牛乳

少し雪もパラついたようだが、冷え込むということはなかった気がする。

近頃・・・我が家は牛乳があっという間に無くなる・・・一日で１０００ＣＣがはける・・・う～ん・・・これって普通なのかな？人数が多いせいもあるけどな・・・・
ワタシは能代に行って二泊三日でも２００ＣＣもあれば間に合ってしまう（苦笑）
元々牛乳が体質に合わないタイプだ・・・料理に使えば別だが、せいぜいコーヒーに入れて飲むぐらいだ。
牛乳も沢山の種類があって・・・どうも脂肪率の具合や製造法・・なのかな？
低脂肪牛乳でも・・・８．０ぐらいよりは８．２程度が今のところワタシには合っているような気がする。
最近気が付いたことだ。
が、料理にはもう少し脂肪分が高い方がいいような気がする・・・８．３以上・・・コクが違う・・グラタンとかシチューとかさ・・・（笑）

昔、北海道の余市に居る叔父宅にほぼ一か月暮らしたことがある。高校の夏休みにアルバイトをする・・・そのお金で旅行を・・・てな感じでした。
叔父には子供がいなかったので、とても喜ばれ、せっかく北海道に来たのだから美味しい牛乳が飲みたい・・・なんて一言言ったら、もう、叔父さんったら、舞い上がってしまってね～・・・（笑）
子供に甘えられるということを喜んだみたいで、毎朝どこかに出掛けては一升瓶に入った牛乳を買って来る訳ですよ・・・それは絞りたてで、まだ消毒をしてない訳です・・・だから、当然、煮沸消毒をしてから・・・ということになる・・・これがねぇ・・・毎朝ですよ・・・
しかも、叔父さんは無駄にすることをとても嫌う・・・いや、許さないという感じでね、飲み切らねばならない訳です・・・
友人を同行し、従妹の同年代も一人、若い者は３人、あとは叔父と叔母・・・都合５人ではあるけど、叔父も叔母も牛乳を飲んで育った世代じゃない・・・まぁそんなにそんなに飲める訳じゃないんだすよ・・・（苦笑）

ワタシはお試しで軽い気持ちだった訳で、、まさかの想定外の事態に、とにかく使い切る為にあれやこれやの料理・・・と言っても、高校生なればそれほど多くのメニューを知らないし・・・今でもですけど・・・（苦笑）
ついに一週間が過ぎて叔父さんに白旗を上げましたな・・・
叔父は呵々大笑して、そっか～と止めてくれましたが、涙が出そうなくらい大変な始末だった（笑）
今ではそれも思い出で、叔父も９０歳を過ぎても元気だと聞いているが・・・
まぁ、我が身から出た軽い一言の為に、エライ目に遭いました（笑）

後日、母にその話をしたとき、母は鼻で笑い、そうだよ、叔父さんはケチだからな・・・ものを捨てるということをしないんだ、爪に火を点すようにして今の財を作った苦労人だ・・・と。
ふぅ～ん・・・
今にして、如何に贅沢な時代に生まれ育った自分であることか・・・
人は育った時代の影響をもろに受ける。
そして、中々その習性というものも簡単に変えられない。

今の時代、栄養云々などと、食に関しての様々な情報や効用がシャワーのように知らされ続けている・・・昔からの食べ方や効用を確認出来る分にはありがたいが、
へそ曲がりなワタシは知らなくてもええのじゃないか・・・と思うことも多々ある・・・
昔の人の知恵は仇や疎かには出来ないものが多いと常々思うからだけどね。
まぁ・・・食材を使い切るという工夫も実は昔のモノの無い時代に育った思想だ・・・
牛乳程度で騒ぐことでもないが、栄養としては摂っておきたいものだから料理には使うようにしている。
これも我が体質とシャワーのような知らされ続けた情報の中途半端な知識でしかない(￣∇￣;)ハッハッハ
さて、その牛乳・・・今日は買いに行かねばならない・・・（苦笑）