花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

敗因を探る!

2009-03-11 16:08:51 | 仕事
いよいよ、卒業シーズン
今日も、あちこちで袴姿を見かけました~
花*小紋も今週末から月末にかけて、結婚式に加えて卒業式・卒園式のお客様のお仕事でびっちりです

さて先日の着付け技術チェックでの失敗以来反省スパイラルに陥っていました
とーっても反省魔。普段の生活でも「あんな事言って良かったのかな」「こうしてれば良かったかな」といつも反省が頭をグルグル

頭でグルグルしていてもしょうがいないので、ブログでまとめちゃおうっと(ちょっとマニアックな内容でごめんなさい


失敗点

・モデルの人形に肌着を着せる前に補正をしてしまった→最近は人形で練習する事が無く、人形用の補正方法で頭がいっぱいになって、先走ってしまった。

・長襦袢に手間取る→長襦袢のサイズが大きく、裾の調整に時間がかかってしまった。サイズの合わない長襦袢の練習不足。

・着物の合わせが深すぎる→普段は訪問着のお仕事が多く振袖着付けの練習不足。前半の動揺で手がコチコチの上、思い振袖の扱いが上手く出来ず焦ってしまう。

・腰紐の位置が低い→普段のジャストサイズや、小さめの着物の着付けが多い為、腰紐を高めに結ばない習慣が出てしまった。

・左右の衿の高さが違う→衿合わせの時の注意不足

・帯板の入れ場所→2巻き目に入れるらしい。学校では1巻き目に入れるように指導(どちらが正しいかは・・・???)

・帯幅が広がってしまった→帯がとても柔らかく、1巻き目の帯幅が大きくなってしまった。柔らかい帯の練習不足。

・帯がやや下がる→帯幅が上手く調整できず、段々下へ下がってきた。

・柄止まりが後ろにきてしまった→焦りによる不注意。

・着物の裾の背中心が曲がった→裾合わせの時に下前を巻き込み過ぎ。

・長襦袢の袖と着物の袖の長さが違う→これは今回初めて指摘されてびっくり。今まで一度も指導を受けなかった部分だったので目からウロコ。長襦袢と着物の袖付け部分の処理が違うと長さがズレるって事なのか・・・?。


うーん。これは振袖着付けの練習不足が大きいと判明
日頃は訪問着着付けや子供着付けが多く、振袖は年末年始に集中してしまうので、手が思うように動かなかった。そして、人形での練習も最近やっていないので、扱いにてこずってしまった


でも、実はもっと他に大きな要因が・・・
今回のチェックはもう一人の参加者と2人でスタート。
その方は、補正もせずにどんどん着物へ進んでいってしまいました。焦らないようにしていても、隣の進みが早くそれが気になって、余計に焦ってアタフタ

人の流れが気になってしまうのも弱点。「マイペース」に集中出来きれなかったのも大きな敗因


さて、肝心のあがり症ですが・・・
「上手に着付けなきゃ!」という気負いを無くし、楽しんで着付け!!!を目指します。そして「マイペース」を心がける事
普段のお仕事では緊張しないのに、試験となると一気に心拍数
自己アピールって苦手なんです。
これって、ピアノの試験のトラウマなのかなー・・


まずは、練習を重ねて自信をつけなきゃね。
自信をつければ、緊張もちょっとは柔らぐかも

頑張ります



コメント
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