kyon's日誌

つれづれに・・・

かだっぱり

2014年03月16日 | 日記
母と私の決定的な違い・・・
母は売られたケンカは買うのであり、私は売られても中々買えないのであり(笑)
要はエネルギーが沢山ある人で、私はエネルギー不足気味なのであり・・(^^ゞ
勝負事が好きな母は相撲の勝負に燃え、やや離れた距離で私は楽しむ。

やるからには一番になれ、負けるな・・・なんてさ、
昔の人だから、やっせーやっせーと穴を叩く親であり、
フン!ふ~んだ!とふてるのは体力には欠けるのに気持ちだけは反発心で一杯の未熟な若さであった。
まぁ・・そのままの反発心だけは旺盛に育ってしまったようで(笑)
譲れない時には梃子でも動かぬ頑固者の面も同時に育ってしまった(笑)

秋田じゃ、そういう人は”かだっぱり”(頑固者、片意地)とかいうなぁ。
とても言い得た方言だと思える。自分的にしっくりと来る(笑)
ある意味、チャラ付いてないぞというお墨付きみたいな感はあるが、決して褒め言葉では無い(笑)
ありがたくは無い方言でもある。
けれど、秋田弁には怒りも揶揄も単発っぽい気がするから、意味深な嫌味を内包してない感じがいいなと思う。”カダッパリ”は、まぁ自分には上等だべな~(ははは)

しかしこれ、頑固者というは、意外に自分を追い込む。あまりお勧めは出来ない(笑)
で、その若さから年代を重ねると、さすがに少しは融通も利くようになる。
本質的にその頑固さに変わりは無いが、相手に5歩位は譲れるんであります。
が、その譲れなかった何パーセントかは我が未熟な深層心理にやや残ってしまう・・・
だから、人様にした親切はいつの間にか忘れてしまうが、された嫌な事は忘れないことにもなる。

この忘れないっつうのがまた厄介でして、やらし~ことに、何かのきっかけで思い出したりするから始末が悪い。普段はすっかり忘れてるのに、地雷を踏むが如く・・・時。
しつこく何度も思い出すと、ヘビ年だからと干支のせいにされる。
ヘビには迷惑な話だけどさ(笑)
そうじゃないだろう~。
人の感情はそんなに簡単に割り切れるものじゃないのさ。
ダメなことはダメでいいのだ・・・頑固者でもええわい・・・とは自分のこと。

母にはこの自我の強さがあまり感じられない。言われると自分を翻す事も厭わない。時には媚びる事も出来る。相手を持ち上げて自分を引くことも出来る。
この柔軟さは総てがヨシとは思わないが、商売をしていたという経験と、8人兄妹の末っ子であったことと関係があるように思う。
自分が出来ないことには尊敬もするが、好きになれない面もある。

反面教師・・・とは巧い言葉があったもので、
好きになれない部分も私の中では育ってしまった。
喧嘩が出来ないな・・・と、ずっと思っていたが、
あら、亭主とだけは出来るわ(笑)
ワタシ、言いたい事言ったぞぃ・・・しかも口がひん曲がってむくれてる(笑)
風呂場の鏡に写った自分の顔・・・・ぷ。
ま、明日には許してやろう・・・ニッと口の脇を押し上げて笑い顔を作ってみたが、変な顔~~!
目が笑ってないぞ・・・(ー_ー;)

ふ~む・・・母のやらし~柔軟さ・・・今少し学ばねば。。。。などと(笑)
コメント (4)
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