くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

ある意味、「もぐらたたき」

2012-06-21 23:29:37 | 総務のお仕事(反社対応)
最近と言うかここしばらく、
わが社の総務では平穏な日々が続いています。
しかし、支店や営業所などでは、反社会的勢力や悪質クレーマー、
わけのわからない売り込みなど、相変わらずのようです。

支店などでは、物品購入や取り引き参入の強要があった際、
担当者が 「本社の決裁事項だから、本社へ行ってくれ」 と言うと、
最近の反社会的勢力は、こんなことを平然と言うのだそうです。

「本社へ行ったって、断られるに決まってるだろ。
 だからここ(支店)に来てるんだろうが!」

支店も舐められたものです。
しかし、この反社の言うことも理にかなってはいます。

多くの会社には、総務とは別に、法務部門があります。
本社ともなれば、弁護士や警察とのパイプもあるでしょうし、
企業によっては警察のOBを受け入れていることもあるでしょう。
そのような「断固、お断り」のお膳立てができているところへ、
のこのこ出かけていっても、時間の無駄というものです。

それよりも、
比較的ガードが緩いと思われる出先の事務所を攻めたほうが、
より効率的だと考えるのも、もっともな話しです。

反社対応は、「会社のどこに来ても同じ対応」 が基本中の基本です。
「あの会社は、どこへ行っても無駄だ」 そう思わせることが理想です。

「本社へは行っても無駄だが、支店ならなんとかなるかも」
などと思われているのは、まだまだこちらに対応の甘さがあるということです。

一番大事なのは 「基本」ですが、
徹底するのが一番難しいのも 「基本」です。

反省の余地がまだまだあるようで。



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