三国連太郎さん

三国連太郎さんが亡くなられた。
知ったのは各報道で15日だが、実際は14日に亡くなられたんだとか・・・
戒名も要らぬ、密葬で散骨せよと遺言していたと聞く。
実際に会ったことはないが、何だか三国さん「らしい」逝き方かな・・・と。

しかし淋しいね。
一ファンとして軽々しく言えない事かもしれないが、
反骨心や内側で燃える激しさと自分というものを見つめ続けた役者さんだった気がする。
一種、独特な癖のある存在感というか・・・
けれど、そういう味のある俳優さんが好きだから、本当に名優が亡くなってしまったんだなぁ・・・と。
出生時のいきさつや、戦争に駆り出された頃の顛末、ままならない人生の中で、
役者として輝き続けたのは天性の才能が味方になったのだろうね・・・
役者バカと言われるくらいの方だったとも聞く。
90歳か・・・近頃TVでお見受けしないな～と思ってたら、入院されてたんだね。
う～～ん・・・残念だねぇ・・
もっと色々なお役の姿を見せて貰いたかったなぁ・・・
スーさんだけじゃなくさ・・・。ご冥福を・・・。

期せずして夜、
散歩友からメールが入った。
涙の顔文字だけ・・・
あ！！！！
そっか・・・ついに・・・。
毎日見舞うのが愛しい気がしてきてね・・・と、先週会った時に言ってた。
危機を脱したから今度は桜が咲くまで・・桜が咲いたらツツジ・・・なんて欲も出るんだぁ・・と言ってた。
でも、その先を分かっていた云い方であった。覚悟もしていた。
やっぱり命には限りがあるね・・・
いつかは逝くんだ・・・確実にそこへ向かって生きてくんだよな・・・。

ふと・・・あらためてそんなことを考えたりしたっけ。