サンパウロ/リオデジャネイロ/マナウスに暮らす(地球ライブラリー) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2008-03 |
☆
2016年のオリンピック開催地が、リオデジャネイロに決まった。
リオデジャネイロ以外の都市を選定することは、オリンピックが世界の祭典であることを自己否定しかねなかったから、IOCとしても、当然というか、妥当な決定だと思う。
もちろん、日本国民として、東京の落選は惜しい気もするが、
他方、1960年当時、敗戦国の日本にオリンピックの開催を認めた世界の度量を感謝しつつ想い起こせば、
今回(インフラ等が不安視されつつも)リオデジャネイロが選ばれたことは率直に祝福すべきことなのだろう。
リオデジャネイロには、もう十年以上も前になるが、一度だけ、行ったことがある。
サンパウロが、ヨーロッパの都市のような古色蒼然とした都市なのに対し、リオデジャネイロは海に沿っているためか、リゾート気分の横溢した陽気な都市、というのが、そのとき抱いた印象。
仕事の合間の空いた時間に、ビジネス・スーツというなんとも場違いな格好のまま、ホテルの前の海岸に出て、砂浜の上に寝転び、しばし、まどろんだ(もちろん、上着は脱いで、ネクタイも外して)。
海辺で遊ぶスレンダーな日焼けした大胆な水着姿のリオの娘たちや、インディオの赤銅色の男たちの姿、その向こうに広がる、白く輝く海、を眺めながら。
2016年といえば、7年後、、、。
ブラジルまで行ってみようか、今度は、プライベートで。
☆
京都移住について考える・「老後は京都で」~トップページに戻る
☆
オリンピックの五輪が5つの大陸を表しているなら、やはり、リオデジャネイロしか選択肢はなかったような気がします(それだけ、南米で初の開催というのは説得力がありました)。電子投票で、シカゴと東京はあっけなく消えましたが、マドリードの人は、結果発表まで一時間半、希望をつないで騒いでいたのですから、羨ましくもありました(東京が、最終まで残っていれば、あの一時間半のワクワクは日本人が味わえたわけですから)。でも、その分、落胆は、マドリードの人が一番大きかったカモ。