春の七草は「人を殺さない日」！？

春の七草でいろいろ調べてみると、春の七草、つまり1月7日は「人日の日」とも呼ばれるそうです。

人日とは、文字通り "人の日" の意味。中国は前漢の時代、東方朔が記した占いの書には、正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占ってその日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていました。

ですから、7日の人の日には邪気を祓うために、七草の入った粥を食べ、一年の無事を祈ったのだともいわれています。

またその日に当たる動物は殺生しない、つまり殺さない日とされ、1月7日には刑罰を行わない日とされていたそうです。

春の七草と簡単にいいますが、いろいろいわれがあるものですねえ・・・。