老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

原爆は京都に落ちるはずだった ~ 原爆投下に正義はあったのか?

2021年08月06日 | 明治・大正・昭和の京都

( kindle版あり )

「 米国はなぜ、どのように

日本に原爆を投下したのか。

そこに、正義はあったのか?

戦後の俗説を解明することで、

原爆投下プロジェクトの舞台裏を暴く1冊。

京都は原爆投下第一目標だった!?

人口の多い京都が空襲されなかったのは、

文化財がたくさんある古都だから

と習った人はいないでしょうか。

また、米国人のウォーナー博士が

京都の素晴らしさを訴えたために、

空襲が回避された

という番組がNHKで放送されています。

しかし、これは真実ではありません。

京都が空襲を受けなかった理由は、

原爆投下の第一目標だったためです。

・人口が100万人以上で、かつ密集している

・盆地で爆風の威力を発揮しやすい

という理由から、

京都は原爆の威力を測定するのに

最適な都市と考えられたため、

通常の爆撃を控えられていたのです。

本書では、

・京都はなぜ原爆投下目標に選ばれたのか

・「文化財保護説」や「ウォーナー伝説」

   は誰が何のために伝説を創作したのか

を膨大な資料から解明し、

戦後、“米国が仕掛けたプロパガンダ(虚構)を覆します”。

目次

第1章 ウォーナー博士は古都を救った恩人か?
第2章 京都に原爆を投下せよ!
第3章 京都の運命
終章 『ウォーナー伝説』を創出したのはだれか?

著者略歴

吉田守男(よしだ・もりお)

1946年京都生まれ。

71年京都大学文学部(国史学専攻)卒業。

78年京都大学大学院文学研究科博士課程を単位取得満期退学。

87年樟蔭女子短期大学講師、助教授を経て、94年より教授。

2001年より大阪樟蔭女子大学教授       」(内容)

( kindle版あり )

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