kyon's日誌

つれづれに・・・

左利き

2003年06月03日 | 日記
春が待ち遠しいなんてずっと思っていたのに・・考えてみれば早6月なんだなぁ・・・おぃおぃ・・・わたしって・・・何と寝ぼけた事を・・(笑)などと・・・思いながら寝坊。。(笑)

娘の実習の為に、暫く振りで”目覚まし母”をしていたので・・・帰ったら急に緊張が解けてしまったわぃな。。(^^ゞ(笑)

最後の夜でした。。
前から髪を切ってくれと夫には言われていたのですが、中々腰が上がらなかった私だったのですよ。。
すると、にわか床屋をワタシがしよう言い出した娘。。
夫は不安気に絶対嫌だと言い張っておりました。。(笑)しかし、娘は張り切っており、自分は犬猫のカットも出来るんだから、安心したまぃ!・・などと妙な説得をし、
私も、ん~~・・・?・・・などと思いながらも、あら、娘にやって貰えるなんて幸せかもよ~~なんて、後押し。。(笑)

そして始まったら・・まぁ・・押し問答のやり取り父娘・・
・・・やれ、ハサミが切れないの、
オヤジが文句を言うのと・・・(笑)
結局、抵抗の激しい夫の床屋は私に役目が戻ってしまって・・・ヤレヤレ・・・(笑)

しかし、ハサミは右利き用なので・・・左利きの娘にはやはり切れないのです。。(苦笑)
我が家には誰一人左利きという親族は見当たらない。。いや、知らないだけかもしれないのだが・・(笑)。。
2、3才ぐらいからかな・・はっきりと私が気がついたのは。。何故かスプーンや箸は左に持ち替えたりするんだよねぇ。。
幼稚園の頃には、まぁ、左利きは必ず、本人の目印みたいに保護者欄に書くようになり、小学4年頃でしたか、縦笛と習字の時間に、あらためて左利きが気になりました。
気なったというのは、担任教師から笛の指当てがどうも上手く出来ないからと注意を受けたからでした。
娘はひどくショックを受けたようで、左利きという事でのハンディ・・・日本は右利き用の文化圏(?)みたいなものだから、自分は落ちこぼれのような、身的なハンディ感を感じたようです。(苦笑)
まぁ・・・大した事では無いのでしょうが、それまでは左利きである事に何の不自由も感じなかった子が、ある日の教師の”間違っているから直しなさい”という言葉に敏感に反応してしまった訳です。

私は縦笛が口をつけるところと下の小指で塞ぐところは固定されてないので、下の小指のところは左側に回して、手も上下を持ち換えれば済むと簡単に思っていたのですが、教師が譲らなかった訳です。
楽器は左も右も関係無く・・・と、いう訳です。確かに、左利き用の笛なんて無いし、バイオリンもピアノも・・・無いわねぇ。。(苦笑)
ただ、私が気になったのはその教師の言い方が気になったのでした。。
案の定、娘はそれから左利きだという事に随分と神経質になり始めました。
お裁縫も調理も、利き手が左である不便はそれ以来時々娘を苦痛にさせたようです。(苦笑)

今では、その事でのハンディもストレスもあまり感じてはいない位になりましたが、
過ぎてみれば何という事も無いような持って生まれた人との違いが、幼い頃には親も子も色々と葛藤するものなんですね。。(苦笑)

欧米人には左利きが多いやに聞きますが、映画とかでの俳優さんの左利きは・・・結構あれはあれで、カッコ良かったりして・・憧れたりしたんだけどなぁ~・・。。(笑)

娘はブ~たれて、夫の散髪を断念した悔しさに、フテ寝を決め込んだ最後の夜でした。。(笑)(^_^;)
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