オーダーバイキングはお得か？

職場の親睦会で、とある中華料理の食べ放題の店に行きました。

いわゆるオーダーバイキングという方式で、

８０品目以上もあるメニューの中からどれでも選び放題、飲み放題で２，９８０円！

食べ放題となれば、できるだけ多くの種類の料理を食べたいのが人情。

以前に職場仲間４人で行ったときは、

一品、一品の量が多くて三～四種類の料理で玉砕したため、

今回は１４人で訪れました（前回とは違う店です）。

点心料理は一人前の数が決まっているので安心です。

しかし大皿で出てくるものは、やはりすごいボリュームです。

スープ系やマーボ豆腐などは、どんぶりになみなみと盛られています。

どうもオーダーバイキングという方式は、一品、一品の量を多くして、

できるだけ何種類も注文されないようにしているような意図を感じます。

もちろんメニューには、「食べ残し厳禁（追加注文不可）」の但書き。

別のテーブルの二人連れの客は、

二～三人分の定食程度の種類を注文してお腹一杯になってしまい、

それでも２，９８０円/人でしたから、かなり割高だと言えます。

１４人でも食べることができた料理は１０種類程度ですから、

オーダーバイキングは、食べたくないものは出ないというメリットがあるだけで、

コストパフォーマンス的には、コースの宴会料理とさほど変わらないようです。

ビュッフェ形式と違い、

一品、一品の食べる量を自分で決められないオーダーバイキングでは、

明らかに店側に分があります。

オーダーバイキングは、少人数では絶対に割に合いません。