花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

残念っっっっ(^_^;)

2012-12-01 16:27:22 | 仕事
本日はまたまた大失態をしでかしてしまいました

早朝から表参道の仕事
素敵式場楽しくお仕事

そんなルンルン気分でお仕事が終了した時。

無い・・・・無い・・・・・無い・・・・・・

まさか・・・まさか・・・まさか・・・・

貴重品がすべて凝縮して詰め込まれたショルダーバッグが見当たらない
財布に定期に携帯に家の鍵に保険証やらカードやら。ぜーーーーーーんぶ入ったバッグ

更衣室を探しまくり、お客様のレンタル着物の入った箱を探しても無し
スタッフさんに携帯に電話をかけてもらうと、圏外でつながらない。という事は近くにないって事

思い当たるのは表参道駅のトイレ
そこしか考えられない・・・

時間も2時間以上経過しているし、不景気な世の中だし・・・不安で頭が真っ白になりながら大急ぎで駅に
改札の駅員さんに確認。
駅員さんは拾得物室に電話

するとすぐに「お名前は???」との質問。この素早い反応は「あったに違いない。
名前を付げると「ありましたよ~」との天使のような言葉

拾得物室に取りに行くと、何も盗まれず、そのままの状態で戻ってきました。
治安がいいって最高~さすが日本

実はこの失敗今回で2回目。荷物の多い時にやっちゃうんですねー。
一緒だったスタッフさんには本当にご迷惑をおかけしました。

さて、そんな大失態も無事に解決し、2件目のお仕事は椿山荘。
年に何回もご訪問するおなじみの場所です

椿山荘は何がいいって、更衣室もきれいだし(和室まである)、上手な着付けのお客様が多いので目の保養になる
大手式場の美容室の着付けはさすがにお上手です。(お値段もお高いですが

お客様のお支度が終わる頃、駅近くの美容室で着付けをされてきたお客様のご友人達が更衣室にいらっしゃいました。
ご友人達の第一声が「着付けがひどかった~

「帯がひく~い」「なんだかゆるーい」「帯が変な形」

確かに、そこには「残念っっっっ(数年前に流行りましたね~お侍さん)」な着物姿が。
帯がウエストまで落ちてしまっていました。

この状況だと、さすがに着付け直さない限り直りません。
あまりにも可哀そうだったので、着付け直しはできないものの、応急処置で綺麗に出来る部分だけでも修正
でも、あの着付けではお式の最後まで持たないかも・・・・

「お着物でアイドルの曲を踊る」って言っていたし

そして何より残念なのが、せっかくのお着物なのにテンションが
楽しい結婚式が、着付けのせいでブルーになってしまった事。

「着付師の責任って大きいな~」と改めて感じたのでした
自分も今まで「残念っっっ」な着付けをしたかもしれないし、本当に身を引き締めていかないと
残念な仕事をしないように頑張るぞ~
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 支えられて・・・・ | トップ | カメ待ち(^_^;) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事