「僕らの時代」・・・雑記

久々のＴＶ「僕らの時代」を見て面白かった(^^ゞ
俳優のオダギリジョーさん、女優の中谷美紀さん、お笑いタレント？という表記でいいのか分からないけど、若林さん・・・三人の外国と日本についての感覚のズレというか感じ方を面白く見た。それと仕事や人生に対しても、何だか短い時間だし短い言葉でしか表現してないけど、そこ、面白かったね～・・
異国を見て何かを感じる感性は大事だろうなぁと思う。
それもインドやらモンゴルやらキューバやらと、まぁ、衛生面を考えたら全くもって考えられないような異国・・・（苦笑）

行って体験することの凄さ・・・そこの住んでる人と関わる凄さ、風景がもたらす凄さ・・・、現代人の日本人が当然の如くに普通の育ち方をして、そこでまぁ一様な価値観だけを身に付けた我ら・・・・その対比というかね・・・きっと凄い刺激だね～・・

たった一つの異国は香港とマカオの社員旅行しか知らないが、それももう４５年も前の話だけど、それから随分と世界も様変わりしてるから何とも言い難いところはあるが、
あの時に見た香港の光と影、勿論観光客が見る場所は限られているが、一方で華やか、一方でビルの住まいから飛び出す洗濯物を棒に引っ掛けて出している光景、治安の安定しない世界、マカオの裏淋しいような街の風景・・・賭博場のきらびやかさと街の風景が何とも矛盾するような感覚・・・
２０才頃に見た異国は矛盾だらけだったなぁと思う。

日本の中でもそれはあって、
東京の都会の人の多さや商店の多さ、片や下町の軒を並べた混雑した家並みなど・・
何処でだってそれは感じる矛盾に満ちている訳で、感じ方は其々なのだろうけど、
今では世界の大国の仲間入りをして近代化されていると言われるこの国でさえ、実は生活苦に喘いでいる人々も居る・・・そのギャップ・・・
生活費が足りないとかブータレながら、それでも当たり前のように、やっぱり恵まれた生活をしている自分のことを考えたりしてさ・・・
いい面と悪い面の中でどこを基準に生きていくか・・・というのは、とりあえず平和だとされる今のこの国に生きていることが本当に当たり前だと思っていいのか・・・とかね、どうも青臭いと笑われそうだが・・・（苦笑）
世の中って、随分と矛盾と欺瞞で満ちているのだなぁとあらためて思ったり。

色々な体験はした方がいいけれど、一つ事をやり通す芯の強さはどこかしら忘れ去られているような気もするし、やり通したからと褒められることも無いような国になって来ているような・・・自分はもう何かを思い切りやろうという気力には欠けてきているけれど、たまには気持ちの整理をしてみるかなぁ～・・・という気になったな～（笑）

まぁ、ボチボチでいくけどね・・・(^^ゞ