老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

青山ライフ 〜 南青山五丁目の交差点・寸景

2023年04月15日 | 東京・青山ライフ

冒頭の写真は、

14日に撮った

拙宅から歩いて15分ほどのところにある

南青山五丁目の交差点。

下は、青山人気の火付け役、田中康夫さんの

「33年後のなんとなく、クリスタル」

の文庫本版。

ちなみに、

この本の表紙に描かれている

「表参道の交差点」は

暴騰の写真の「南青山五丁目の交差点」から

歩いて3〜4分程の距離。

( kindle版あり )

「 1980年に大学生だった彼女たちは、いま50代になった。

あの名作「なんクリ」の主人公のモデルとなった女性に

再会したヤスオは、恋に落ちる……

1980年から現代の日本へ、記憶の円盤に乗って時間の旅——

438の“註"

+ 書き下ろし「文庫本化に際しての、ひとつの新たな長い註。」

『「いまクリ」と「もとクリ」、その記憶の円盤が舞い続ける時空。』

+ 10人の推薦文再録 浅田彰 菊地成孔 斎藤美奈子 高橋源一郎 壇蜜

なかにし礼 浜矩子 福岡伸一 山田詠美 ロバート キャンベル

+ 「解説にかえて」

(以下一部引用)

この33年の軌跡は、登場人物たちが真摯に時代と関わり、

時代と共振していたことを証明しており、

読後、静かな感動を覚えずにはいられなかった。--大澤真幸

作者は「微力だけど無力じゃない」と言いつつ

黄昏の光に向かって歩いていく。

そのうしろ姿は

文学以前の問題としての文学こそが文学なのだ

という決意にみちている。

いや、この本は現代の黙示録かもしれない。——なかにし礼    」

( kindle版あり )

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