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森見登美彦さんの小説でいちやく全国区になった感のある
「鴨川の等間隔」 ( → なぜか鴨川べりに座るカップルたちの間隔がきれいな等間隔になる珍現象 )だが、
先日、鴨川べりを歩いているとき、対岸に目をやると
なんと カラスも等間隔に !
( 上段の写真では7羽、下段では5羽 )
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まぁ、人間のことを絶えず観察しているカラスたちのことだから
このぐらいの真似事あさめしまえ、、、、なのカナ ?
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( 追記 )
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下は、その森見登美彦さんの初期の代表作、「太陽の塔」。
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小説のタイトルからは、決して、京都を舞台にした小説のように見えないが、全編京都が舞台。
(→タイトルの「太陽の塔」は、別れた彼女とまだ交際中に、デートに万博公園を訪れ、
その彼女が、岡本太郎の「太陽の塔」に異様なショックと感動を受ける、
というシーンから来ていて、この小説を通して、「太陽の塔」は、ある種の象徴的な意味を持つ)
とにかく、御蔭通りだの、北白川別当町だの、百万編の交差点のパチンコ屋だの、
京都で学生時代を過ごした人間には、懐かしい場面が、次から次へと出てくる。
レンタル・ビデオ屋や、ケータイ、コンビニが登場する以外は、
私がまだ学生だった三十数年前の学生生活と全く変わらない(京大生のサエナさ加減も含めて)。
ときたま、京都で過ごした学生時代がムショウに懐かしくなる、ご同輩にオススメ!
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太陽の塔 (新潮文庫) 価格:¥ 420(税込) 発売日:2006-05 |
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