今週の「東洋経済」の特集は、「ホワイトカラーの没落」という、なんとも恐ろしげなものです。私もその一人ですが、思わず手に取ったホワイトカラーのサラリーマンの方も多いのではないでしょうか。
中身は、というと、あまり目新しい内容ではありません。コールセンターやコンピュータプログラム、事務処理などを、人件費の安い中国やインドの協力会社に委託する「オフショアリング」がアメリカで進展しており、日本も無縁ではない、あなたは若く優秀でコストの安い中国人やインド人との競争にさらされる、というのが話題の中心です。
「オフショアリング」は確かに日本でも進んでいる、というのは私も実感しています。先日パソコンが不調になった後輩が、製造元の米系メーカーのサービスセンターに電話したところ、出てきた相手は日本語で応対するものの、明らかに外国人の日本語であったそうです。その電話は大連あたりにつながったのでしょうね。
グローバル経済化が不可避である以上、その流れに抵抗するよりも、外国ではできないような付加価値の高い仕事のスキルを磨くよう、ホワイトカラーは環境変化への対応のための準備を早いうちに進めておいた方がよいのではないか、と感じざるを得ません。
中身は、というと、あまり目新しい内容ではありません。コールセンターやコンピュータプログラム、事務処理などを、人件費の安い中国やインドの協力会社に委託する「オフショアリング」がアメリカで進展しており、日本も無縁ではない、あなたは若く優秀でコストの安い中国人やインド人との競争にさらされる、というのが話題の中心です。
「オフショアリング」は確かに日本でも進んでいる、というのは私も実感しています。先日パソコンが不調になった後輩が、製造元の米系メーカーのサービスセンターに電話したところ、出てきた相手は日本語で応対するものの、明らかに外国人の日本語であったそうです。その電話は大連あたりにつながったのでしょうね。
グローバル経済化が不可避である以上、その流れに抵抗するよりも、外国ではできないような付加価値の高い仕事のスキルを磨くよう、ホワイトカラーは環境変化への対応のための準備を早いうちに進めておいた方がよいのではないか、と感じざるを得ません。
まさに中国に自社業務の一部、または大部分を委託し、日本には本社業務しか残さない企業が増えてきましたがこれでいいのでしょうかね。
中国という存在はいろいろと厄介ですね。しかし中国という巨大な国が急成長しているからこそ、日本にとってビジネスチャンスが拡大していることも事実です。立場によって中国についての捉え方は異なると思いますし、巨大なあの国についてすべての方を納得させるだけのコメントをする能力は、残念ながら今の私にはありません。
しかし、確実にいえることは、(1)我々は隣人を選べない(たとえ嫌いだろうと付き合わざるを得ない)、(2)「鉄のカーテン」が崩れ、情報技術が発展した現在、経済のグローバル化の進展を拒むことはできない、の2点は変えようがない、ということです。この2つの条件をプラスの方向に持っていくように、日本人と日本企業は努力し続けるしかないと思います。
ご両名のコメントに対するまともな返事にならず、すみません。