東の空は茜色だ

04:23起床
まだ暗い。

昨日は9時過ぎに家を出て自然観察会の集合場所に歩いて向かった。紙に「ヒメムカシヨモギ」「オオアレチノギク」「ダンドボロギク」と書いて違いを教えていただくのに少し早く着いたが「植物学者」の方はまだ来ていなかった。
これはヒメムカシヨモギとオオアレチノギクと思われる草を持ち帰って図鑑の写真と見比べてみた時の写真だ。チチグサやイタドリもカップに入れてある。残念ながら時間が足りなくて今回は現物で違いを確認することはできなかったがなんとなく頭の中に入ったので今度見つけたら撮影して正確な名前を書いてアップしたい。今回も蜘蛛の生態を観察した。「ジョロウグモ」はあちこちで大きく張られた巣に陣取って獲物の引っかかるのを待ち構えていた。そこに下に落ちていた葉っぱを一枚巣に落としたら蜘蛛が出動(？？)してその邪魔な葉っぱを取り除いて地面に落とす作業を見守った。落としたら拍手をしてやって下さいといつも自然について解説していただく「植物学者」の方のお話に思わず笑ってしまったが見事にあの気味の悪い足でごそごそやって葉っぱを下に落と事が出来たのでみんなで「蜘蛛に拍手」した。生まれて初めて蜘蛛が働く姿を見た。それにしても蜘蛛の糸の種類(？)などと自然を観察する人の頭脳は一体どうなっているのだろうとただただ感心し、にやけながら話を聞いた。読者の方は蜘蛛の糸がどうやって出されるかご存知だろうか。聞いてきたばかりの知識を披露すると蜘蛛には六ヶ所のいぼがあってそこから違う種類の蜘蛛の糸を製造するのだそうだ。などと蜘蛛について解説していただいた内容を書き続けるとまたあなた馬鹿ねと言われそうなので止めておく。10月に入って日の当たる場所では半袖でもいいぽかぽか陽気だったが日陰では長袖を羽織った。いつの間にか季節は移っている。

3時過ぎに猫好きの妹が車で迎えに来てくれた。スーパーで買い物をした後喫茶店に行って随分長い間粘って色々話をした。せっかく浅次郎さんが妹を頭に入れながら描いていただいたブログをアップされているのに「感情表現」が苦手な妹がコメントを書けないでいる気持ちは良くわかる。浅次郎さんには気持ちを汲んでやってくださいとお伝えするしかない。携帯のことやら人生のことやらあれこれ話をした後すっかり遅くなって何時もの日帰り温泉に行った。家に送り届けてもらったのは12時少し前だった。今回も喫茶店代金は私が脅迫したかのようにこっそり妹が支払っていた。姉と妹なのにこれではあべこべだ。いつか私もかっこつけてこっそりレジで支払う人間に成長したいがケチな人間はさりげなくレシートを持ってレジに向かう勇気はない。まあいいか。

今日は中国語の勉強会に参加する予定だ。


今の東の空。05:26撮影