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下に掲げたのは
京都の老舗出版社、
ミネルヴァ書房から出ている
歴史学者の小和田哲男さんの著書、
「明智光秀・秀満」。
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「 明智光秀(1528から1582年)・
秀満(1536から1582年) 戦国武将。
織田家重臣として活躍しながらも、
主君信長への謀反を起こした明智光秀
とその女婿秀満。
本書では、謎に包まれた二人の前半生、
そして行動と人となり、
さらには本能寺の変に至った動機
と背景を解明する。
[目次]
はじめに
第一章 明智光秀とはそもそも何者か
1 謎だらけの前半生
2 出身地はどこか
3 明智苗字の地明智荘とは
4 土岐氏から分かれた明智氏
5 明智氏の始祖は頼重か頼基か
6 光秀は誰の子か
7 「美濃国住人ときの随分衆」
8 奉公衆となった土岐一族と明智氏
第二章 織田信長に仕えるまでの光秀
1 斎藤道三と光秀の関係を探る
2 長良川の戦いと光秀
3 光秀の越前在住時代
4 転機となった足利義昭の越前入国
5 義昭の側近細川藤孝との出会い
第三章 織田信長に仕える光秀
1 信長が義昭を擁して入京
2 京都本圀寺の戦いと光秀
3 義昭と信長に両属する光秀
4 義昭・信長の対立と光秀の立場
5 「金ヶ崎退き口」での活躍
第四章 信長家臣として頭角を現す光秀
1 「一国一城の主」第一号は光秀か
2 信長の義昭追放と光秀
3 光秀の家臣団と一族
第五章 光秀の丹波経略と丹波の領国経営
1 丹波経略をまかされる光秀
2 荒木村重の謀反と光秀
3 第二次黒井城の戦い
4 光秀による丹波の領国経営
第六章 本能寺の変の謎を解く
1 本能寺の変までの信長と光秀
2 天正十年(一五八二)六月二日
3 光秀謀反をめぐる諸説
4 黒幕はいなかった⁉
5 浮上してきた四国問題説
6 「父子の悪逆は天下の妨げ」をどう解釈するか
第七章 本能寺の変後の光秀と山崎の戦い
1 安土城に入る光秀
2 山崎の戦いの敗北と光秀の死
3 坂本城の戦いと明智秀満
第八章 光秀の人となり
1 光秀の人柄をさぐる
2 領民に慕われる光秀と秀満
3 文化人としての光秀
参考文献
おわりに
明智光秀・秀満年譜
事項索引
人名索引 」(内容)
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