kyon's日誌

つれづれに・・・

淡々と

2015年05月04日 | 日記
ちょっと毛色の変わったのを読んだ・・・
淡々と面白い・・・と言うのもオカシイが、淡々と読めた。
「小説十八史略」陳舜臣、著

今はその続編になるのかな?「傑作短編集十史略」を続けて読んでいる。
やはり淡々と・・・(^^ゞ
淡々と読めるというのもワタシには珍しい。
けど、その淡々と・・・という気分も悪くない。
で、
紀元前の人々も現代の人々も・・・あぁ・・・大差はないんだなぁ・・・と思わせられる。時代の制約や風潮なるものはあるのだろうが、根本的に人の在り方って、何も変わって無いんだなぁと、短絡的だが、先ず持った感想で・・・。
司馬遷の「史記」をベースに物語られるので、歴史に添った経緯がほのぼのと分かる。
へぇぇ・・・と思いながら・・・
殊に始皇帝の話は知らない逸話が多かったので面白かった。

始皇帝は実は正当な秦の後継者として生まれた訳では無かった劣等感があったんだねぇ・・・という話は・・・知らない話だったしね・・(^^ゞ
ちょっと噂話を面白がるオバちゃんっぽくなってしまった(笑)
ハングリー精神はとんでもない大きなエネルギーを生み出す原動力になるんだねぇ・・
などと、
そこがね~、世間を知ってるようで知らないオバサン(ワタシ)の短慮で軽薄な一面でもあるよなぁ(苦笑)

陳さんは今年一月に亡くなられたばかりだった・・・
エラク中国史に詳しい方だとは思っていたが、
そう言えば昔、大河ドラマの「琉球の風」の作者でもあったなぁ・・と思い出した。あのドラマは面白かった。

「史記」などというムズカシイ歴史書は読んだことは無いが、
ミーハーなオバサンにも楽しめたのが収穫だったね~(^^ゞ
そこが狙いの一つでもあったかな?(^^ゞ
どこぞに行く訳でもなく、淡々とこうしてGWは過ぎて行きつつある・・
淡々と・・・というのも悪くないね~、
なんて、強がりもついでに言うとくか・・・(笑)
コメント (7)
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