長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

雪の国道へ命のおにぎり・・・・飯舘村の恩返し

2014年02月28日 | Weblog
今年の冬ほど雪に振り回された年はないんじゃないでしょうか?

毎年降雪量は減少傾向ですし、ここ丹波篠山でも雪が積もって雪かきをする機会は本当に少なくなりました。

ただ、例年ですと雪が降る前には予兆があって、その準備も出来ていました。

ところが今年の冬の南岸低気圧ときたら、もうほとんど弾丸低気圧と呼びたくなるほど暴力的な降り方。

全国各地で雪の被害が出ました。

先日ラジオで、高速道路の渋滞で動けなくなったトラックに沿道の方が差し入れをしたというニュースを聞きました。

しかもその差し入れをしたのが、沿道の仮設住宅に暮らす福島県飯舘村民だったというのが涙を誘います。

東京電力福島第1原発事故に伴う避難が3年近く続く村民たちは「これまで国内外からさまざまな支援を受けてきた、ほんの恩返し」と謙虚に振り返っておられました。

私たちも19年前、阪神大震災の頃わずかに残った米やパンを分け合い、助け合った経験があります。

いまだに進まない原発処理問題。

安倍総理がソチオリンピックの誘致の際に、「原発は完全に把握できている」と言い張った言葉が浮かんできます。

実際には何にも変わってないですよね。

本当に無力さを感じます。

原発が必要かどうか?

再稼働がうんぬんより、まだ避難されている住民がたくさんいるということを忘れてはいけませんよね。





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