kyon's日誌

つれづれに・・・

昭和の父

2013年02月24日 | 日記
色んなものが自分の中では足りないと思う。
で、大きな欠落もある。
欠落してるのは”父”・・・かな。
物心ついた頃には父が居ない環境だったから、父親と娘の関係性が今一つ分からん(^^ゞ

我が家には娘が居るが、父親とはそれなりに仲がいいみたいで、というより、波長が合うっつうか・・・
わからんちんな父を巧いこと手玉に取って甘える媚びる使い回す・・・を、普通にやってた気がするんだけど、娘に聞いたらきっと違うと云うに決まってるし(笑)
父親に聞いたらきっと、むふふなんて笑われたり否定されたりするんだろうと思うので、
詰らんから聞かないでいる(笑)
けど、どうなんだろうね?
娘と父の関係って。
男の子と父の関係も今一つ分からんが、同性は同性に手厳しいからなぁ・・・
親子って時々不思議な関係ねぇ・・・と思う事がある。

今の時代は父親の影が薄くなったみたいなことを言われている時代だけど、
だからって、別に女房の力が強くなり過ぎた訳じゃないと思うさ。

父親の背中が簡単に見れない社会になっているんだろうと思うん。
男の力が衰えた訳じゃない。
実力の見せどころが少なくなっている環境なんだろうなぁ・・
世の中もなんかこう、品行方正な方が絶対正しいのだという風潮があって、
ハチャメチャな”オヤジ”っつうのが少なくもなってる気がするし、
あっちにぶつかり、こっちにけつまずいても負けんぞ、へこたれてたまるか・・・みたいなね、何だかちょっと見栄の張り過ぎじゃない?っていうかさ・・・(笑)
カッコ悪い気がして許せない訳よねぇ・・・きっと。
理不尽で、ぶっきらぼうで、お世辞の一つも言えないような頑固者、ありがとうとさえ戸惑いながら、ええーい、そんなこと言えっかい!・・・とか。(笑)

カッコ悪いんじゃんと思うオヤジさん・・・
ホントは凄いカッコいいんじゃないかなぁ~。
傷ついても凹んでも、ムクムクっと起き上がって、何クソ~なんて頑張っちゃう・・・
ヨレヨレの靴を履いてたり、ズボンが少しほころびたりしてても見落としてる・・・
汚くて臭くて・・・正論だけ振りかざして大上段に構えて・・・
実際、それだけをされるとウザいんだけどさ(笑)
ま、ある意味、理想的?な昭和?(笑)

極端なこと云うかもしれないが、
バイキンだって住み難いから、ドンドン進化して怪しげな新種の菌が出現してんじゃないかねぇ・・・なんて思ったりする(^_^;)世の中がキレイ過ぎるんかもなぁ・・・

今朝のTVで「僕らの時代」を見てて、ほぉ~・・・と。
故 赤塚不二夫さん・故 立川談志さん、団鬼六さんらの娘3人が集って父を語る。
聞いててなるほどねぇ・・・と。
世間からは異人種?変人?のような父だったのに、卑屈に思っていない。
凄い人だと、認めてて、そりゃぁ言葉に尽くせない思いも沢山あるんだろうが、尊敬してるっつうのが分かる・・・愛してるんだなぁ・・・
それ、凄い・・・(^_^;)

我が子らなんて、逆立ちしても父を尊敬?
う~~・・・無いな。ないない・・・

自分に欠落してる”父”は、私の中ではいまだ欠落中・・・(^_^;)
コメント
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