則にならない ルーティーンを守った生活・偏食にならない さまざまな飲食品を摂取する食生活・運動不足に陥らない 適度に身体を動かす日常・過度な飲酒や喫煙の無い生活 等々、要は身体の代謝や機能バランス・生活秩序を正常に保つ日々を送ることが、イザというときの「回復力」を養なう好要因となるそうなのです。

 

ただし、人の疾病などについては その病理などによって如何ともし難いものがあるので、それが全てとはとても言えないものではありますが、総体的にみて、高齢化傾向の中で「若さ」を維持すること、また 周辺から「若いね」と言われるような人は 概して「回復力」が強いのではないかと感じるところです。

 

 

逆に言えば、前日からの疲れが取れない・一度(ひとたび)病むと なかなか治らない などという人は「回復力」が低下してきていると自覚し、適切にお医者さんにかかると同時に やはり適切に日常生活を見直すことも肝要なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

7月14日(木)・15日(金)、長野市内で新たなコロナ陽性感染者の発生が報告されています。

 

7/14日(木) 長野市におけるコロナ感染症の発生(146人/市18900~19045例)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751679.pdf

 

 

7/15日(金) 長野市におけるコロナ感染症の発生(148人/市19046~19193例・他に1名が千葉県で届出)について

                              [PDFファイル]

                 ↓

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/751791.pdf