クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

羽生でしか味わえないソフトクリームは? -モア松屋-

2006年09月20日 | 羽生城跡・城下町巡り
清水卯三郎の生家跡(現入山商店)から北へ少し行ったところに「モア松屋」が所在しています(埼玉県羽生市中央4丁目)。
羽生北小学校のわずか南西にあり、
市内最古の歩道橋の架かる交差点のすぐそばです(画像参照)
「松屋」というと牛丼屋のイメージがありますが、
羽生在住もしくは出身の方には、
この「モア松屋」さんのソフトクリームを連想する方が多いのではないでしょうか。

「モア松屋」はアイス屋さんです。
季節限定(5月頃~9月頃?)の営業で、
寒い時期にはお店のドアは堅く閉ざされています。
具体的な統計ではなく印象だけで述べてしまうと、
羽生市内で「モア松屋」の知名度は9割を超えていると思います。
また、このお店のソフトクリームを嫌いだという方には、
いままで1度も会ったことがありません。
遠くから遊びに来た友人をここに連れていくと大変喜ばれますし、
子どもからお年寄りまで幅広い人気を得ています。

「モア松屋」は独自の手法を確立しているらしく(元牛乳屋)、
他店のソフトクリームと食べ比べてみても、その味の違いは歴然としています。
さっぱりとした甘味に、さっと口の中に広がるまろやかさ。
後味もしつこくありません。
アイス好きを自称するぼくは、
いままで色々なところでソフトクリームを食べてきましたが、
「モア松屋」と同じ味に巡り会ったことは、いままで1度もありません。
羽生でしか味わえないソフトクリームであることは、
ほぼ間違いないでしょう(個人的な統計)
ほかにも「アイスモナカ」「フロート」があり、
ソフトクリームとはひと味違う楽しみかたもできます。

前回は「うさぶろうまんじゅう」を販売する「まつのや」さんを紹介しました。
(記事「明治創業 和菓子屋「まつのや」(羽生市中央4丁目)」参照)
「モア松屋」と「まつのや」との距離は離れておらず、
すぐに両店の味を楽しむことができます。
羽生の史跡を巡る際には(史跡でなくてもいいのですが)、
両店に立ち寄って地元名物に舌鼓を打つと、より一層散策に彩りが出るでしょう。

ソフトクリーム230円
アイス最中100円
各種フロート400円

なお、「モア松屋」の南の植木の中に、
枝に隠れるように石碑が建っています。
心の琴線に引っ掛かる方は、ご覧になってみて下さい。
新たな発見があるかもしれません。

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