老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

都市の記憶: 京都 vs. パリ  ~ 「パリ歴史探偵」

2022年07月31日 | 海外移住 & 永住権

( kindle版あり )

「 景色にまぎれた不自然な段差、小さな抜け道。

かすかな違和感に導かれ、

古地図を広げて

一九世紀のガイドブックや文学作品を繙けば、

モーパッサン、ランボー、ゾラが暮らした

時代の空気がみるみる立ち上る!

当時の風習や世相までをも、

ユーモラスな視点で活写。

中世から一九世紀を自在に飛び回る旅へ、

中世・ルネッサンス研究の泰斗が貴方を誘う。

(一部抜粋)

本書は、パリの街角のさりげない光景のなかに、

この都市の記憶を、

あるいはこういってよければ、

パリという馥郁(ふくいく)たる香りの

酒瓶の底に沈んだ澱のようなもの

をたどろうとした試みである。

「神々は細部に宿れり」をモットーにして、

半ば意識的に、

モニュメントとはいいがたい

些細な「モノ」をめぐるささやかなる

探偵紀行を展開してみた。――「プロローグ」より


目次

プロローグ

1章 三つの壁、三つの時代・
1 中世に飛ぶ
2 古地図のなかのパリ
3 入市税関の時代
●コラム『タブロー・ド・パリ』

2章 パサージュを渡り歩く

「昔の香りただようショワズール小路よ」/ヴァリエテ座の楽屋口
/パサージュ対ギャルリー/ジュフロワ小路からヴェルドー小路へ
/「ソルボンヌ小路」を発見!/セピア色のパサージュ●コラム『ナナ』

3章 昔のガイドブックから

1 『パリ= ディアマン』一八六七年版 ●コラム『居酒屋』
2 局留め便、ひとむかし前のメール ●コラム『肉体の悪魔』
3 写真館の時代
「小さな肖像」/ランボーを撮った写真家/「立体写真」ブーム

4章 まぼろしの公衆トイレを求めて

5章 記憶の場としてのマルヌ川

1 『居酒屋』の時空間
2 マルヌ川の岸辺で思うこと
3 思いがけず廃線歩き

6章 印象派の散歩道

学術文庫版付録「青春のカルチエ・ラタン」

あとがき          」(内容)

( kindle版あり )

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