kyon's日誌

つれづれに・・・

ご近所付き合い

2015年10月24日 | 日記
たった二泊三日の間ではあるが、毎朝、竹箒のシャァー、ザザァーと枯葉を掃き集める音が聞こえる。
毎日毎日、あの大木の落とす枯葉を集めて袋詰めするオジサン二人・・・
ご苦労様な事で、ワタシも出て掃除に参加すると、オジサンらからお早うと挨拶をされ、ニコニコ顔である。
ワタシも挨拶を返し、「毎日ご苦労様です~」
ホントにご苦労様なのだなぁと思うのは、ワタシもやってみてはじめてその大変さが分かるから。
風に巻き上げられたりして風の方向で吹き溜まりになる家の玄関前・・・
およよ・・・と何度も外に出ては風とにらめっこをしながら掃く作業をしたからだ。

大木は木陰を作り、そよ風を分けてくれるが、枯葉の後始末も分けてくれる(笑)
それを70過ぎたオジサン二人がせっせと毎朝掃き清める。
45ℓ詰めの袋はたちまち数個・・・
大変だが、そのお陰で健康という代償も頂いてる・・・のだなぁ・・
一長一短、煩わしい作業は一方で足腰の健康もくれる訳で、何だか面白いバランスねぇ・・・と思う。
我が家の軒下にはその袋詰めがワタシの居る間に4個・・昨日帰る前に回収車が持って行ってくれた。先週は7個もあったとか(笑)

ワタシが少しノンビリしていると、我が家の前まで掃き清められている。
あらら・・・と慌てて外に飛び出す(笑)
元気な時は母も毎朝この作業をしていた。その頃には案外知らん振りしてたのが、段々出来なくなって来ると、無理をせぬようにと気遣い、ちゃんと次?の方が自主的にやり始める・・人の関わりの中ではありがたい循環であるのだと思える。
但し、この後々までは・・・分からんが・・(^_^;)

病院に母の食べられそうなお菓子を少し多めに持って行くと、何故か減るのが早過ぎる・・・う~むと怪しく思い、
「一人で食べてしまってるん?」と尋ねると、
病棟の5人と内緒で分け合うのだそうだ・・・ほほ・・・誰かに何か貰ったら独り占めしないで分け合う・・・おすそ分けし合う。
あらら~、そっかぁ~(笑)(何気に微笑ましい)

母はそういうやり取りが家に居る時も無くなったと随分と嘆いていた。
だからちっとも面白くない世の中だ、近所だと。
それが病院の中では出来る(笑)
貰っては分け合う・・殆ど同年代の人生をしたたかに生き抜いて来たオバサマ達である・・それでも、人との付き合いの何が和やかさをくれるかは肌で知っている・・・という風にワタシには思える。
多少のボケがあろうが、看護婦さんに見つからぬよう・・・いえ、看護婦さんはとっくにご存知だろうが(笑)
まぁ、隣近所のお付き合い?がそれなりに出来る(笑)
糖尿病患者が殆どだから、まぁ、あまり毒にはならないものをと気は使うが、やっぱり食べることは楽しみごとの一つ・・・

「次に来る時もフリカケを頼む」
毎度の糖尿病食にムカムカしている風は、変わらない(笑)
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
下手です (チェロ)
2015-10-24 08:15:05

おはようございます、
好きなものは好きなのですから仕方ないですね、
食べたいです、
みんな同じですね、
女性はそういう付き合いが上手です、

男のみなさんは下手です。
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まとめ読みです! (くちかずこ)
2015-10-24 13:14:57
で、色々納得。
恋愛ねえ・・・
長男は高校生の時に、
「母さん、俺、女のこと、もう全部解った」と。
まあ、モテ期到来でもあったのですが、その時点で、卒業してしまいました。
「良い事と面倒なことを天秤に掛けると後者が重い」と。

無くなったくちこの母も、待てない女、懲りない女、気丈な女でした。
そして、一人っ子のくちこは、相当な苦労を背負う羽目になりました。

その順送りが怖いです。
立場は換わり、その母というところが我が身に。。。
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チェロ様へ (kyon)
2015-10-24 14:00:07
ん~、そだね、好きなものはしょうがないんだよねぇ・・・
食べたくなると、欠食児童のようにガッツクんですよ・・・
何だか可愛そうな気もするんだけど、病が病だものねぇ・・
油断するとまた血糖値が上がるからねぇ・・・
まぁ、与え過ぎないように・・・ワタシもハラハラですよ(笑)
でも、嬉しそうに食べてるのを見ると、妙にかわゆいんでありますよ・・・(笑)

ですね、男性よりも女性の方がそういうお付き合いは得意かもしれませんね。
中には素敵なおじ様もいらっしゃるけどね(^^ゞ
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くちかずこ様へ (kyon)
2015-10-24 14:05:30
アハハ・・・まとめ読みに耐えられましたでしょうか・・・
お目を汚しております・・・(^_^;)

まぁ、明治、大正、昭和の初期に掛けての女性は強いっすよ(笑)
何せ、戦争という時間を過ごしてますものね・・・
伊達ではない・・・時々ゾッとするくらいのことありますね・・・
その割りに、ワタシなんぞはめげるのも凹むのも早い(笑)気力が違うんでしょうかね・・・(苦笑)

順繰りとは申せ、其々の過ごし方があるかと思いますが・・・後悔の無い時間を・・・とは、ワタシも思います。
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落葉 (Hanatare)
2015-10-24 14:33:48
そうなんでうよ、この時期は落葉が沢山。
朝出勤すると、まずは道路に落ちた銀杏の葉っぱや桜の葉っぱ、プラタナスの葉っぱを掃除することから始めるんです。
近所のおばちゃんも時どき一緒に掃いてくれています。昔はそれが当たり前だったとかで。
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Hana様へ (kyon)
2015-10-24 15:05:36
うわぁ・・・Hana様もおやりになってるんだねぇ~・・・
いやぁ、本当にご苦労様です!
結構な労働量ですよねぇ・・・うんうん・・・
腰に来ますね?!(笑)
Hana様もギックリ・・・ありますよね・・・気をつけて下さいね!
ワタシもやってると段々腰が・・・ぐぃ~っとたまに伸ばさないと・・・(笑)
家に入ってからは太極拳風に腰を回してリラックスしたりして養生します(^_^;)でないと、ちょっと続きません(笑)

毎朝はしんどい・・・ホントにお大事にね・・・
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風情を感じて・・・ (伊豆の花)
2015-10-24 18:25:25
こんばんわ~

落ち葉を掃いておられる方々は、ボランティアですか?
それとも、自分の家の前を掃いているのでしょうか?

以前住んでいた東京のアパートの近くの公園に、桜の木が数本植えてあり、桜の咲く時期はとても綺麗でした。
ただ、花びらが、ハラハラ以上に散る訳ですよ。
公園のご近所さんから苦情が出たらしく、ある日、桜の枝が、バッサリと切られてしまったのですね(勿論、区役所ご指名の業者でしょうね)。

その時思ったのが、一時期の迷惑なのに受け入れられない人がいるんだな・・・という事でした。
桜の散る花びらの風情を楽しむことが出来ない人が可哀そうにも思いましたね(但し、私自身が、その公園からの被害が無かったものですから・・・)。

我家に舞い散る笹や木の葉には、多少の風情は感じてはいますが、毎日、文句を言いながら掃いている私です・・・山の木は伐採出来ませんものね。。
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伊豆様へ (kyon)
2015-10-24 19:50:31
ん~とね、一人はその木の持ち主ですね。
もう一人のオジサンは近所の方で、進んで色々こまめに面倒を見てくれる方ですから、母もの植木の枝払いとか、あれこれお世話になっていました。
枯葉の時期が終わるまで「毎日続ける」のですから、本当にご苦労様なんですよ・・・頭が下がります。

ただ、残念ながら風情は今一つじゃないかな~・・・
母なんかは、もっぱら迷惑じゃ~という感じで(笑)
リアルに枯葉だらけになると困る・・・という状態だと思うんです。
枯葉が朽ちてしまえば、虫の温床にもなる・・・自分の家の心配をするのが先じゃなかろうかと、捻くれてるワタシは思ったりしますが、
そこに世間話が生まれるんですね・・・それは付き合いの中では大事な点かもしれない訳で・・・ご近所の様子が分かり、毎日無事であるという確認の意味では大切なのかもしれません。

伊豆様も大変ですよね・・・勝手に肥料に変わってくれるならいいけど、やはり人の手は必要ですものね・・
ワタシもたかだか猫の額の庭でも、枯葉の始末はしなきゃならないのありまして・・・いいような悪いような・・・ですね・・・
いつも行く散歩の公園はボランティアが掃除をしてくれてますよ。
養護学校の生徒らで、必ず挨拶をしてくれますから、こちらも挨拶してニッ♪と笑顔になれますね・・・あれって嬉しい瞬間ですね・・・あくまでも、見てる側ですが・・
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