くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

「龍馬伝」がつまらない

2010-09-19 23:59:59 | つれづれなるまま

決意ばかりしている龍馬。
熱弁ばかりふるっている龍馬。

龍馬以外の男は、女性といい仲になるとみんな死んでしまう。
岡田以蔵しかり、近藤長次郎しかり。
今日の、池 内蔵太のお元への告白などまったく意味不明。

女性の気持ちを通して、志士の悲劇を伝えようという意図なら、
あまりにも短絡的で芸のない演出ではないか。

人間関係を掘り下げないから、登場人物が薄っぺらくなる。
残された女性や子どもの気持ちが伝わってこない。
龍馬とお龍が互いにどこに惹かれあったのかすらよくわからない。

武市半平太の死も、彼が龍馬とは遠戚の幼馴染で、
龍馬が彼を「アゴ」とあだ名で呼んだほど親しかったことを
ふたりの子ども時代を通じて描いておけば、
また違った意味を視聴者に伝えられたのではないかと残念至極。

今年の大河ドラマは、なんだか歴史の講義を受けているよう。

たぶん、多くの人の興味の対象は、
「史実がどのように描かれているか」だけになってしまったのではないか。

今回の大河ドラマは説明が多すぎ。
加えて、主人公も自分の想いばかりをしゃべりすぎ。。。では?

 


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