砂漠のライオン・・・③

　　　　　　　　　　　ＰＥＵＧＥＯＴ　４０５Ｔ　



　　　　　




　　　　　２０５Ｔ１６

　　　　　８４年、ＷＲＣ　ツールドコルスに、衝撃のデビュー！

　　　　　いきなり、ベストタイムを連発！　

　　　　　が、バタネンが得意のクラッシュ・・・

　　　　　が、、、１０００湖、サンレモ、ＲＡＣで優勝。

　　　　　８５年、８６年、タイトル獲得。

　　　　　が、、、グループＢが廃止。


　　　　　
　　　　　戦いの場をパリ・ダカールの砂漠に移し、



　　　　　８７年、バタネンが優勝。

　　　　　８８年、カンクネンが優勝。　　　　　　

　　　　　８９年、４０５Ｔでバタネンが優勝。

　　　　　９０年、バタネン優勝。



　　　　　９１年、シトロエンＺＸでバタネンが優勝。



　　　　　と、まぁ～、ブルーライオンが、


　　　　　砂漠のライオン　と、言われるようになった。

砂漠のライオン・・・②

　　　　　　　　ＰＥＵＧＥＯＴ　５０４　Ｖ６　Coupe



　　　　　




　　　　　２回目にプジョーを見たのは、

　　　　　１９７８年のサファリラリー・・・



　　　　　ＷＲＣはランチア・ストラトスが暴れまわり、

　　　　　フォードエスコートが強さを発揮し、

　　　　　フィアット１３１が登場し、

　　　　　ＴＴＥのセリカやレビンが活躍してした。



　　　　　アフリカラウンドのタフなラリーは、

　　　　　ランサー、バイオレットが優勢だったが、

　　　　　７８年は、強敵ポルシェ９１１が２台エントリー、

　　　　　しかも、ドライバーは、名手Ｂ・ワルデガルド！


　
　　　　　だが、勝ったのは、

　　　　　Ｖ６エンジンで、パワーを手に入れたプジョー！



　　　　　何、この車？　　

　　　　　１１７？　　ルーチェロータリークーペ？



　　　　　後でわかったが、親戚だった。



　　　　　
　　　　　

　　　　　

砂漠のライオン・・・①

　　　　　　　　　　　ＰＥＵＧＥＯＴ　５０４




　　　　　



　　　　　プジョーを初めて知ったのが、、、

　　　　　１９７５年　サファリラリー



　　　　　前年、１９７４年に、ジョギンダ・シンが優勝！

　　　　　マシンは、初代ランサー、、、Ａ７３ですね。

　　
　　　
　　　　　それまで、サファリラリーといえば、

　　　　　日産５１０ブルーバード、フェアレディ２４０Ｚ

　　　　　が、優勝して、有名なラリーだった。

　　　　
　　
　　　　　そんな中、７５年は、世界中が注目のマシン、

　　　　　ランチア・ストラトス　がエントリー！


　　　　　もちろん優勝候補！


　　　　　迎え撃つ日本車は、

　　　　　ランサーＧＳＲ、６１０ブルーバード、７１０バイオレット、



　　　　　だが、、、勝ったのは、プジョー５０４！


　　　
　　　　　何？　　この車？

　　　　　つり上がった目・・・カッコ悪ぅ～！！



　　　　　この頃は、○４灯、○２灯がカッコ良かった時代だ。

　　　　　これといって、どうってことのない、４ドアセダン、

　　　　　かなりガッカリしてしまった。


　　　　
　　　　　ドライバーは、後のＴＴＥのボス、

　　　　　ＫＰ６１スターレットのＴＶＣＦで有名になった、

　　　　　ラリーの神様、　故オべ・アンダーソン　だった。



　　　　　この年、５０４は、モロッコラリーでも１－２！

　　　　　ドライバーは、ハンヌ・ミッコラ。


　　　　　
　　　　　アフリカのタフなラリーをメインに戦っていた。




　　　　　

ルマン・・・プジョー・・・②

　　　　　　　　　　プジョー　タルボ　スポール



　　　　　

　　　　　プジョー９０５　　　ジャガーＸＪＲ　　　メルセデスＣ９



　
　　　プジョー・スポールの８０年代の活動は、ＷＲＣでした。

　　　グループＢカー、２０５Ｔ１６でタイトルを獲得し、

　　　パリ・ダカールも制覇しました。

　　　監督は、ジャン・トッドでした。

　　　

　　　グループＢが廃止と共に、、、

　　　ＷＲＣ、ダカールは、シトロエンにまかせて、

　　　世界耐久選手権へ兆戦しはじめました。

　　　もちろん、監督は、ジャン・トッド


　　
　　　９２年、９３年連続優勝し、

　　　９３年は１－２－３－フィニッシュしたわけですが、

　　　プジョー・タルボ・スポールは活動終了しました。

　　　

　　　ほんでもって、、、



　　　ジャン・トッドは、フェラーリに行きましたとさ。




　　　ミッドシップ４ＷＤ　プジョー２０５

　　　これのデザイナーが、９０５を設計！


　　　驚くのはここからで、


　　　トヨタのルマン兆戦カー、Ｔ０１０、Ｔ０２０

　　　これもデザインしたんだそうで、

　　　もっと驚くのは、

　　　トヨタＦ１テストカー、ＴＦ１０１もだそうだ。




　　　ついでに、


　　　２座席Ｆ１　と言われたジャガーＸＪＲ！


　　　なんと、設計したのは、ロス・ブラウン！



　　　彼もまたフェラーに行った・・・





　　　

ルマン・・・プジョー・・・①

　　　　　　　　　　　　ＰＥＵＧＥＯＴ　９０５



　　　　　



　　　　　アウディの６連覇　　の９勝目を阻止し、


　　　　　プジョー　１６年ぶり　１－２フィニッシュ！





　　　　　んじゃ、、、１６年前は？と言いますと、、、



　　　　　１９９３年、

　　　　　マシンは、グループＣカーの　　プジョー９０５　　

　　　　　Ｖ１０　　ＮＡ３．５リッター　（燃料制限なし）

　　　　　前年に続き、２年連続の優勝でした。

　　　　　しかも、１－２－３フィニッシュ！



　　　　　んでもって、、、おもしろいつながりがありました。



　　　　　今年の優勝ドライバー・・・デビット・ブラバム　　

　　　　　ブラバムと言ったら、、、

　　　　　やはり、お父上は、、、ジャック・ブラバム　御大！

　　　　　思った通りだったんですが、

　　　　　１６年前の優勝ドライバー・・・ジョフ・ブラバム

　　　　　なんと、兄上でした。



　　　　　兄弟でルマン制覇です。



　　　　　父上は、１９５９年、Ｆ１タイトル獲得してます。