東京メトロの表参道駅の根津美術館の側の出口(A5) を出て、
地元の稲荷社のある角を曲がると、
ホテルか、と見まがうような豪華なマンションがある。
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(角を曲がらずに少し歩くと、プラダやカルティエなどが並ぶ、ブティック街がある)
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それは、南青山第一マンションズといって、かつて、向田邦子さんが住み、
「終の棲家としたい」と云うほどお気に入りだった、というマンション。
(向田さんはあの日、このマンションから旅立たれ、その願いは不幸なかたちで実現した)
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<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2003-06-25 |
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その豪華マンションの前に、これまた、パリの街角かと見まがう、
T-PLACEという、レンガ色の舗道の高級商店街がある。
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そして、そのT-PLACEの奥にあるのが、嶋田洋書という書店。
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デザイナーやクリエイターの街らしく、その関連の海外の洋書が豊富に揃っており、いかにも青山らしい店で、
他の書店にはない海外の画集などが見つかるので、私もよく立ち寄る。
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最近、私が、この店で買ったのは、
なんとも魅力的な、ニューヨークの都市風景を描き続けている、
リチャード・エステスという画家の画集。
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Richard Estes 価格:¥ 3,687(税込) 発売日:2008-02-12 |
Richard Estes 価格:¥ 8,202(税込) 発売日:2006-05-02 |
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嶋田洋書をはじめ、このT-PLACEは、この青山にお越しの際は、
是非、立ち寄られることをオススメしたい、地元の隠れスポットだ。
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(追記)
(京都にも邸宅をお持ちの)糸井重里夫妻も東京ではこの界隈に住まれている。
ご主人の方は、夕暮れ時など、犬を連れておられる姿などよくお見かけするのだが、
奥様(樋口可南子さん)の方はこれまで一度もお見かけしたことはなかったのだが、
昨日、嶋田洋書からの帰り、T-PLACEを出たところで、着物を着た樋口さんとすれ違った。
テレビで観るより、ずっと美しい方だった、、、、
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樋口可南子のものものがたり 価格:¥ 2,835(税込) 発売日:2006-11-02 |
樋口可南子のきものまわり 価格:¥ 2,835(税込) 発売日:2002-05 |
本屋さんがあるのですね。近くを通ったらよってみます。
今夕も、嶋田洋書に寄り、Andrew Wyethの画集を買いました。ひいらぎ様も、是非、一度覗いてみてください。掘り出し物に出会えるかもしれませんよ !!
そして彼女も京都と東京のマルチハビテーションを実践されてるようですね。しかも京都のお家は(多分)数寄屋で有名な中村外二棟梁の工務店によるもの、だったと思います。同じ家を作るにしても、いいな~うらやまし~な~、、と思っていました。[E:coldsweats01]
画集も昔たくさん買いました。今のマンションには一部持ってきています。引越しの時に随分捨てました。引越しは大変です。春には息子が東京に引越しですからまた手伝いに行くことになります。そうしましたら 自分にご褒美で江戸をうろうろとしたいと思います。
糸井夫妻も、随分、京都がお好きのようですね。
夫妻が京都に関心をもたれた経緯については、私も興味があり、いろいろ読みました。
昨年の大河ドラマ、樋口さんの篤姫の母親役、なかなか良かったですよね(それに、ソフトバンクのCMも???)。
昨年、渋谷の東急文化村のミュージアムでワイエス展がありました。あの、修業者のような、凛とした、厳しい色と線、たまりませんね。
ひいらぎ様も、東京に来られましたら、存分に、「江戸」(!!!)をお楽しみ下さいませ(最近の六本木界隈の美術館施設の充実ぶりはとにかく凄いですよ!)