あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

格闘技通信、休刊!?

2010-01-14 | プロレス/総合格闘技
日刊サイゾーより

格闘技バブル本格崩壊の序章なのか......栄華を極めた「格闘技通信」に休刊の噂【日刊サイゾー】

格闘技専門誌の顔として長年、業界をリードしてきた「格闘技通信」が、
2月で休刊になるという話が持ち上がっている。複数の格闘技関係者が、
同誌に関わるスタッフから耳にしたという。


昨年の大晦日、SRC合流といい・・・時代はプロ格より、プロレスだよね←ウソ

だけど、格闘技ブーム終焉というより、出版業自体がジリ貧なわけで、
こちらの方が真相のような気がします。

フリーライターの回想を記事から引用すると、

「何しろ、格闘技の仕事だけで月100万円近くになったんですから。その中で最も
『格通』からの仕事が多かったんです。ページあたりの原稿料は一般誌と比べても
良かったですし、それに格闘技団体からこっそり渡される謝礼もバンバンあったん
ですよ。ぶっちゃけ、ワイロですね。それを貯めて数年で家が建った記者もいた時代。
特に『格通』で書かれることは団体側にとっても魅力的だったんで、記者の間では
いかに美味しい思いのできる団体に可愛がられるか、がポイントでした。正直、
ひどい試合内容でも褒めまくった記事を書いたこともありました(笑)」

「フリーライターに依頼する仕事量が激減して原稿料も下がり、そのうちに『格通』
からの仕事依頼はほとんどなくなりました。今では妻の収入がないと食えない状態で、
昔、選手からもらったお宝グッズもネットオークションで売りました。もちろん団体
からの謝礼なんて皆無。それでも、大好きな格闘技をいくらでも無料観戦できるんで、
記者は辞めたくないんですけどね......」


あたしが就職活動した時代、マガジンハウスをはじめ、出版業って花形だった。
編プロでもいいからこの業界に・・・って友人もいましたが、雑誌以外にいくら
でも情報を早く&安く得るメディアがある時代。

後追いのメディアに対して、「雑誌」が差別化できなかったから?否。
格闘技の記事(報道)に好適なメディアが雑誌以外だったという結果なのかもね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
プロレス村など (ke3)
2010-01-15 23:11:03
こんばんわ。
なれ合いの通じる、オナ○ーで済むような時代じゃないですもんね。
観戦しながらでも状況が更新できちゃう時代。

ネガティブな情報がリアルタイムで出された日にゃ……。
当然観戦する側のモラルもあるけど、生の声が日刊紙よりもサイクルの遅い雑誌スタイルは…。

栄華を極めたゴングや週プロの現状みても、その他格闘技系の雑誌も、いずれは……。
返信する
〉ke3さん (きょう)
2010-01-16 11:51:06
雑誌としての独自の強みを、ライターの筆(ター山論調とか)に頼りすぎてきたからかな。
それと、格闘技系の雑誌は、広告を軽視しすぎ。

オンリー誌じゃないけど、ナンバーみたくライターの筆+写真と色と商業色があれば、
まだいけるのかもね。
返信する
昭和だからこそ (ke3)
2010-01-23 23:04:19
こんばんわ。

> 広告
パチとか出会い系とか…。
某ゴングのラストなんて……orz

論調、あおりなど過激になればなるほど、紙面と実際のギャップに、今の時代はついて行けなかったのかなぁ、と。

昭和ってホント偉大です。
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〉ke3さん (きょう)
2010-01-24 14:32:38
煽りはOK、だけど、太鼓持ちや広報紙化は興ざめ、という感じで、
ファンは、財布も視点もシビアになったんでしょうね。

昭和の、煽りに比例してアツくなる、ファンの中学生的な感情は好きなんだけど。
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