クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

慈光寺の“国宝”を見に行きませんか?

2015年11月17日 | お知らせ・イベント部屋
埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の「慈光寺 ―国宝 法華経一品経を守り伝える古刹―」を見に行っただろうか。
11月23日(月)まで開催されている。

副題のとおり、国宝の法華経をはじめ、
古刹ならではの資料が展示されている。
展示室入口には大きくていかにも古そうな仏像が出迎えてくれる。
本展示は以下のように構成されている。

第1章 由緒を伝える文化財
第2章 大般若経(安倍小水麻呂経)  
第3章 観音堂 坂東札所九番
第4章 守り伝えた人々
第5章 法華経一品経

慈光寺の法華経一品経は明治39年に指定され、
埼玉県内の国宝の中では最も早い。
展示の最後に保存に係る行政文書が展示されていたが、
宝物もさることながら、それを守ろうとした人々の仕事を見るのが個人的には好きだ。

埼玉県内に国宝は5件ある。
その内の1件が今回の展示で見ることができる。
この機会にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
(展示終了は平成27年11月23日まで)
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