私が週末に農作業をしている谷戸の田んぼの脇を流れる小川では、この時期は蛍が舞うのを見ることが出来ます。昨夜は農作業を終えて夕食をとって一風呂浴びた後、子供たちと一緒に蛍観察をしてきたのですが、ゲンジとヘイケの両方の蛍を見ることが出来ました。
蛍が現れる小川です。細々とした小さな流れですが、貴重な農業用水です。この水はどの程度きれいなものなのか、簡単な水質検査キットで調べてみました。
こちらが今回使用した小学校高学年向けの水質検査キット、芝田科学株式会社の「水のチェック隊シリーズ 川の水」です。
pHの計測結果です。7.5といったところ。ほとんど中性ですね。
CODの計測結果です。6mg/lぐらいでしょうか。
CODとはChemical Oxygen Demand(化学的酸素要求量)の略で、「水中にある物質(主に有機物)が酸化剤によって酸化や分解されるときに消費される酸素量のこと。(特定の物質を指すものではない。) CODの測定値(mg/l)が高い(5~10mg/l)と、生活排水や工場排水などの汚水が混入している可能性が高く、水中の酸素が不足して魚などが棲息できず、自然浄化作用も止まってしまう。」(http://www.gijyutu.com/ooki/kankyou/kensa/suishitsu.htm)のだそうです。ちょっと汚れていますね。
リン酸の計測結果です。0.5~1mg/lといったところ。河川下流レベルです。
亜硝酸の計測結果です。0.02mg/lといったところ。これは河川上流レベルです。
ちょっと清流とは言えない結果でしたが、蛍はある程度富栄養化した水でなければ住めないそうなので、水質はこんなものなのかもしれません。
計測方法はとても簡単でした。この検査キットはかなり昔に興味本位で購入したのですが、ずっと使わずにそのままになっていました。このため、実は今回の計測時には試薬の有効期限が切れており、結果は正確ではない可能性があります。
蛍が現れる小川です。細々とした小さな流れですが、貴重な農業用水です。この水はどの程度きれいなものなのか、簡単な水質検査キットで調べてみました。
こちらが今回使用した小学校高学年向けの水質検査キット、芝田科学株式会社の「水のチェック隊シリーズ 川の水」です。
pHの計測結果です。7.5といったところ。ほとんど中性ですね。
CODの計測結果です。6mg/lぐらいでしょうか。
CODとはChemical Oxygen Demand(化学的酸素要求量)の略で、「水中にある物質(主に有機物)が酸化剤によって酸化や分解されるときに消費される酸素量のこと。(特定の物質を指すものではない。) CODの測定値(mg/l)が高い(5~10mg/l)と、生活排水や工場排水などの汚水が混入している可能性が高く、水中の酸素が不足して魚などが棲息できず、自然浄化作用も止まってしまう。」(http://www.gijyutu.com/ooki/kankyou/kensa/suishitsu.htm)のだそうです。ちょっと汚れていますね。
リン酸の計測結果です。0.5~1mg/lといったところ。河川下流レベルです。
亜硝酸の計測結果です。0.02mg/lといったところ。これは河川上流レベルです。
ちょっと清流とは言えない結果でしたが、蛍はある程度富栄養化した水でなければ住めないそうなので、水質はこんなものなのかもしれません。
計測方法はとても簡単でした。この検査キットはかなり昔に興味本位で購入したのですが、ずっと使わずにそのままになっていました。このため、実は今回の計測時には試薬の有効期限が切れており、結果は正確ではない可能性があります。
水質も大切ですが10ヶ月も水中で成長するホタルにとって餌の多さが個体数を左右します。昼間お子さんと網を持って小川の中を観察すると面白いでしょう。カワニナやタニシが苦労しないで見つかればホタルにとって良い環境です。
カワニナは普通に良く見つかります。蛍にとってよい環境なんですね。